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ジェネリック医薬品とは

ジェネリック医薬品とは

最近テレビ等でジェネリック医薬品という言葉をよく耳にすると思います。
皆さんはジェネリック医薬品とは何のことか、どんな薬のことかご存知ですか?
私、サポート吉田はこのお仕事に就いて初めてジェネリック医薬品とは何なのかを知りました。
もしかすると私のように何となく聞いたことはあるけど、いまいちそれが何なのか分からないという方がいらっしゃるかもしれませんので、説明させて頂きたいと思います。

先発医薬品と後発医薬品(ジェネリック医薬品)

まず、薬には先発医薬品と後発医薬品の2種類が存在します。

【先発医薬品】
新たに開発された薬のことで、新薬とも呼ばれています。
例:バイアグラ、シアリス、ジスロマック等
【後発医薬品】
先発医薬品と同じ主成分で製造され同等の効果が認められた薬のことで、一般的にジェネリック医薬品と呼ばれています。
例:カマグラゴールド、タダライズ、アジー等

新たに先発医薬品を開発するには数百億円というとてつもない費用と、数年~十数年という長い開発期間が掛かります。
そのため先発医薬品の販売価格は高額になってしまいます。これは仕方のないことです。
これに比べてジェネリック医薬品(後発医薬品)は、圧倒的に安価で販売されています。
なぜでしょうか?

先発医薬品は開発と同時に成分・製造方法に関して特許を取得されますが、この特許期間が切れると同じ主成分の薬を製造できるようになります。
当然、同じ主成分で製造するわけですから新たに研究開発する必要はありません。製造にかかるコストは圧倒的に安価となり、販売価格も先発医薬品と比較するとかなり安くなるというわけです。
我々庶民からすると同じ効果の薬を安く買えるのは非常にありがたいことです。

ジェネリック医薬品のシェア

世界的に見るとアメリカ・ドイツ・イギリスなど欧米の先進国ではジェネリック医薬品が普及しており、シェア率でみると先発医薬品が30~40%に対し、ジェネリック医薬品は60~70%と大半を占めています。

ジェネリック医薬品のシェア図

しかし日本においては、たったの20%前後と言うのが現状です。
これは「ジェネリック医薬品」というものが最近になって知られ始めてきたこともそうですが、心のどこかで「値段が高い方が効果も高いのでは?」と誤解しているのが原因ではないでしょうか。
上述の通り先発医薬品もジェネリック医薬品も同等の効果ですので、「誤解している=損をしている」と言っても過言ではありません。

ジェネリック医薬品を知ってからというもの、変なブランド志向を捨てることが賢いやり方なのではと思う今日この頃です。