ドネセプト

ドネセプトの商品詳細

商品名

ドネセプト

有効成分

ドネペジル

効果・効能

アルツハイマー型認知症の進行抑制

形状・剤形

経口服用タイプの錠剤

対象性別

男女兼用

製薬会社

Cipla（シプラ）

ドネセプトはドネペジル塩酸塩を有効成分とするアルツハイマー型認知症の治療薬です。
学習や記憶にかかわる伝達物質アセチルコリンを分解する酵素、アセチルコリンエステラーゼを阻害します。

アセチルコリンが増えることで脳の神経が活性化され、記憶力やものごとを判断する力が鈍ってしまうことが抑えられます。

日本では、同じ成分を使用したアリセプトという薬が認知症の治療薬として古くから処方されています。

ドネセプトの特徴

伝達物質アセチルコリンを増やして、脳の働きを活性化。認知症治療では定番の成分です

• 国内外で大きなシェアを誇るアリセプトと同成分を使用しています
• 脳の刺激を増やして、認知機能を改善します
• 長期服用が必要な認知症治療薬でも、ジェネリックのため経済的負担が軽くなります

効果・効能

・アルツハイマー型認知症の進行抑制

神経伝達物質のアセチルコリンは細胞同士の連絡を助け、記憶や学習、集中を補佐しています。認知症ではそのアセチルコリンが働く神経系（コリン作動性神経系）に障害が起こり、認知機能の低下が引き起こされます。

ドネセプトの有効成分ドネペジルはアセチルコリンを分解するアセチルコリンエステラーゼの働きを阻害します。
分解されなくなることで脳内のアセチルコリンの量が増え、脳の神経への刺激も増加します。
その結果コリン作動性神経系が活性化し、認知症の進行を抑える効果が期待できるようになります。

ドネセプトについて

ドネセプトはインドのシプラ社が開発・製造する認知症の治療薬です。
シプラ社は80年の歴史を持ち、抗がん剤や抗生物質など多くの薬を製造するインド最大手の製薬会社です。

ドネセプトは認知症の進行を抑える薬として世界的に使用されている、アリセプトと同じ有効成分を使用しています。

記憶や学習にかかわる神経伝達物質を増やすことで、脳の認知機能の低下を抑制し、臨床試験では特に軽度から中度のアルツハイマー型認知症の治療において高い効果が実証されています。

また、重度のアルツハイマー型認知症の患者、レビー小体型認知症の患者への効果も認められています。

信頼性の高い成分でありながら、経済的負担を軽減

ドネセプトは日本国内で認知症治療薬として処方されているアリセプトと同じ有効成分、ドネペジル塩酸塩を使用しています。

ドネペジル塩酸塩は日本のエーザイが発見、製剤した成分で、販売開始から20年以上経過した現在でも認知症治療の主要な薬剤として世界で使用されています。

進歩の著しい医薬品のなかで20年もの間主要な薬剤であり続けるということは、それだけ有効性の高い、信頼できる成分であるということです。

認知症は現在、根本治療が不可能なため、進行を抑える薬を飲み続けることが唯一の治療法です。長期の服薬が必要になるため、薬剤費用は患者にとって大きな負担になります。

ドネセプトはジェネリック医薬品のため、ドネペジル塩酸塩を使用しながらリーズナブルな薬価を実現しており、患者の経済的負担を抑えることに成功しています。

ドネセプトの服用方法

1回の用量

1/2錠～（ドネペジル塩酸塩として5mg～）

服用のタイミング

就寝前が推奨されています

1日の服用回数

1回

服用方法

初めて服用する場合は、体を慣らすため必ず3mg（1/3錠）の服用から開始し、1～2週間後に5mgに増量してください。
高度のアルツハイマー型認知症の方は5mgで4週間以上服用した後、10mgまで増量できます。症状により適宜増減してください。

服用時の注意

副作用の発現確率が高まるため、必ず3mgから服用を開始してください。
ただし3mgは有効用量ではありません。1～2週間が経過したあとは5mgに増量してください。

服用し忘れた場合は、気付いた時点ですぐに服用してください。
ただし次の服用までの時間が12時間以内である場合は服用をやめ、次の分から服用を再開してください。

本剤の成分は体にとどまる時間が長いので、1日程度服用の間隔があいても大きな影響はありません。服用をしたかどうかわからないときはその日の服用はやめ、翌日分から服用してください。

本剤は認知症の進行を抑える薬で、完治させることはできません。

現在治療中の病気や服用中の薬がある場合は、必ず事前に医師に相談してください。

めまいや意識障害、眠気があらわれることがあるので、自動車の運転や機械の操作等の危険を伴う作業は避けてください。

ドネセプトのよくある質問

処方せんは必要ですか？

いいえ、必要ありません。当サイトで取り扱っている医薬品は、全て海外から個人輸入で取り寄せるため処方せんは必要ありません。

ドネセプトの副作用

主な副作用

• 吐き気、下痢、嘔吐、食欲不振、イライラ感、興奮など

上記の副作用は神経伝達物質の変化によると考えられ、ほとんどが服用開始時や用量を増やした時に見られます。
一過性のもので心配はありませんが、気になる場合は服用を中止し医師の診察を受けてください。

稀な副作用

• QT延長、心室頻拍、心室細動、洞不全症候群、洞停止、高度徐脈、心ブロック、失神、心筋梗塞、心不全、消化性潰瘍、十二指腸潰瘍穿孔、消化管出血、肝炎、肝機能障害、黄疸、てんかん、痙攣、脳出血、脳血管障害、錐体外路障害、悪性症候群、横紋筋融解症、呼吸困難、急性膵炎、急性腎障害、原因不明の突然死、血小板減少など

めったにありませんが、異常を感じた場合は服用を中止しすみやかに医師の診察を受けてください。

ドネセプトの注意事項

慎重投与

次の人は、服用に注意する必要があります。

• 洞不全症候群のある方
• 心房内及び房室接合部伝導障害等の心疾患のある方
• 消化性潰瘍の既往歴のある方
• 気管支喘息又は閉塞性肺疾患の既往歴のある方
• 錐体外路障害（パーキンソン病、パーキンソン症候群等）のある方
• 妊娠中または妊娠の可能性のある方、授乳中の方

服用してはいけない人

次の人は、この薬を服用することはできません。

• 本剤の成分に過敏症の既往歴のある方
• ピぺリジン誘導体に対して過敏症の既往歴のある方

併用注意

次の薬と合わせての服用には注意が必要です。

• スキサメトニウム塩化物水和物
• コリン賦活剤（アセチルコリン塩化物、カルプロニウム塩化物、ベタネコール塩化物、アクラトニウムナパジシル酸塩）
• コリンエステラーゼ阻害剤（アンベノニウム塩化物、ジスチグミン臭化物、ピリドスチグミン臭化物、 ネオスチグミン等）
• CYP3A阻害剤（イトラコナゾール、エリスロマイシン等）
• ブロモクリプチンメシル酸塩
• イストラデフィリン
• キニジン硫酸塩水和物等
• カルバマゼピン
• デキサメタゾン
• フェニトイン
• フェノバルビタール
• リファンピシン
• 中枢性抗コリン剤（トリヘキシフェニジル塩酸塩、ピロヘプチン塩酸塩、マザチコール塩酸塩水和物、メチキセン塩酸塩、ビペリデン塩酸塩等）
• アトロピン系抗コリン剤（ブチルスコポラミン臭化物、アトロピン硫酸塩水和物等）
• 非ステロイド性消炎鎮痛剤

併用禁忌

次の薬と合わせての服用は避けてください。

• 併用が禁止されている薬はありません

ドネセプトの保管方法

・直射日光を避けて室温で保管してください。

冷蔵庫に保管する必要はありませんが、高温多湿の場所には保管しないでください。

・小さなお子様の手の届かない所に保管してください。

お子様が誤って服用することのないよう十分注意して保管してください。

参考サイト

このページの詳細は、下記サイトを参考にさせて頂いております。

薬ストアでは正確な情報提供を努めておりますが、情報の正確性および完全性を保証するものではございませんので、あらかじめご了承ください。

【医薬品情報サイト】

日本医薬情報センター
安全性および有効性を中心とした医薬品情報の提供を行う一般財団法人のサイトです。
医薬品に関する国内外の情報を迅速かつ公正に整理・分析し速やかに情報提供することによって、国民の健康や医療の向上に貢献しています。
サイト内には国内の医薬文献情報と医薬品添付文書情報がデータベースにまとめられており、添付文書や治験など各段階における医薬品情報が検索できます。

KEGG
日本医薬情報センター（JAPIC）から提供された医薬品の添付文書や、国内では販売されていないアメリカの医薬品の添付文書も確認できるサイトです。
薬の一般名や有効成分、会社名、JAPIC IDなど複数の項目から検索可能です。

【行政機関サイト】

厚生労働省
生活の保障や経済発展のため、国民の健康や子育て、社会福祉、介護、雇用・労働、年金に関する政策を所管している国の行政機関のサイトです。
医療保険制度の制定も担い、海外医薬品の輸入に関する規則や検査も行っています。

医薬品等の通販・個人輸入について

医薬品等の個人輸入については、日本の薬機法（旧薬事法）により規制があります。

一般の個人が自分で使用するための購入のみ認められており、「代理で通販購入する」「購入後に第三者への譲渡する」などの行為は禁じられています。

ご注文者ご本人が、個人で使用する分を購入可能数量の範囲内でご注文ください。

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厚生労働省-医薬品等の個人輸入について