- 到着目安
- 約2~4週間
- 発送国の天候や発送国業者のお休みの関係で、お届けが遅くなる場合があります。
- 離島・遠隔地等一部地域につきましては、お届けが遅くなる場合があります。
【ご注文10,000円以上で送料無料】
ビブラマイシンについて
- 優れた抗菌作用をもつ細菌感染症治療薬。クラミジアや淋病などに効果的
-
- 幅広い抗菌作用があり、細菌による感染症に高い効果を発揮します
- 細菌のタンパク質の合成を阻害し、細菌の増殖を抑制します
- 体内への吸収率が高く、服用後も効果が長時間継続します
ビブラマイシンの有効成分
- ドキシサイクリン
ビブラマイシンの適応症
- クラミジアや淋病などの性感染症
- ニキビや表在性皮膚感染症
ビブラマイシンは性感染症を含む様々な感染症に対して効果のある抗生物質で、細菌によって起こる感染症を治療します。クラミジアや淋病など性感染症のほか、皮膚の細菌感染で起こるニキビの治療にも用いられています。世界最大手であるアメリカのファイザー社で開発され、日本国内では1969年に承認されました。1976年の販売開始から現在に至るまで長期に渡って使用されています。服用後の効果継続時間が長く、感染症の原因となる細菌に対してしっかり作用し、感染症を治療します。
ビブラマイシンの特徴
ビブラマイシンは細菌による感染症を治療する薬です。感染症は病原となる微生物が体内に入り、悪さをすることで引き起こされる病気で、症状も腫れや膿み、発熱、痛みなど様々です。病原となる微生物には細菌やウィルス、真菌(カビ)などがあり、ビブラマイシンは細菌が原因で起こる感染症に対して高い効果が認められています。
有効成分「ドキシサイクリン」は細菌のタンパク質の合成を阻止して、細菌が増えるのを防ぎます。感染症の原因となる細菌に効く薬(抗生物質)にはペニシリン系、セフェム系など、いくつか系統があり、ビブラマイシンの有効成分「ドキシサイクリン」は「テトラサイクリン系」に属します。テトラサイクリン系の抗生物質は幅広い種類の細菌に対応するという特徴があります。
日本で最も多い性感染症はクラミジアであると言われています。クラミジアは放置すると不妊症になる可能性もあるので早期に治療にとりかかるのが望ましいです。ビブラマイシンはその強い抗菌効果で細菌の増殖を防ぎ、クラミジアの治療に有効に作用します。
日本で最多の性感染症「クラミジア」に対して高い効果を発揮します。
ビブラマイシンは様々な細菌に対して効果のある抗生物質で、炭疽やブルセラ症、Q熱など、特殊な感染症に対しても効果があります。身近なところではニキビの治療にも用いられています。また、性感染症のクラミジアの治療にも使用され、高い効果が認められています。
クラミジアはクラミジア・トラコマチスというクラミジア細菌の一種が引き起こす感染症です。感染すると男性の場合は尿道に炎症が起こり、排尿の際に痛みを感じたり、男性器自体に痛みや痒みを感じます。また女性の場合も性器周辺に痒みや痛みを感じたり、おりものの量が増えます。
症状に気づかない場合も多く、知らぬ間に進行し、子宮頸管炎や子宮内膜症、卵管炎などの病気を発症する可能性もあります。男女ともに放置すると不妊につながる恐れもあるので、できるだけ早期に治療することが望まれます。
国内における臨床試験で、ビブラマイシンはクラミジア・トラコマチスによる尿道炎に対して有効率が97,8%であったという臨床結果がでています。また、クラミジア・トラコマチスによる子宮頸管炎に対する有効率も90%という結果が出ており、ビブラマイシンがクラミジア細菌に強い効果があることが分かります。なかなか人には相談しづらい性感染症ですが、ビブラマイシンは優れた抗菌作用で細菌の増殖を防いで感染症治療のお手伝いをします。
速やかに体内に吸収され、効果が長時間継続します。
ビブラマイシンの有効成分ドキシサイクリンは体内への吸収率が高く、また個人差はありますが、最高血中濃度に達する時間も服用後約2時間から4時間ととても速いです。有効血中濃度を長時間維持し、血中濃度が半減するまで11時間から13時間もかかります。そのため体内で長時間効果が継続します。
他のテトラサイクリン系の抗生物質なら1日数回の投与が必要でも、ビブラマイシンなら1日1回で同じ効果が得られます。
また食事と共に服用した場合、最高血中濃度に達するまでの時間が若干長くなりますが、吸収が妨げられることはありません。ですので、食事の影響を気にすることなく服用できます。薬によっては食後の服用がダメなものがありますが、ビブラマイシンは食事の影響を受けませんので、タイミングを気にせず服用することができます。
ビブラマイシンの効果
- 効果・効能
- クラミジアや淋病などの性感染症
- ニキビや表在性の皮膚感染症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染
- 咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎
- 感染症腸炎、子宮内感染
- 角膜炎、副鼻腔炎、中耳炎など
- 炭疽やブルセラ症、Q熱、ペスト、オウム病など
ビブラマイシンは細菌感染症に効果のある抗生物質です。治療対象となる感染症の種類は幅広く、炭疽やブルセラ症などの特殊な細菌感染症や角膜炎や副鼻腔炎、中耳炎などのほか、ニキビの治療や性感染症の治療にも使用され、高い効果を発揮しています。
日本で1番多い性感染症とされるクラミジアへの効果も高く、優れた抗菌作用で治療します。体内への吸収率が高く、効果継続時間も長いためしっかりと体内で作用し、感染症の元となる細菌の増殖を抑えます。
ビブラマイシンの服用方法
- 1回の用量
- 1錠または2錠(ドキシサイクリンとして100mg)
- 1日の服用回数
- 1回
成人が初めて服用する場合は、1日量200 mgを1回か2回に分けて、水またはぬるま湯で服用してください。2日目以降は1日1回100 mgを服用してください。症状の度合いによって適宜増減することは可能ですが、増量させる場合は自己の判断で増量せず、医師又は薬剤師に相談するようにしてください。
服用時の注意
ビブラマイシンは併用に注意を要する薬がいくつかあります。主なものは抗凝血剤、尿素系血糖降下薬、経口避妊薬などが挙げられます。
また、カルシウムやマグネシウム、鉄分と併用すると、有効性を得られない可能性があります。常用中のお薬がある方やサプリメントなどを常用している方は、飲み合わせが悪い場合がありますので、服用前に医師又は薬剤師にご相談ください。
妊娠中の方が服用すると胎児に悪影響がある場合があります。一過性の骨発育不全や歯のエナメル質形成不全などが報告されていますので、妊娠中または妊娠の可能性がある方は服用前に必ず医師にご相談ください。
クラミジア感染症の場合は服用期間を原則2週間とし、様子を見てください。症状が治らない場合、服用期間が2週間以上になることもあります。
ビブラマイシンの有効成分について
有効成分「ドキシサイクリン」は細菌の増殖を阻止します。
ビブラマイシンの有効成分「ドキシサイクリン」は、全身の様々な細菌感染症に対して有効に作用します。ドキシサイクリンは細菌のタンパク質の合成を阻み、細胞が増殖するのを防ぎます。
細菌は生命維持や増殖のためにタンパク質を合成しなければなりませんが、ドキシサイクリンはその合成を妨げます。ドキシサイクリンを含むテトラサイクリン系の抗生物質は静菌的抗菌薬に分類され、静菌作用で細菌が増えるのを防ぎます。
また、ペニシリン系やセフェム系の抗生物質と異なり、マイコプラズマやクラミジア、リケッチアにも有効であるという特徴があります。
ビブラマイシンの副作用
- 主な副作用
- 食欲不振
- 嘔吐
- 腹痛
- 下痢
- 口内炎
- 発疹など
上記のような副作用の症状があらわれる場合があります。この場合は服用量を減らすか服用を中止するなど適切な処置を行なってください。普段にない異常を体に感じた場合は速やかに医師にご相談ください。
- 稀な副作用
- 舌炎
- 肝炎
- 肝機能障害
- 黄疸
- アナフィラキシー
- 中毒性表皮壊死融解症
- 薬剤性過敏症症候群
- 剥奪性皮膚炎
- 皮膚粘膜眼症候群
- 偽膜性大腸炎など
ごく稀に、上記のような重大な副作用があらわれる場合があります。中にはアナフィラキシーのように命に関わるものがありますので、重篤な病気を疑うような初期症状が出たり、体の異常を感じた場合は直ちに服用を中止して、医師にご相談ください。
ビブラマイシンの注意事項
- 慎重投与
-
次の人は、服用に注意する必要があります。
- 妊婦または妊娠の可能性がある人
- 肝機能障害のある人
- 食道通過障害のある人
- 小児
- 高齢者
- 服用してはいけない人
-
次の人は、この薬を使用することはできません。
- ドキシサイクリンまたはテトラサイクリン系抗生物質に対してアレルギー反応を起こしたことのある人
- 授乳中の人
- 併用禁忌薬
-
次の薬と合わせての使用は避けてください。
- アミノレブリン酸塩酸塩
- ・直射日光を避けて室温で保管してください。
- 冷蔵庫に保管する必要はありませんが、高温多湿の場所には保管しないでください。
- ・小さなお子様の手の届かない所に保管してください。
- お子様が誤って服用することのないよう十分注意して保管してください。
参考サイト
このページの詳細は、下記サイトを参考にさせて頂いております。
薬ストアでは正確な情報提供を努めておりますが、情報の正確性および完全性を保証するものではございませんので、あらかじめご了承ください。
- 【医薬品情報サイト】
-
日本医薬情報センター
安全性および有効性を中心とした医薬品情報の提供を行う一般財団法人のサイトです。
医薬品に関する国内外の情報を迅速かつ公正に整理・分析し速やかに情報提供することによって、国民の健康や医療の向上に貢献しています。
サイト内には国内の医薬文献情報と医薬品添付文書情報がデータベースにまとめられており、添付文書や治験など各段階における医薬品情報が検索できます。 -
KEGG
日本医薬情報センター(JAPIC)から提供された医薬品の添付文書や、国内では販売されていないアメリカの医薬品の添付文書も確認できるサイトです。
薬の一般名や有効成分、会社名、JAPIC IDなど複数の項目から検索可能です。 - 【行政機関サイト】
-
厚生労働省
生活の保障や経済発展のため、国民の健康や子育て、社会福祉、介護、雇用・労働、年金に関する政策を所管している国の行政機関のサイトです。
医療保険制度の制定も担い、海外医薬品の輸入に関する規則や検査も行っています。
医薬品等の通販・個人輸入について
医薬品等の個人輸入については、日本の薬機法(旧薬事法)により規制があります。
一般の個人が自分で使用するための購入のみ認められており、「代理で通販購入する」「購入後に第三者への譲渡する」などの行為は禁じられています。
ご注文者ご本人が、個人で使用する分を購入可能数量の範囲内でご注文ください。
- 医薬品等の個人輸入について詳しくはこちら
- 厚生労働省-医薬品等の個人輸入について