ジェイゾロフト

ジェイゾロフトの商品詳細

商品名

ジェイゾロフト

内容量

1箱あたり30錠

成分量

50mg / 100mg

有効成分

塩酸セルトラリン

効果・効能

抑うつの改善、落ち着かない精神状態の安定

形状・剤形

経口服用タイプの錠剤

対象性別

男女兼用

製薬会社

ファイザー

ジェイゾロフトは、SSRI系の抗うつ剤です。
うつ病だけではなく、不安障害、摂食障害、パニック障害、PTSD（外傷後ストレス障害）などの精神疾患に効果を発揮します。
セロトロニンの濃度を増やすことで、うつ状態や不安な症状を改善してくれます。
パキシルなどに比べると効果はややマイルドですが、その分副作用も少ないため、安全に利用できるお薬です。

※発送時期によりメーカー・パッケージが異なります。あらかじめご了承ください。

ジェイゾロフトの特徴

副作用が少なく、安全性の高いSSRI系の精神安定剤

• 効果も副作用も強すぎない安定した抗うつ剤です。
• 半減期が長いため、1日1回の服用で効果が得られます。
• アメリカでは強迫性障害の治療薬としても認められています。

効果・効能

抑うつ

落ち着かない精神状態の安定

ジェイゾロフトは、うつ病や不安障害をはじめ、様々な精神疾患を改善します。
強迫性障害、外傷後ストレス障害（PTSD）、月経前不快気分障害（PMDD）などにも効果があり、生理前のイライラなどの気分も安定させてくれる効果があります。

辛い月経前緊張症（PMS）に悩む女性にも有効です。
また、緊張の緩和や、不安が強く眠れない場合にも効果が期待できます。

ジェイゾロフトについて

ジェイゾロフトは、うつ病、不安障害、PTSDなどの症状に効果を発揮します。
従来の三環系抗うつ剤と異なり、セロトニンのみに作用するため、副作用が少ないのが特徴です。
安全性が高いことから、世界中で多くの方に処方されています。

SSRI系の中でも、効果はマイルドで安全性が高いお薬です。

ジェイゾロフトは、他のSSRI系抗うつ剤と比べても、効果がややマイルドであるため、副作用が起こる確率も少ない安全性の高いお薬です。
そのため、長期の服用にもっとも適した抗うつ剤ともいわれています。

抗うつ剤の服用期間には個人差がありますが、一般的に６ヵ月から２年程度とされています。
症状によっては長い服用が必要になりますので、その場合は、ジェイゾロフトのような安全性の高い抗うつ剤が適しているといえるでしょう。

服用は１日１回のみで構いません。

ジェイゾロフトは半減期が長いお薬のため、薬の作用時間も長くなります。
そのため、服用は１日１回だけで十分効果を得られます。
飲み忘れなどのリスクも少なく、ストレスなく服用できます。

なお、効果が実感できるまでの期間は個人差がありますが、２～３週間ほどかかる場合があります。
増量する場合は、慎重に行うようにしましょう。

塩酸セルトラリンがセロトニンの働きを強めます。

ジェイゾロフトの有効成分は塩酸セルトラリンです。
塩酸セルトラリンはセロトニンに作用し、働きを強めます。

SSRIは、選択的セロトニン再取り込み阻害剤のことですが、セロトニンは役目を終えてしまうと、人の神経と神経の間の神経間隙に放出され、吸収されてしまいます。

塩酸セルトラリンは吸収されるのを防ぐことで、神経間隙にセロトニンを残すことができます。
それによりセロトニンの濃度が上昇して、働きを強めます。
セロトニンが強まることにより、不安やうつなどの症状を抑えてくれるのです。

ジェイゾロフトの服用方法

1回の用量

1/2錠もしくは1/4錠（塩酸セルトラリンとして25mg）

1日の服用回数

1回まで

服用上限

100mg

はじめは1日25mgから服用してください。

ジェイゾロフトは、はじめは1日25mgから服用します。
基本的には夕食後に水やぬるま湯で服用してください。

効果が実感できない場合は少しずつ増量しますが、飲み始めてから２～３週間で効果があらわれてくる場合もあります。
増量する場合は慎重に行ってください。

また、服用を中止する場合、急に飲むのをやめると、症状の悪化などの離脱症状が起こる可能性があります。
少しずつ減量するようにしましょう。

ジェイゾロフトの副作用

主な副作用

悪心

傾眠

口内乾燥

頭痛

下痢

浮動性めまいなど

稀な副作用

発疹

蕁麻疹

そう痒症

顔面浮腫

眼窩周囲浮腫

光線過敏性反応など

ジェイゾロフトの注意事項

慎重投与

次の人は、服用に注意する必要があります。

• 肝機能障害のある患者の方
• 躁うつ病患者の方
• 自殺念慮又は自殺企図の既往のある患者、自殺念慮のある患者の方
• 脳の器質的障害又は統合失調症の素因のある患者の方
• 衝動性が高い併存障害を有する患者の方
• てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者の方
• QT延長又はその既往歴のある患者、QT延長を起こすことが知られている薬剤を投与中の患者、著明な徐脈や低カリウム血症等がある患者の方
• 出血の危険性を高める薬剤を併用している患者、出血傾向又は出血性素因のある患者の方
• 緑内障又はその既往歴のある患者の方
• 高齢者の方(65歳以上)
• 妊娠中や妊娠の可能性のある方
• 授乳中の方

服用してはいけない人

次の人は、この薬を使用することはできません。

• ゾロフトの成分に対し過敏症の既往歴のある患者の方
• MAO阻害薬(セレギリン塩酸塩、ラサギリンメシル酸塩)を投与中あるいは投与中止後2週間以内の患者の方
• ピモジドを投与中の患者の方

併用注意薬

次の薬と合わせての使用には注意が必要です。

• メチルチオニニウム塩化物水和物(メチレンブルー)
• リネゾリド
• 5-HT1B/1D受容体作動薬(スマトリプタンコハク酸塩、ゾルミトリプタン、エレトリプタ)
• トラマドール、メサドン、ペンタゾシン、L-トリプトファンを含有する製剤(アミノ酸製剤、経腸成分栄養剤)
• 炭酸リチウム
• 三環系抗うつ剤(クロミプラミン塩酸塩、イミプラミン塩酸塩、アミトリプチリン塩酸塩)
• ワルファリン
• 出血傾向が増強する薬剤(非定型抗精神病剤、フェノチアジン系抗精神病剤、三環系抗うつ剤、アスピリン等の非ステロイド系抗炎症剤、ワルファリン等)
• 血糖降下薬(トルブタミド)
• シメチジン

上記の医薬品以外にもアルコールが入っている状態では作用が増強されることがあるので、注意が必要です。

ジェイゾロフトの保管方法

・直射日光を避けて室温で保管してください。

冷蔵庫に保管する必要はありませんが、高温多湿の場所には保管しないでください。

・小さなお子様の手の届かない所に保管してください。

お子様が誤って服用することのないよう十分注意して保管してください。

参考サイト

このページの詳細は、下記サイトを参考にさせて頂いております。

薬ストアでは正確な情報提供を努めておりますが、情報の正確性および完全性を保証するものではございませんので、あらかじめご了承ください。

【医薬品情報サイト】

日本医薬情報センター
安全性および有効性を中心とした医薬品情報の提供を行う一般財団法人のサイトです。
医薬品に関する国内外の情報を迅速かつ公正に整理・分析し速やかに情報提供することによって、国民の健康や医療の向上に貢献しています。
サイト内には国内の医薬文献情報と医薬品添付文書情報がデータベースにまとめられており、添付文書や治験など各段階における医薬品情報が検索できます。

KEGG
日本医薬情報センター（JAPIC）から提供された医薬品の添付文書や、国内では販売されていないアメリカの医薬品の添付文書も確認できるサイトです。
薬の一般名や有効成分、会社名、JAPIC IDなど複数の項目から検索可能です。

【行政機関サイト】

厚生労働省
生活の保障や経済発展のため、国民の健康や子育て、社会福祉、介護、雇用・労働、年金に関する政策を所管している国の行政機関のサイトです。
医療保険制度の制定も担い、海外医薬品の輸入に関する規則や検査も行っています。

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