イフェクサー・ジェネリック(ベンロールXR)の商品詳細
- 商品名
- ベンロールXR
- 内容量
- 1箱あたり100錠
- 成分量
- 75mg / 150mg
- 有効成分
- ベンラファキシン
- 効果・効能
- うつ病の改善
- 形状・剤形
- 経口服用タイプの錠剤
- 対象性別
- 男女兼用
- 製薬会社
- シプラ(Cipla)
ベンロールXRはベンラファキシンを有効成分としたうつ病や抑うつ状態時に服用することによって、やる気の向上や気分の落ち込みを改善することが出来まる薬です。同商品は世界的に有名な抗うつ剤であるイフェクサーのジェネリック医薬品で、インドに本社を構える大手の製薬会社であるシプラ社かで製造・販売されています。
抗うつ剤には様々な種類がありますが、ベンロールXRは不安障害ややる気が出ない時などに適した薬となっています。
※発注時期によってパッケージが異なる場合がございます。
イフェクサー・ジェネリック(ベンロールXR)の特徴
- うつ症状や不安障害を治療する比較的副作用が少ない第4世代の抗うつ剤です。
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- うつ症状に関わる神経伝達物質の脳内濃度を選択的に維持します
- 抗うつ剤の中では比較的副作用が少ない薬です
- ジェネリック医薬品のため経済的に使用できます
- 効果・効能
- 抑うつ
- 落ち着かない精神状態の安定※違和感があれば変更しても可
ベンロールXRはセロトニンとノルアドレナリンの両方の脳内濃度を増加させる薬で、その作用の割合はノルアドレナリンが1に対してセロトニンが30程度と言われています。そのため、ベンロールXRはセロトニンを中心にしてノルアドレナリン増加効果も期待できる薬となっています。
これらの作用から、うつ状態の中でも不安や落ち込みが強く、意欲低下も伴っている場合に使用すると効果的です。
イフェクサー・ジェネリック(ベンロールXR)について
ベンロールXRは第4世代の抗うつ剤に分類される薬で、セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害作用を持っています。セロトニン、ノルアドレナリンの再取り込み量を減らすことにより、脳内のセロトニン、ノルアドレナリンの濃度を維持することでうつ症状や不安障害を改善することができます。ベンラファキシンが主成分となっており、中・高度のうつ病に効果が高いとされており、副作用が少ないので飲みやすい薬となっています。
また、先発薬であるイフェクサーのジェネリック医薬品で、先発薬と比較すると1/5程度の価格で購入できるため、経済的に使用することができます。
神経伝達物質の濃度を維持することでうつ症状を改善します
うつ病には神経伝達物質であるセロトニンとノルアドレナリンが大きく関与しています。セロトニンは人に安心感を与えたり、気持ちをリラックスさせる物質で、セロトニンが不足するとネガティブな思考が増えて不安になったり、訳もなく悲しくなったりします。一方のノルアドレナリンは意欲、活動性、積極性、思考力、集中力をつかさどる物質で、ノルアドレナリンが不足すると低下すると外部からの刺激に対して反応が低下して無反応・無気力状態になり意欲低下型のうつ状態に陥ります。うつ病はこれらの物質がストレス等により、量が減って不足してしまうことで様々な症状が現れると考えられています。
ベンロールXRの有効成分であるベンラファキシンは主にセロトニンとノルアドレナリンの再吸収を阻害し、脳内のセロトニンとノルアドレナリンの濃度をある程度高い濃度に維持することができます。また、僅かですが、快楽やポジティブな感情に関わるかかわるドーパミンを再吸収するのを阻害する作用もあるため、ドーパミンの濃度も維持する効果もあります。
抗うつ剤の変遷について
抗うつ剤の歴史は1952年に初めて抗うつ剤としてイプロニアジドが開発されて以降、うつ症状に効果的で副作用が少ない様々な抗うつ剤が開発・改良されてきています。これらの薬は有効成分の構造や効果によって分類され、現在までに第1~4世代と呼ばれています。
まず、第1世代としてイプロニアジドを含む三環系の薬が開発されました。これらは確実な抗うつ効果がある一方で、副作用として抗コリン作用(口の渇きや便秘)や心臓に悪影響を及ぼす心毒性が見られます。次に第2世代として、改良された三環系や四環系、二環系が登場し、抗うつ効果は第1世代よりも若干弱いものの抗コリン作用や心毒性が第1世代よりも軽減されました。
その後、第3世代としてSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害剤)が登場します。第3世代の抗うつ効果は第2世代よりやや弱いですが、抗コリン作用や心毒性が大きく軽減されています。そして、第4世代としてSNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤)が開発され、抗うつ効果は第1世代に匹敵し、副作用は第3世代と同程度となっています。
ベンロールXRはこれらの内で第4世代のSNRIの抗うつ剤に分類されます。
副作用は比較的少ない薬です
ベンロールXRの有成分であるベンラファキシンはうつ症状や不安障害に効果的に作用します。一方で副作用は少ないですが、眠気や頭痛や口の渇きなどの副作用を感じることがあります。また、他の抗うつ剤と併用することはできません。服用後は体調の変化を気にしながら症状が酷い場合は、医師に相談するようにしましょう。
イフェクサー・ジェネリック(ベンロールXR)の服用方法
- 1回の用量
- 1錠もしくは1/2錠(「ベンラファキシン」として37.5mg)
- 1日の服用回数
- 1回まで
- 服用上限
- 225mg
毎日決まった時間に服用すること良いです
ベンロールXRの服用方法は服用初期には37.5mgとし、1週間以上服用継続後から1日75mgに増量し、最大で225mgまで服用することができます。食前や食後等の決まりはありませんが、毎日決まった時間に服用することでより高い効果を実感することができるため、できるだけ服用時間を一定にすることが望ましいです。
イフェクサー・ジェネリック(ベンロールXR)の副作用
- 主な副作用
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- 悪心
- 腹部不快感(腹痛、膨満、便秘等)
- 傾眠
- めまい
- 口内乾燥
- 頭痛
- 発疹
- そう痒症
- 蕁麻疹
- 血管浮腫
- 光線過敏性反応など
- 稀な副作用
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- セロトニン症候群
- 悪性症候群
- 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)
- QT延長
- 心室頻拍
- 心室細動
- 痙攣
- アナフィラキシー
- 中毒性表皮壊死融解症
- 横紋筋融解症
- 無顆粒球症
- 再生不良性貧血
- 汎血球減少症
- 好中球数減少
- 血小板数減少
- 間質性肺疾患
- 高血圧クリーゼ
- 尿閉など
イフェクサー・ジェネリック(ベンロールXR)の注意事項
- 慎重投与
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次の人は、服用に注意する必要があります。
- 軽度から中等度の肝機能障害のある方
- 軽度から中等度の腎機能障害のある方
- 双極性障害患者の方
- 自殺念慮又は自殺企図の既往のある方
- 脳の器質的障害又は統合失調症の素因のある方
- 衝動性が高い併存障害を有する方
- てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある方
- 緑内障又は眼内圧亢進のある方
- 高血圧又は心疾患のある方
- QT延長又はその既往歴のある方
- QT延長を起こすことが知られている薬剤を投与中の方
- 著明な徐脈や低カリウム血症等がある方
- 出血の危険性を高める薬剤を併用している患者、出血傾向又は出血性素因のある方
- 前立腺肥大等排尿困難のある方
- 高齢者の方(65歳以上)
- 妊娠中や妊娠の可能性のある方
- 授乳中の方
- 服用してはいけない人
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次の人は、この薬を使用することはできません。
- ベンロールXRの成分に対し過敏症の既往歴のある方
- モノアミン酸化酵素(MAO)阻害剤を投与中あるいは投与中止後2週間以内の方
- 重度の肝機能障害(Child-Pugh分類C)のある方
- 重度の腎機能障害(糸球体ろ過量15mL/min未満)のある患者又は透析中の方
- 併用注意
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次の薬と合わせての使用には注意が必要です。
- アルコール(飲酒)
- メチルチオニニウム塩化物水和物(メチレンブルー)
- セロトニン作用薬、炭酸リチウム、セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤(SNRI)及び選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)、トラマドール塩酸塩、トリプタン系薬剤、L-トリプトファン含有製剤、リネゾリド等
- セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品等
- アドレナリン、ノルアドレナリン
- 出血傾向が増強する薬剤
- ハロペリドール
- イミプラミン
- シメチジン
- CYP3A4阻害剤(ケトコナゾール、エリスロマイシン、リトナビル等)
- メトプロロール
- インジナビル
- リスペリドン
- 併用禁忌
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次の薬と合わせての使用は避けてください。
- モノアミン酸化酵素(MAO)阻害剤
- セレギリン塩酸塩(エフピー)
イフェクサー・ジェネリック(ベンロールXR)の保管方法
- ・直射日光を避けて室温で保管してください。
- 冷蔵庫に保管する必要はありませんが、高温多湿の場所には保管しないでください。
- ・小さなお子様の手の届かない所に保管してください。
- お子様が誤って服用することのないよう十分注意して保管してください。
参考サイト
このページの詳細は、下記サイトを参考にさせて頂いております。
薬ストアでは正確な情報提供を努めておりますが、情報の正確性および完全性を保証するものではございませんので、あらかじめご了承ください。
- 【医薬品情報サイト】
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日本医薬情報センター
安全性および有効性を中心とした医薬品情報の提供を行う一般財団法人のサイトです。
医薬品に関する国内外の情報を迅速かつ公正に整理・分析し速やかに情報提供することによって、国民の健康や医療の向上に貢献しています。
サイト内には国内の医薬文献情報と医薬品添付文書情報がデータベースにまとめられており、添付文書や治験など各段階における医薬品情報が検索できます。 -
KEGG
日本医薬情報センター(JAPIC)から提供された医薬品の添付文書や、国内では販売されていないアメリカの医薬品の添付文書も確認できるサイトです。
薬の一般名や有効成分、会社名、JAPIC IDなど複数の項目から検索可能です。 - 【行政機関サイト】
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厚生労働省
生活の保障や経済発展のため、国民の健康や子育て、社会福祉、介護、雇用・労働、年金に関する政策を所管している国の行政機関のサイトです。
医療保険制度の制定も担い、海外医薬品の輸入に関する規則や検査も行っています。
医薬品等の通販・個人輸入について
医薬品等の個人輸入については、日本の薬機法(旧薬事法)により規制があります。
一般の個人が自分で使用するための購入のみ認められており、「代理で通販購入する」「購入後に第三者への譲渡する」などの行為は禁じられています。
ご注文者ご本人が、個人で使用する分を購入可能数量の範囲内でご注文ください。
- 医薬品等の個人輸入について詳しくはこちら
- 厚生労働省-医薬品等の個人輸入について
イフェクサー・ジェネリック(ベンロールXR)の口コミ
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男性 43副作用も少なく、しっかりうつ病の症状が和らいでくれます。仕事や家庭のストレスで長年うつ病に悩まされてきましたが、これに出会ってからかなり症状が改善できました。安価で購入できるのも嬉しいですね。
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女性 47以前服用していたイフェクサーより安かったのでこちらに変えました。服用してみた感想は「イフェクサーと同じ」です。正直違いは全く感じませんでした。価格の安さに当初不安はありましたが、今ではイフェクサーに戻す気は一切ありません。
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女性 26数日くらい副作用と思われる吐き気がありましたが、気分的には私の体にあうようで憂鬱な気分になりにくく、ちゃんと薬が効いてるんだと安心しています。吐き気はなくなったけれど、眠気はあるので星4つにしておきます。