コバシル・ジェネリック（カバーヒール）

コバシル・ジェネリック（カバーヒール）の商品詳細

商品名

カバーヒール

内容量

1箱あたり100錠

成分量

4mg / 8mg

有効成分

ぺリンドプリルエルブミン

効果・効能

高血圧の改善

形状・剤形

経口服用タイプの錠剤

対象性別

男女兼用

製薬会社

Healing Pharma（ヒーリングファーマ）

カバーヒールは血管を収縮するはたらきのあるホルモンの生成を防いで、高血圧を予防するお薬です。
高い効果がありながら血糖や脂質に影響をおよぼさず、安全性の面でもすぐれています。同成分を使用した医療用医薬品ににコバシルという薬があり、高血圧治療の第一選択薬として多くの人に使用されています。

コバシル・ジェネリック（カバーヒール）の特徴

高血圧治療の第一選択薬と同じ成分を配合

• 1日1回飲めばいいので、服薬管理がしやすいお薬です
• 血管の収縮を防ぐとともに血液中の水分増加を防止し、ダブルの効果で血圧を下げます
• 臨床試験では心不全や腎不全にも効果的で、予後が改善されたとの報告があります

効果・効能

高血圧症

心臓発作と脳卒中の予防

心不全

体内に存在するアンジオテンシンⅡというホルモンには、血管を収縮させる作用、副腎皮質からアルドステロンという物質を分泌させる作用があります。

アルドステロンには体内の水分と塩分を調整する働きがあり、アルドステロンが多いと体液が増加します。アンジオテンシンⅡの作用により血液が増え、かつ末梢血管の抵抗が増加するため血圧が上昇します。

カバーヒールの有効成分ぺリンドプリルエルブミンはこのアンジオテンシンⅡを作る酵素の働きを阻害します。その結果、体内でアンジオテンシンⅡが生成されなくなり、高血圧を予防できます。

コバシル・ジェネリック（カバーヒール）について

カバーヒールはACE阻害剤という系統に分類される降圧剤です。

体内で生成されるアンジオテンシンⅡというホルモンには末梢血管を収縮させる作用、体液を増加させるホルモンの分泌を促す作用があり、血圧の上昇を引き起こします。このアンジオテンシンⅡは、アンジオテンシン変換酵素（ACE）によってアンジオテンシンⅠという物質からつくられます。

ACE阻害剤はアンジオテンシン変換酵素の働きを阻害して、体内でアンジオテンシンⅡが作られないようにします。これにより血圧上昇の原因を取り除き、高血圧が改善します。

カバーヒールを製造しているのはインドのHealing Pharma社です。2017年に創設された比較的新しい会社で、ジェネリック医薬品を中心に医薬品、ヘルスケア製品300種以上を製造しています。

高血圧を予防するだけでなく、予後改善の効果も認められています

カバーヒールの系統、ACE阻害薬は、腎臓や心臓を保護して患者の寿命を延ばす効果があることもわかってきています。実際に、ACE阻害薬を用いたさまざま臨床試験で予後改善効果が報告されています。

カバーヒールが生成を抑えるアンジオテンシンⅡは末梢血管だけでなく、腎臓の出口の血管も細くする作用があります。その作用によって腎臓の内部に圧力がかかり、腎臓に負担がかかります。つまりアンジオテンシンⅡの生成が阻害されることは、腎臓の保護にもつながります。

また、アンジオテンシンⅡの生成が抑えられると、体液(血液）の量が過剰にならなくなります。そのため心臓に必要以上の負荷をかけることがなくなり、心臓の保護につながるのです。

コバシル・ジェネリック（カバーヒール）の服用方法

1回の用量

4mg錠の場合 1/2錠～1錠（ペリンドプリルエルブミンとして2～4mg）

1日の服用回数

1回

通常、成人は1回に1/2錠～1錠（ペリンドプリルエルブミンとして2mg～4mg）を1日1回服用します。 年齢と症状により適宜増減されますが、1日の上限量は8mgです。

服用時の注意

飲み忘れた場合は気付いた時点で服用してください。次に服用する時間が近いときは1回分とばし、1度に2回分服用することのないようにしてください。

誤って多く服用してしまった場合は、医師または薬剤師に相談してください。 血圧が低下することでめまいやふらつきを感じることがあります。車の運転や機械の操作など、危険を伴う作業には注意してください。

手術を受ける予定のある人は、本剤を服用していることを主治医に報告してください。 妊娠中、または妊娠の可能性のある人は服用できません。本剤の成分の影響で胎児の発育に異常が発生したという報告があります。また、動物実験で母乳への成分の移行が確認されています。授乳中の人は服用を避けるか、授乳を中止してください。

副作用により急性腎機能障害や高カリウム血症があらわれることがあります。長期服用中は定期的な血液検査を受けることをおすすめします。

コバシル・ジェネリック（カバーヒール）の副作用

主な副作用

• せき
• のどの違和感
• めまい
• 立ちくらみなど

もっともよく見られる副作用は空咳といわれる、痰のからまないコンコンとした咳です。これは有効成分ペリンドプリルエルブミンの作用によって気管支を収縮するホルモンのブラジキニンが増え、気管を刺激するためです。

特に心配の必要はありませんが、つらいときは医師へ相談してください。空咳は飲み始めから期間がたってから発生することもあります。

血管拡張作用によりめまいや立ちくらみが出ますが、ほとんど一時的なものです。 その他気になる症状があらわれた場合は服用を中止し医師の診察を受けてください。

稀な副作用

• 血管浮腫
• 急性腎障害
• 高カリウム血症など

めったにありませんが、服用を始めて間もなく血管浮腫が起こることがあります。顔や唇、喉などがむくみ、息苦しくなったり、手足が腫れたりします。似たような兆候が出た場合は服用を中止し、ただちに医師の診察を受けてください。

コバシル・ジェネリック（カバーヒール）の注意事項

慎重投与

次の人は、使用に注意する必要があります。

• 両側性腎動脈狭窄のある人、または片腎で腎動脈狭窄のある人
• 高カリウム血症の人
• 重篤な腎機能障害のある人
• 高齢者

服用してはいけない人

次の人は、この薬を使用することはできません。

• 本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある人
• 血管浮腫の既往歴のある人
• 妊娠中または妊娠の可能性のある人
• アンジオテンシン受容体ネプリライシン阻害薬（サクビトリルバルサルタンナトリウム水和物）を投与中の人、または投与中止から36時間以内の人
• デキストラン硫酸固定化セルロース、トリプトファン固定化ポリビニルアルコール又はポリエチレンテレフタレートを用いた吸着器によるアフェレーシスを施行中の人
• アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜（AN69）を用いた血液透析施行中の人
• 糖尿病でアリスキレンフマル酸塩を投与中の人

併用注意

次の薬と合わせての使用には注意が必要です。

• カリウム保持性利尿剤（スピロノラクトン、トリアムテレン等）
• カリウム補給剤
• アリスキレンフマル酸塩
• アンジオテンシンII受容体拮抗剤
• 利尿降圧剤（ヒドロクロロチアジド等）
• リチウム製剤（炭酸リチウム）
• 非ステロイド性消炎鎮痛剤（インドメタシン等）
• カリジノゲナーゼ製剤

併用禁忌

次の薬と合わせての使用は避けてください。

• アンジオテンシン受容体ネプリライシン阻害薬（エンレスト等）
• デキストラン硫酸固定化セルロース、トリプトファン固定化ポリビニルアルコール又はポリエチレンテレフタレートを用いた吸着器によるアフェレーシスの施行（リポソーバー、イムソーバTR、セルソーバ等）
• アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜を用いた透析

コバシル・ジェネリック（カバーヒール）の保管方法

・直射日光を避けて室温で保管してください。

冷蔵庫に保管する必要はありませんが、高温多湿の場所には保管しないでください。

・小さなお子様の手の届かない所に保管してください。

お子様が誤って服用することのないよう十分注意して保管してください。

参考サイト

このページの詳細は、下記サイトを参考にさせて頂いております。

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【医薬品情報サイト】

日本医薬情報センター
安全性および有効性を中心とした医薬品情報の提供を行う一般財団法人のサイトです。
医薬品に関する国内外の情報を迅速かつ公正に整理・分析し速やかに情報提供することによって、国民の健康や医療の向上に貢献しています。
サイト内には国内の医薬文献情報と医薬品添付文書情報がデータベースにまとめられており、添付文書や治験など各段階における医薬品情報が検索できます。

KEGG
日本医薬情報センター（JAPIC）から提供された医薬品の添付文書や、国内では販売されていないアメリカの医薬品の添付文書も確認できるサイトです。
薬の一般名や有効成分、会社名、JAPIC IDなど複数の項目から検索可能です。

【行政機関サイト】

厚生労働省
生活の保障や経済発展のため、国民の健康や子育て、社会福祉、介護、雇用・労働、年金に関する政策を所管している国の行政機関のサイトです。
医療保険制度の制定も担い、海外医薬品の輸入に関する規則や検査も行っています。

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