レチノAクリーム

レチノAクリームの商品詳細

商品名

レチノAクリーム

内容量

1本あたり20g

成分量

0.025% / 0.05%

有効成分

トレチノイン

効果・効能

シミ・シワ・ニキビ跡の改善

形状・剤形

軟膏、クリームタイプ

対象性別

男女兼用

製薬会社

ジョンソン・エンド・ジョンソン社（Johnson & Johnson）

レチノAクリームは有効成分にトレチノインを配合したシミ・シワ・ニキビ跡の改善するための美容クリームです。肌の細胞は通常4週間で生まれ変わり、これをターンオーバーといいます。加齢等によりこのターンオーバーが乱れてしまうとシミやシワの原因となってしまいますが、トレチノインはこのターンオーバーを正常に戻す効果があります。古い細胞を排出し、新しい細胞を生み出すことによりシミやシワ、ニキビ跡の改善することができます。
レチノAクリームはアメリカにある化粧品会社であるジョンソン・エンド・ジョンソン社が製造・販売を行っています。

レチノAクリームの特徴

気になる部分に塗布することでシミ・シワ・ニキビ等肌のトラブルを解決します

• 肌のターンオーバーを促進することでシミ・シワを改善します
• シミ対策にはハイドロキノンと併用するとさらに効果的です
• ピーリング効果や皮脂の分泌を抑えニキビの治療効果もあります

効果・効能

シミ・シワ・ニキビ跡を改善することができます

レチノAクリームは肌のターンオーバーを高める効果があります。急激な代謝によって余分な角質が剥がされ、皮脂の毛穴つまりが解消されます。レチノAクリームには皮脂の分泌を抑制する効果もあるため、ニキビの発生を予防する働きがあります。

レチノAクリームの代謝促進効果は塗布の数週間から聞き始め、およそ2~3週間からニキビの改善を実感できます。

レチノAクリームについて

レチノAクリームの有効成分であるトレチノインは1960年代から医療の現場で活躍し続けているにニキビ治療の代表的な成分です。トレチノインはビタミとンAの1つであるレチノールの誘導体(レチノールに別の化合物が結合したもの)で、ビタミンAの50~100倍の生理活性を有しており、アメリカではシミやシワ、ニキビの治療薬として多くの人に皮膚の若返り薬として使用されています。

レチノAクリームにはトレチノインの配合量が0.025%と０.05%の2種類があり、症状により選択することができます。

臨床試験により効果が証明されています

トレチノインには角質をはがす、皮膚の再生を促す、皮脂の分泌を抑える、真皮でコラーゲンの分泌を高めて皮膚の張り・小じわの改善をもたらす、表皮でヒアルロン酸などの分泌を高め皮膚のみずみずしさを保つ等の作用があります。

これらのトレチノインの効果は臨床試験によって実証されています。トレチノイン配合クリームとプラセボ(成分を含まない偽薬)を使って、12週間の治療によるニキビ減少率を比較する臨床試験が行われました。この結果からトレチノインの有効性が示されました。また、臨床試験において顔の細かいシワの減少も確認されました。レチノAクリームによるシワの改善は、3ヵ月間の長期的な使用によって効果を発揮します。6ヵ月にまで期間を延長することにより、肌に必要なコラーゲンの生産が増加して、さらに効果が高まることがわかっています。

ハイドロキノンとの併用でより効果的なシミ対策となります

肌のシミを改善させる場合、トレチノインだけでなくハイドロキノンを併用することでより効果を実感することができます。ハイドロキノンはメラニン色素を合成する酵素であるチロシナーゼの働きを弱め、メラニン色素を作り出すメラノサイトの数を減少させる効果によりシミの原因であるメラニン色素を減少させることができます。

トレチノインでメラニン色素を外へ排出し、ハイドロキノンで新たなメラニン色素が作られるのを防止することで、より効果的にシミ対策なります。

これらのトレチノインとハイドロシノンを併用することによるこれらの効果は臨床試験で検証が行われており、対象となった228名の患者のうち76%がシミ・肝斑の治療に成功しとことでその有効性が証明されています。

トレチノインが皮膚の再生を促す

レチノAクリームの有効成分であるトレチノインは肌のターンオーバーを活発にする作用があります。その半面、肌の乾燥、ヒリヒリした刺激、赤みなど大半が軽度な症状です。これらはレチノAクリームの働きによって毛穴の角栓が取り除かれる過程で起こります、使用開始から2週間以内に見られますが、一般的には使用を継続していく過程で和らいでいきます。

レチノAクリームの使用方法

1回の用量

適量

1日の使用回数

1回まで

使用のタイミング

就寝前の洗顔後

薬の効き目が弱くなったと感じたら使用回数を減らしてください

就寝前に洗顔を行い、水滴を十分に拭き取ってからレチノAクリームを適量とり、お患部に薄く塗ってください。長期の使用をした場合、レチノAクリームに耐性がついて効き目が弱くなることがあります。しばらく使っていて効かなくなったと感じたら塗布回数を減らしてみてください。

レチノAクリームの副作用

主な副作用

• 赤み
• 紅斑
• ほてり
• ヒリヒリ感
• 吐き気
• 頭痛
• 皮がむけるなど

稀な副作用

• 色素沈着

レチノAクリームの注意事項

慎重投与

次の人は、服用に注意する必要があります。

• 授乳中の方
• アトピー性皮膚炎の方
• 敏感肌の方

服用してはいけない人

次の人は、この薬を使用することはできません。

• 本剤の有効成分に対し過敏症のある方
• アトピーの方
• アレルギー体質の方
• 妊娠中の方、妊娠希望の方

併用注意

• 特に報告されていません。

レチノAクリームの保管方法

・直射日光を避けて室温で保管してください。

冷蔵庫に保管する必要はありませんが、高温多湿の場所には保管しないでください。

・小さなお子様の手の届かない所に保管してください。

お子様が誤って服用することのないよう十分注意して保管してください。

参考サイト

このページの詳細は、下記サイトを参考にさせて頂いております。

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【医薬品情報サイト】

日本医薬情報センター
安全性および有効性を中心とした医薬品情報の提供を行う一般財団法人のサイトです。
医薬品に関する国内外の情報を迅速かつ公正に整理・分析し速やかに情報提供することによって、国民の健康や医療の向上に貢献しています。
サイト内には国内の医薬文献情報と医薬品添付文書情報がデータベースにまとめられており、添付文書や治験など各段階における医薬品情報が検索できます。

KEGG
日本医薬情報センター（JAPIC）から提供された医薬品の添付文書や、国内では販売されていないアメリカの医薬品の添付文書も確認できるサイトです。
薬の一般名や有効成分、会社名、JAPIC IDなど複数の項目から検索可能です。

【行政機関サイト】

厚生労働省
生活の保障や経済発展のため、国民の健康や子育て、社会福祉、介護、雇用・労働、年金に関する政策を所管している国の行政機関のサイトです。
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