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トランサミンについて
- 肝斑に対する改善効果は実証済み!トラネキサム酸を配合した抗プラスミン剤
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- 抗炎症作用によりメラノサイトへの刺激を抑え、肝斑を改善します
- 日本の化粧品メーカーにより肝斑に対しての有用性が実証されている成分です
- 国内製品と比較して1錠あたりの有効成分濃度が高いのも特徴です
トランサミンは有効成分にトラネキサム酸を配合した服用タイプの美白剤です。トラネキサム酸はシミの原因となるメラニン色素の生成を抑える作用があり、この効果により美白効果が期待できます。トラネキサム酸は炎症やアレルギーを抑える効果があるため、もともとは発疹や蕁麻疹の治療や止血剤として使用されていましたが、その後の研究で、メラニン色素を抑える効果が発見されたため、2002年に厚生労働省から美白効果のある成分として認められました。
トランサミンの特徴
トランサミンの一番の特徴は、1錠あたりに含まれる有効成分の濃度の高さです。トランサミンは、その名が示す通り1錠で500mgの有効成分・トラネキサム酸が配合されています。これは日本国内で販売されている肝斑治療用の薬用化粧品と同一です。
トラネキサム酸の有用性については、2006年に日本の大手化粧品メーカーがその効果を検証しています。3ヶ月の服用後にシミの濃さ及び大きさを肉眼と写真で比較したところ、シミの濃さについては89%、シミの大きさについては50%に改善が見られたと報告されています。
トランサミンには、肝斑の改善に関して確かな効果が実証されたトラネキサム酸が豊富に配合されており、国内製品に比べて服用するカプセル数も少なく済みます。できるだけ手間をかけずに簡単に肝斑治療を始めたいという方にも非常におすすめです。
メラニンの過剰な生成を抑え、肝斑を改善します
トランサミンの有効成分であるトラネキサム酸は、2002年に医薬部外品美白有効成分として承認された成分です。
元々、トラネキサム酸は1960年代に日本国内で開発された抗プラスミン剤でした。当初は異常出血や出血傾向のある疾患や、咽頭痛や口内炎といった症状に対する適応で処方されていた医薬品です。1979年に肝斑に対しての有用性が報告された後、現在は主に肝斑の改善効果を目的として薬用化粧品(医薬部外品)に配合されています。
肝斑とは、顔の中心を軸として左右対称にできる色素異常症の一つで、日本人をはじめアジア人の皮膚にできやすいと言われています。肌が紫外線などのダメージを受けると活性酸素が発生し、様々な情報伝達物質をメラニン生成細胞(メラノサイト)へと送ります。これらの情報伝達物質がメラノサイトの受容体と結合することでメラノサイトがメラニンの生成をはじめ、これが肝斑となって現れるのです。
トラネキサム酸は、メラノサイトに作用する情報伝達物質や炎症性サイトカイン(ホルモン様の生理活性物質)を活性化及び産生促進するプラスミンの生成を抑制します。この働きによってメラノサイトへの刺激が抑えられ、ユーメラニン(黒色メラニン)の合成が抑えられます。
湿疹や風邪に伴う咽頭痛など身近な症状にもお使いいただけます
トランサミンは肝斑を改善する美白効果以外に、じんましんをはじめとするアレルギー症状の緩和効果や出血傾向のある疾患及び術中・術後における抗出血効果も持っています。トランサミンの有効成分であるトラネキサム酸が、炎症や出血に関わるプラスミンというタンパク質分解酵素の生成を抑制するためです。
この抗アレルギー、抗炎症作用により、じんましんや風邪の引き初めに起こる喉の痛みの緩和のためにも服用することが可能です。ただし炎症を引き起こすプラスミンは、ヒスタミンやプロスタグランジンといった発痛物質を連鎖的に誘発します。そのため、咽頭痛でトランサミンを服用する際は、痛みがひどくなる前にできるだけ早く服用するとより効果的に痛みを緩和することができます。
また併用禁忌薬については注意が必要です。トランサミンの併用禁忌薬として、別の止血作用を持つトロンビンが挙げられます。トランサミンとトロンビンを併用することによって血栓ができやすくなり、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まる恐れがあるためです。トランサミンを服用中は、別の疾患の診察目的で医療機関を受診する場合や、歯科を受診する場合においても必ず申告するようにしましょう。
トランサミンの効果
- 効果・効能
- 肝斑の改善、出血傾向のある疾患における止血、手術中・術後における止血、じんましんや湿疹の緩和、咽頭痛や口内炎の改善、眼の充血の緩和など
トランサミンの効能・効果は、大きく3つに分けられます。これら3つの効果は、全てタンパク質分解酵素の一種であるプラスミンの作用を阻害することによるものです。
トランサミンの効果の一つ目が、抗出血効果です。再生不良性貧血や白血病など出血傾向が見られる疾患において止血剤として使用されたり、手術中及び術後における止血剤としても広く使用されたりしています。
二つ目は抗アレルギー効果です。じんましんや湿疹に伴う紅斑、腫脹、そう痒などの症状を和らげる効果があります。
三つめは抗炎症効果です。トランサミンによってプラスミンの作用が阻害されると、炎症の原因となるキニンなどの起炎物質の遊離が抑制され、炎症が抑えられます。紫外線ダメージによる過剰なメラニン生成を抑えて肝斑を改善する効果も、この抗炎症効果にあたります。
トランサミンの服用方法
- 1回の用量
- 1/2~1錠(トラネキサム酸として250~500mg)
- 服用するタイミング
- 空腹時を避け毎日同じ時間
- 1日の服用回数
- 3~4回
- 服用する間隔
- 6~8時間
服用するタイミングについて
トランサミンは、成人の場合1日750~2000mgを3~4回に分けて服用してください。用量については、年齢や適応する症状に応じて増減することが可能です。トランサミンの有効成分であるトラネキサム酸の用量上限についても、医師から処方された医療用医薬品としてであれば1日最大2000mgまで、一般用医薬品としてであれば1日最大750mgとされています。シミや肝斑の治療目的で服用する場合は、用量上限750mgとして服用すると良いでしょう。トランサミンは、有効成分の摂取量と効果が比例するものではありません。用法・用量は必ず守るようにしてください。
また頻度としては高くありませんが、吐き気や胸やけなどの副作用症状が出る場合があります。そのため服用に際しては食前・食後は問いませんが、なるべく空腹時を避けて同じ服用間隔をあけることをおすすめします。万一服用後2時間以内に嘔吐により薬剤を吐き出してしまった場合は、再度服用し直すことができます。
トランサミンの有効成分について
抗プラスミン作用により、抗炎症、抗出血、抗アレルギー効果があります
トランサミンの有効成分であるトラネキサム酸は、分類上抗プラスミン剤と呼ばれます。このプラスミンとは繊維素溶解系という分類に属し、フィブリンやフィブリノゲンといった繊維状タンパク質を分解する酵素(プロテアーゼ)の一種です。プラスミンは血液凝固に関わるフィブリンを溶解するだけでなく、様々な炎症性物質の活性化や産生促進、伝達にも関わっています。
トラネキサム酸は、これらプラスミンの生成を抑える働きを持っています。つまり、出血や炎症の原因となるプラスミンを抑制することで、出血を止め炎症を抑えることができるのです。
トランサミンの副作用
- 主な副作用
- 食欲不振、胸やけ、吐き気、下痢、発疹、眠気、そう痒感など
胸やけや吐き気など比較的軽微な副作用症状が現れた場合は、一旦トランサミンの服用を中止して医師か薬剤師にご相談ください。
- 稀な副作用
- けいれんなど
人工透析患者において、稀にけいれんの副作用症状が現れることがあります。服用中は経過を慎重に観察した上で、何らかの異常が見られた際はただちに服用を中止し、医療機関において適切な処置を行うようにしてください。
トランサミンの注意事項
- 慎重投与
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- 血栓のある人(脳血栓、心筋梗塞、血栓性静脈炎など)及び血栓症が現れる恐れのある人
- 消費性凝固障害のある人
- 術後の臥床状態にある人及び圧迫止血の処置を受けている人
- 腎不全の人
- へモコアグラーゼを投与中の人
- バトロキソビンを投与中の人
- 凝固因子製剤(エプタコグアルファなど)を投与中の人
- 65歳以上の高齢者
- 妊娠中または授乳中の人
- ホルモン剤を服用中の人
- 服用してはいけない人
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- トラネキサム酸に過敏症の既往歴がある人
- トロンビンを服用中の人
- 服用してはいけない人
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- トロンビン
- ・直射日光を避けて室温で保管してください。
- 冷蔵庫に保管する必要はありませんが、高温多湿の場所には保管しないでください。
- ・小さなお子様の手の届かない所に保管してください。
- お子様が誤って服用することのないよう十分注意して保管してください。
参考サイト
このページの詳細は、下記サイトを参考にさせて頂いております。
薬ストアでは正確な情報提供を努めておりますが、情報の正確性および完全性を保証するものではございませんので、あらかじめご了承ください。
- 【医薬品情報サイト】
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日本医薬情報センター
安全性および有効性を中心とした医薬品情報の提供を行う一般財団法人のサイトです。
医薬品に関する国内外の情報を迅速かつ公正に整理・分析し速やかに情報提供することによって、国民の健康や医療の向上に貢献しています。
サイト内には国内の医薬文献情報と医薬品添付文書情報がデータベースにまとめられており、添付文書や治験など各段階における医薬品情報が検索できます。 -
KEGG
日本医薬情報センター(JAPIC)から提供された医薬品の添付文書や、国内では販売されていないアメリカの医薬品の添付文書も確認できるサイトです。
薬の一般名や有効成分、会社名、JAPIC IDなど複数の項目から検索可能です。 - 【行政機関サイト】
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厚生労働省
生活の保障や経済発展のため、国民の健康や子育て、社会福祉、介護、雇用・労働、年金に関する政策を所管している国の行政機関のサイトです。
医療保険制度の制定も担い、海外医薬品の輸入に関する規則や検査も行っています。
医薬品等の通販・個人輸入について
医薬品等の個人輸入については、日本の薬機法(旧薬事法)により規制があります。
一般の個人が自分で使用するための購入のみ認められており、「代理で通販購入する」「購入後に第三者への譲渡する」などの行為は禁じられています。
ご注文者ご本人が、個人で使用する分を購入可能数量の範囲内でご注文ください。
- 医薬品等の個人輸入について詳しくはこちら
- 厚生労働省-医薬品等の個人輸入について
トランサミン(トラネキサム酸)の口コミ
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女性 47シミが気になり試してみることに。朝と夜の2回1個ずつ、半年ほど経過しましたがシミが目立たなくなりました。冬になると喉が痛くなって不快だったのですが、それにも効いているようで喉が乾燥しにくくなりました。またリピートします。
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女性 25もともと喉が弱く、風邪をひきやすい体質です。いちいち病院にいくのが大変なので、ここなら注文だけで薬が届くので助かります。毎日1~2個くらいで調整しながら飲んでいますが、特に体調不良などはなく、喉がすこしイガイガしてもそれ以上は悪化しないので購入してよかったです。