オルミエント・ジェネリック（バリラップ）

オルミエント・ジェネリック（バリラップ）の商品詳細

商品名

バリラップ

内容量

1箱あたり14錠

成分量

2mg / 4mg

有効成分

バリシチニブ

効果・効能

関節リウマチ、円形脱毛症などの改善

形状・剤形

経口服用タイプの錠剤

対象性別

男女兼用

製薬会社

Lupin（ルピン）

バリラップは抗リウマチ薬として使われているオルミエントのジェネリック医薬品です。関節リウマチやアトピー性皮膚炎の治療薬として効果が証明されています。また、広範囲の円形脱毛症にも毛髪の再生効果があるということが発見されました。2021年には新型コロナウイルスの治療薬として認可を受けていますが、中等度以上患者に対してのみ使用可能です。

オルミエント・ジェネリック（バリラップ）の特徴

関節リウマチの薬として安全性が証明されています

• ジェネリック医薬品なので先発品のオルミエントより手頃な価格です
• リウマチのつらい痛みやこわばりが1週間目ごろから改善されます
• あきらめるしかなかった広範囲の円形脱毛症の改善効果があります

効果・効能

関節リウマチ

アトピー性皮膚炎

円形脱毛症

新型コロナウイルス感染症（重症患者）

バリラップはJAK阻害薬とよばれるカテゴリーの薬です。

JAKはヤヌスキナーゼの略であり、免疫細胞から分泌される低分子のタンパク質であるサイトカインが結合しても信号を内部に伝えず、細胞のはたらきを抑制します。

この働きにより関節リウマチの痛みや炎症、腫れなどを抑えるほか、関節の破壊を防いで機能を維持する効果もあります。

オルミエント・ジェネリック（バリラップ）について

バリラップはオルミエントのジェネリック医薬品です。

関節リウマチの薬として使用されていますが、有効成分のバリシチニブが同じく自己免疫疾患の円形脱毛症にも効果があることが分かりました。

免疫機能に関わる過剰な反応を抑制するはたらきがあり、脱毛の原因である免疫機能の過剰反応を抑えることにより脱毛を防ぎます。ただし、広範囲で重度の脱毛に適用となります。

製造・販売元のLupin（ルピン）はジェネリック医薬品のメーカーが数多く存在するインドのムンバイに本社があります。日本のほかアメリカやイギリスにも進出しており、グローバルな展開をしています。

ジェネリック医薬品の製造に関しては優れたコストカットにより、効果が高くFDAの認可を受けて安全性も保証された医薬品を提供する能力に長けている企業です。

アトピー性皮膚炎や新型コロナウイルスにも効果を発揮します

バリラップはアトピー性皮膚炎にも効果があります。ステロイドによる外用薬の治療では効果がないときに体の中から炎症を抑えて湿疹を改善します。

新型コロナウイルスにも効果があることが分かり、重症化リスクを防ぎ死亡率を減らすことが分かりました。酸素吸入が必要な肺炎を起こしている中等症以上の患者に用いられ、入院設備と医師の監督が必須となります。

オルミエント・ジェネリック（バリラップ）の服用方法

1回の用量

1錠または1/2錠（バリシチニブとして2mg）

服用のタイミング

食事に関係なく服用可能です

1日の服用回数

1回

1日1回1錠を水かぬるま湯とともに服用してください。

成人は最大4mgまで服用可能ですが、効果を実感できれば2mgに減量できます。

2ヶ月使用しても効果が見られない場合は使用を中止して医師に相談することをおすすめします。

服用時の注意

結核やB型肝炎の疑いのある方は、本剤の服用前に必ず検査を受けて感染していなことを確認してから服用してください。

腎臓の働きが悪いと副作用が強く出ることがあります。腎機能障害の程度によっては服用を避けるか減量する必要があります。飲み忘れた場合は気づいたらすぐ服用してください。

次の服用時間が近い場合はいつもの時間に1回分だけ服用して、決して2回分服用しないようにしてください。風邪の症状を含めて本剤を服用中に異常があらわれた場合は、すぐに医師の診察を受けてください。

オルミエント・ジェネリック（バリラップ）の副作用

主な副作用

• 鼻炎
• 咽頭炎
• インフルエンザ
• 単純ヘルペス
• 帯状疱疹
• 肺炎などの感染症
• 吐き気
• 肝機能異常など

バリラップは免疫力が低下するため感染症にかかりやすくなります。人混みへの外出はできるだけ避けてうがい、手洗い、マスクの着用を徹底してください。発熱や咳、倦怠感などの症状があらわれた場合はすぐに医師の診察を受けてください。

稀な副作用

• 重度の感染症
• 消化管穿孔
• 血液の異常
• 肝機能障害
• 間質性肺炎
• 静脈血栓症
• 肺塞栓症など

このような症状はごく稀なケースですが、少しでも異常を感じたら医師の診察を受けてください。

オルミエント・ジェネリック（バリラップ）の注意事項

慎重投与

次の人は、使用に注意する必要があります。

• 感染症または疑いのある方
• 結核や帯状疱疹の既往歴のある方
• B型肝炎の方またはB型肝炎の既往歴のある方
• 白血球などの血球が減少している方
• 間質性肺炎、がん、腸管憩室炎、腎臓病、肝臓病の方
• 静脈血栓塞栓症を起こしやすい方
• 高齢者
• 手術前後の方

服用してはいけない人

次の人は、この薬を使用することはできません。

• 新型コロナウイルス以外の重い感染症の方
• 結核、重度の腎臓病、赤血球と白血球が極端に減少している方
• 妊娠している方もしくは妊娠の可能性のある方
• 授乳中の方

併用注意

次の薬と合わせての使用には注意が必要です。

• プロベネシド
• 生ワクチンの予防接種

併用禁忌

次の薬と合わせての使用は避けてください。

• 併用禁忌薬は報告されていません

オルミエント・ジェネリック（バリラップ）の保管方法

・直射日光を避けて室温で保管してください。

冷蔵庫に保管する必要はありませんが、高温多湿の場所には保管しないでください。

・小さなお子様の手の届かない所に保管してください。

お子様が誤って服用することのないよう十分注意して保管してください。

参考サイト

このページの詳細は、下記サイトを参考にさせて頂いております。

薬ストアでは正確な情報提供を努めておりますが、情報の正確性および完全性を保証するものではございませんので、あらかじめご了承ください。

【医薬品情報サイト】

日本医薬情報センター
安全性および有効性を中心とした医薬品情報の提供を行う一般財団法人のサイトです。
医薬品に関する国内外の情報を迅速かつ公正に整理・分析し速やかに情報提供することによって、国民の健康や医療の向上に貢献しています。
サイト内には国内の医薬文献情報と医薬品添付文書情報がデータベースにまとめられており、添付文書や治験など各段階における医薬品情報が検索できます。

KEGG
日本医薬情報センター（JAPIC）から提供された医薬品の添付文書や、国内では販売されていないアメリカの医薬品の添付文書も確認できるサイトです。
薬の一般名や有効成分、会社名、JAPIC IDなど複数の項目から検索可能です。

【行政機関サイト】

厚生労働省
生活の保障や経済発展のため、国民の健康や子育て、社会福祉、介護、雇用・労働、年金に関する政策を所管している国の行政機関のサイトです。
医療保険制度の制定も担い、海外医薬品の輸入に関する規則や検査も行っています。

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