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グリソビンFPについて
- 内服型で患部を問わず高い効果を発揮!安価で続けやすい抗真菌薬です
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- より効果的な治療が可能な内服型の真菌症治療薬です
- 有効成分が皮膚糸状菌の分裂・増殖を抑えて浸食を防ぎます
- 後行薬に比べ薬価が抑えられ、長期間継続しやすいお薬です
グリソビンFPは、イギリスの大手製薬会社・グラクソスミスクラインファーマ社が製造する皮膚真菌症治療薬です。有効成分であるグリセオフルビンは1939年に発見された抗真菌性の抗生物質で、真菌症治療薬として非常に長い歴史を持つお薬になります。
グリセオフルビンは日本国内においては2008年に生産終了となっていますが、海外では今でも多く処方されており、安心してお使いいただけます。
グリソビンFPの特徴
グリソビンFPの一番の特徴は、内服型の皮膚真菌症治療薬であるという点です。患部に直接塗る外用薬との違いが、グリソビンFPのメリットでもあります。
外用薬は有効成分を皮膚にしっかりなじませて浸透させる必要がありますが、爪の中や陰部など患部に直接塗布しにくい箇所の場合は治療が難しいとされていました。
グリソビンFPは内服薬であるため、血流を通して全身に有効成分を行き渡らせることができ、身体の内側から治療することができます。実はグリソビンFPの有効成分であるグリセオフルビンは角質親和性が低く、皮膚からの吸収性はあまり高くない成分です。その点でも、グリセオフルビンは内服する方が効果を発揮しやすいと言えます。
一つ注意点としては、グリセオフルビンが水に溶けにくい性質を持っているということです。これは脂肪分を多く含む食品や、牛乳などと一緒に摂ることで溶解速度を早め吸収しやすくすることができます。ただし基本的には水かぬるま湯での服用が推奨されますので、服用の方法については医師とご相談ください。
皮膚糸状菌の細胞分裂を防ぎ、増殖を抑えます
グリソビンFPの有効成分・グリセオフルビンが持つ二つの作用によって、いんきんたむしの原因となる皮膚糸状菌の分裂、増殖が抑制されます。
一つ目が、皮膚糸状菌の微小管との結合作用です。微小管は、皮膚糸状菌が細胞分裂する際に欠かせない細胞骨格であり、グリセオフルビンがこの微小管と結合することで皮膚糸状菌が分裂を進めることができなくなります。
二つ目が、皮膚糸状菌の栄養源となるタンパク質との結合作用です。皮膚糸状菌の増殖に必要なタンパク質・ケラチンとグリセオフルビンが結合すると、皮膚糸状菌は栄養不足となり増殖が食い止められます。
このように、グリセオフルビンは皮膚糸状菌を殺すのではなく、あくまでその活動や増殖を抑える成分です。
そのため、皮膚糸状菌に浸食されていない新しい皮膚や爪に生まれ変わるまで、長期間継続して服用することが必要になります。完治したかどうかについては自己判断せず、必ず医師の診察を受けるようにしましょう。
後行の抗真菌薬よりも安価で、使用実績も多い治療薬です
グリソビンFPの有効成分であるグリセオフルビンは、日本で現在主流となっているテルビナフィンやイトラコナゾールに比べて非常に薬価が安いことが特徴です。グリソビンFPの場合であれば1錠あたり数十円と、後行薬の半分以下の価格となっています。そのため完治までの長期間、継続しやすい治療薬だと言えます。
ただグリセオフルビンは、2008年に日本国内での生産が終了しています。これはグリセオフルビンの原材料の輸入が途絶えたためで、安全性の問題ではありませんのでご安心ください。現在も海外では真菌症治療薬として広く使用されています。
グリソビンFPの効果
- 効果・効能
- いんきんたむし、水虫など皮膚糸状菌による皮膚症状の改善
グリソビンFPはいんきんたむしや水虫など、皮膚糸状菌を原因とする白癬、黄癬、渦状癬を治療する真菌症治療薬です。毎日決まった時間に服用を継続することで、皮膚糸状菌の増殖を抑え症状を改善します。ただ完治にはある程度時間がかかり、皮膚症状で数か月、爪の症状で半年から1年の服用期間が必要とされています。
また、グリセオフルビンは脂肪分と同時摂取することで吸収率が高まることが分かっています。服用に際して、バターなどの油脂や乳製品など高脂肪食を一緒に摂ることで、より効率よく有効成分を体内に取り込むことが可能です。
グリソビンFPの服用方法
- 1回の用量
- 1錠もしくは2錠(「グリセオフルビン」として250~500mg)
- 1日の服用回数
- 1~2回
- 服用する期間
- 完治するまで皮膚症状なら数か月、爪なら1~2年間が目安
服用するタイミングについて
グリソビンFPは、食事の影響は特に受けないお薬です。そのため服用するのは食前でも食後でも問題ありませんが、毎日決まった時間に服用することをおすすめします。
またアルコールとの併用によって、有効成分であるグリセオフルビンの作用が過剰に増強される恐れがあります。グリソビンFPを服用中は、飲酒は控えるようにしましょう。
グリソビンFPの有効成分について
グリセオフルビンが真菌の分裂を阻止して増殖を抑えます
グリセオフルビンは、殺菌的に作用するテルビナフィンなどに対して、静菌的に作用する成分です。いんきんたむしや水虫の原因となる皮膚糸状菌が細胞分裂する際、その分裂装置の中心となる微小管と結合することで、皮膚糸状菌が分裂、増殖するのを防ぎます。
菌そのものを死滅させる作用はないため長期間の継続服用が必須ですが、小児の服用も認められている安全性の高い治療薬です。
グリソビンFPの副作用
- 主な副作用
- 頭痛、めまい、発疹、眠気など
グリソビンFPの服用によって、めまいや眠気などの症状が起こる場合があります。そのためグリソビンFPを服用中は、車の運転や危険作業はなるべく控えるようにしましょう。
また血管浮腫や光線過敏のような過敏症症状が現れた場合は、グリソビンFPの服用を中止するようにして下さい。
- 稀な副作用
- SLE様症状、中毒性表皮壊死症、末梢神経炎、ポルフィリン症、錯乱、黄疸、肝機能障害など
筋肉や関節の痛み(SLE様症状)、皮膚の熱感(中毒性表皮壊死症)、手足のしびれ(末梢神経炎)のような重篤な副作用症状が出た場合は、グリソビンFPの服用を中止しただちに医師の診察を受けるようにして下さい。
グリソビンFPの注意事項
- 慎重投与
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- クマリン系抗凝結剤(ワーファリン等)を服用中の人
- バルビツール酸誘導体(フェノバール等)を服用中の人
- 避妊薬(マーベロン、トリキュラー、ヤーズ等)を服用中の人
- 服用してはいけない人
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- グリセオフルビンに対して過敏症の既往歴がある人
- 肝機能障害の人
- ポルフィリン症の人
- 妊娠中または妊娠の可能性のある人
- 併用禁忌薬
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- 併用禁忌薬については特に報告がありませんが、併用に注意を要するお薬があります。
- クマリン系抗凝結剤(ワーファリン等)
- バルビツール酸誘導体(フェノバール等)
- 避妊薬(マーベロン、トリキュラー、ヤーズ等)