クリンダマイシンゲル

クリンダマイシンゲルの商品詳細

商品名

クリンダマイシンゲル

内容量

1箱あたり 15gと20g

成分量

1%

有効成分

クリンダマイシンリン酸リステル

効果・効能

ニキビの改善

形状・剤形

軟膏、クリームタイプ

対象性別

男女兼用

製薬会社

ガルデルマ

ニキビに関与するアクネ菌などにたいして抗菌作用を示す塗り薬、ダラシンTゲルのジェネリック医薬品として開発されたのが「クリンダマイシンゲル」です。ジェネリック医薬品は、厚生労働省の認可を得て製造販売される、新薬と同じ有効成分を含む医薬品のことです。
クリンダマイシンゲルは、ニキビを悪化させるアクネ菌やブドウ球菌を殺菌、除去することで腫れや炎症を改善しニキビを治療する、ゲル状の塗り薬です。通常、化膿性炎症を伴うざ瘡、いわゆる“赤ニキビ”の治療に用いられます。

クリンダマイシンゲルの特徴

アクネ菌に有効！ニキビを治療する塗り薬

• ニキビの原因となるアクネ菌などに対して抗菌作用を発揮します
• 化膿性の炎症を伴っているざ瘡、いわゆる“赤ニキビ”に有効です
• 1日2回、洗顔後に塗布するだけなので使いやすいお薬です

効果・効能

尋常性ざ瘡(ニキビ)

軽度から中度の赤ニキビに対して有効です。

ニキビの原因となるアクネ菌などを殺菌、抗菌することで患部の腫れや炎症を鎮めます。

クリンダマイシンゲルについて

有効成分「クリンダマイシンリン酸リステル」を含む治療薬は、ニキビの治療において非常に多く用いられている点が特徴です。臨床試験では、アクネ菌に対して優れた抗菌力を示すことが証明されています。炎症を有する尋常性ざ瘡(ニキビ)のある方に4週間塗布を続けたところ、有効率は75％以上という結果も得られています。副作用が少なく、一日2回洗顔後に塗布するだけなので生活に取り入れやすい点もポイントとなっています。

特に“赤ニキビ”に効果を発揮します

ニキビは主にホルモンバランスの変化によって皮脂が過剰分泌されたり、古い角質により毛穴がふさがれたりすることで細菌が増殖し、発生します。クリンダマイシンゲルは、ニキビの悪化につながるアクネ菌やブドウ球菌の増殖を抑え、炎症を鎮める作用が期待できます。

赤みや腫れを改善させる効果から、炎症を起こしているニキビ、いわゆる“赤ニキビ”に特に有効とされています。クリンダマイシンゲルは主に軽度から中等度の化膿性炎症を伴うざ瘡(赤ニキビ)の治療に用いられており、結節や嚢腫を伴うような重症例では内用抗生物質と併用することもあります。

1日2回、洗顔後に塗布するだけなので使いやすいお薬です

使用の際は洗顔後、清潔な皮膚に局所的に塗布することがポイントです。まずは石鹸等でよく洗顔し皮膚の汚れを落としてから、化粧水、保湿ケアなどがあれば先に塗布しましょう。その後、少し時間をおき皮膚になじませ、最後にクリンダマイシンゲルをニキビのある患部に局所的に塗布します。ゲルは半固形状の塗り薬で、さほどべたつかずしっとりとした使用感があります。

化粧水などの前にクリンダマイシンゲルを塗ってしまうと、患部以外の場所にも拡がってしまう可能性があるため必ず最後に塗布するようにしましょう。朝の目覚め後、夜の入浴後など生活の中に組み込んで使用することがおすすめです。
また、クリンダマイシンゲル以外にも別の塗り薬が処方されている際には、より広範囲に塗るものから塗布するのが一般的です。

クリンダマイシンリン酸リステル

有効成分「クリンダマイシンリン酸リステル」は、細菌のタンパク質合成を阻害することにより殺菌作用を示すリンコマイシン系の抗生物質です。細菌の生命維持や増殖にはタンパク質の合成が必須であり、それはリボソームという器官で行われます。クリンダマイシンリン酸リステルは、細菌のリボソーム50Sサブユニットに作用し、ペプチド転移酵素反応を阻害することにより、タンパク質合成阻害作用をあらわします。

クリンダマイシンゲルの使い方

1回の用量

適量

1日の服用回数

２回

使用のタイミング

洗顔

洗顔後、1日2回適量を患部に局所的に塗布します。皮膚のみに使用し、眼あるいは眼周辺および粘膜には使用しないようご注意ください。

4週間使用しても効果を感じられない場合は使用を中断することとなっています。

副作用について

クリンダマイシンゲルは副作用の少ないお薬ですが、稀に皮膚症状として痒み、つっぱり感、刺激感、発赤、蕁麻疹などがあらわれる場合があります。また非常に稀ですが肝機能症状として、総ビリルビンの上昇などの数値異常があらわれる可能性があります。

気になる症状がある場合には使用を中断し、医師や薬剤師に相談しましょう。

クリンダマイシンゲルの副作用

主な副作用

肌のつっぱり感

かゆみ

発赤

蕁麻疹など

稀な副作用

現在報告されておりません。

クリンダマイシンゲルの注意事項

服用してはいけない人

次の人は、この薬を使用することはできません。

• クリンダマイシンまたはリンコマイシン系抗生物質に対して過敏症の既往歴のある方

併用禁忌薬

• 現在報告されておりません。

クリンダマイシンゲルの保管方法

・直射日光を避けて室温で保管してください。

冷蔵庫に保管する必要はありませんが、高温多湿の場所には保管しないでください。

・小さなお子様の手の届かない所に保管してください。

お子様が誤って服用することのないよう十分注意して保管してください。

参考サイト

このページの詳細は、下記サイトを参考にさせて頂いております。

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【医薬品情報サイト】

日本医薬情報センター
安全性および有効性を中心とした医薬品情報の提供を行う一般財団法人のサイトです。
医薬品に関する国内外の情報を迅速かつ公正に整理・分析し速やかに情報提供することによって、国民の健康や医療の向上に貢献しています。
サイト内には国内の医薬文献情報と医薬品添付文書情報がデータベースにまとめられており、添付文書や治験など各段階における医薬品情報が検索できます。

KEGG
日本医薬情報センター（JAPIC）から提供された医薬品の添付文書や、国内では販売されていないアメリカの医薬品の添付文書も確認できるサイトです。
薬の一般名や有効成分、会社名、JAPIC IDなど複数の項目から検索可能です。

【行政機関サイト】

厚生労働省
生活の保障や経済発展のため、国民の健康や子育て、社会福祉、介護、雇用・労働、年金に関する政策を所管している国の行政機関のサイトです。
医療保険制度の制定も担い、海外医薬品の輸入に関する規則や検査も行っています。

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