イクセロンパッチ

イクセロンパッチの商品詳細

商品名

イクセロンパッチ

内容量

1箱あたり30枚

成分量

18mg

有効成分

リバスチグミン

効果・効能

軽度及び中等度のアルツハイマー型認知症における認知症症状の進行抑制

形状・剤形

肌に貼るシートタイプ

対象性別

男女兼用

製薬会社

Novartis（ノバルティス）

イクセロンパッチは、皮膚に貼り付けて使用するパッチタイプのアルツハイマー型認知症治療薬です。脳のアセチルコリン濃度を上昇させ、認知機能の低下を抑制します。
パッチタイプなので服薬管理の手間がなく、用量の増減も簡単です。患者本人にとっても介護者にとっても使いやすい治療薬だと言えます。

イクセロンパッチの特徴

貼るだけなので管理が楽！認知機能を改善し症状の進行を遅らせる認知症治療薬

• アセチルコリンエステラーゼの働きを阻害し認知症の進行を遅らせます
• 飲み薬の服用が難しい認知症の方でも使用しやすいパッチタイプです
• 1日1回の取り替えだけで済むため投与管理も簡単です

効果・効能

アルツハイマー型認知症の症状の進行抑制

イクセロンパッチは、脳内で認知機能をつかさどる神経伝達物質・アセチルコリンの量を増やし、アルツハイマー型認知症の症状進行を抑制します。

ただし、アルツハイマー型以外の認知症についてイクセロンパッチの有効性は確認されていません。イクセロンパッチの使用に際しては、他の認知症性疾患との鑑別診断をしっかり行う必要があります。

イクセロンパッチについて

イクセロンパッチは、スイスの大手製薬企業であるノバルティス社が製造するアルツハイマー型認知症の治療薬です。

イクセロンパッチの最大の特徴とも言えるのが、介護者にとって管理が非常に簡単であるという点です。

イクセロンパッチは症状の度合いに応じて用量を増減することが可能で、用量ごとに4種類のパッチに分かれています。そのため用量の増減と管理が分かりやすく、どなたでも簡単に行うことができるのがメリットです。

また1日1回皮膚に直接貼るだけで済むため、服薬が難しい認知症患者の方に対しても使いやすく、患者の手の届かない箇所に貼れば勝手に剝がしてしまう心配もありません。

脳内でアセチルコリンの量を増加させ認知機能を改善します

イクセロンパッチは、アセチルコリンエステラーゼ阻害剤に分類される治療薬です。

アルツハイマー型認知症患者の脳内では、神経伝達物質の一種であるアセチルコリンの濃度が減少しています。アセチルコリンは、記憶力や学習力をつかさどる脳の海馬に影響を与える神経伝達物質ですが、アセチルコリンエステラーゼという酵素によって分解されてしまいます。

イクセロンパッチの有効成分であるリバスチグミンは、このアセチルコリンエステラーゼの活性を阻害し、アセチルコリンの分解を抑制します。結果的に脳内のアセチルコリン濃度が上昇し、認知機能の低下が抑えられるのです。

イクセロンパッチの使用方法

1回の用量

1枚（リバスチグミンとして4.5～18mg）

使用のタイミング

毎日決まった時間

1日の使用回数

1回

使用する間隔

24時間

イクセロンパッチは、症状に応じて1日1回リバスチグミンとして4.5mgまたは9mgから使用を開始し、原則4週間ごとに4.5mgずつ増量してください。その後1日18mgを維持量とします。

貼り付けは背中、上腕部、胸部のいずれかに行い、24時間ごとに貼り替えてください。

使用時の注意

イクセロンパッチは、症状に応じて1日あたりリバスチグミンとして維持量の18mgを超えない範囲で適宜増減することが可能です。ただし使用中吐き気や腹痛など消化器系症状が見られた際は、減量するかそれらの症状がおさまるまでイクセロンパッチの使用を休止してください。

休薬期間が4日程度であれば、休薬前と同じか忍容であった用量で使用を再開できます。休薬期間がそれより長い場合は、使用開始時と同じ容量から再開するようにしましょう。

またイクセロンパッチは、使用開始時または増量時にめまいや眠気の症状が出る場合があります。イクセロンパッチを使用中は、危険作業や自動車の運転を行わないようにしてください。

イクセロンパッチのよくある質問

イクセロンパッチの大きさはどれくらいですか？

最も用量の小さい4.5mgのパッチで直径約1.8cm、最も用量の大きい18mgのパッチで直径約3.5cmとなっています。

アルツハイマー型の認知症かどうかはどうやったら分かりますか？

通常アルツハイマー型認知症かどうかは、質問式の検査だけでなく血液検査や脳のCT、MRIスキャンなどを行った上で確定診断が下されます。患者の認知症がアルツハイマー型かどうか分からない場合は、イクセロンパッチを使用する前にまず医療機関で検査を受けるようにしましょう。

処方せんは必要ですか？

いいえ、必要ありません。当サイトで取り扱っている医薬品は、全て海外から個人輸入で取り寄せるため処方せんは必要ありません。

イクセロンパッチの副作用

主な副作用

• かぶれ
• 発赤
• かゆみ
• 腫れなど

イクセロンパッチの貼り付けにより、かぶれやかゆみなどの皮膚症状が現れる場合があります。必ず毎日貼り替えを行い、貼り付け箇所を変えながら使用してください。皮膚症状が長引く時や悪化する時は、医師か薬剤師にご相談ください。

稀な副作用

• 頭痛
• 吐き気
• めまいなど

非常に稀ですが、イクセロンパッチの使用により狭心症や心筋梗塞などにつながる副作用症状が現れる可能性があります。胸の痛みや冷や汗、嘔吐など身体の異常を感じた際は、すみやかにイクセロンパッチの使用を中止し医師の診察を受けるようにしましょう。

イクセロンパッチの注意事項

慎重投与

次の人は、使用に注意する必要があります。

• 洞不全症候群または伝導障害（洞房ブロック、房室ブロック）などの心疾患のある人
• 心筋梗塞、弁膜症、心筋症などの心疾患や電解質異常（低カリウム血症など）などのある人
• 胃潰瘍または十二指腸潰瘍のある人またはこれらの既往歴がある人
• 尿路閉塞のある人または起こしやすい人
• てんかんなどの痙攣性疾患またはこれらの既往歴のある人
• 気管支喘息または閉塞性肺疾患あるいはこれらの既往歴のある人
• 錐体外路障害（パーキンソン病、パーキンソン症候群など）のある人
• 低体重の人
• 重度の肝障害の人
• 妊娠中または授乳中の人
• 小児

使用してはいけない人

次の人は、この薬を使用することはできません。

• リバスチグミンに過敏症の既往歴がある人
• カルバメート系誘導体に過敏症の既往歴がある人

併用注意

次の薬と合わせての使用には注意が必要です。

• コリン作動薬（アセチルコリン、カルプロ二ウムなど）
• コリンエステラーゼ阻害剤（アンベノニウム、ジスチグミンなど）
• 抗コリン作用を有する薬剤（トリへキシフェニジル、ピロへプチンなど）
• サクシニルコリン系筋弛緩剤（スキサメトニウムなど）
• 非ステロイド性消炎鎮痛剤

併用禁忌

次の薬と合わせての使用は避けてください。

• 特に報告されていません

イクセロンパッチの保管方法

・直射日光を避けて室温で保管してください。

冷蔵庫に保管する必要はありませんが、高温多湿の場所には保管しないでください。

・小さなお子様の手の届かない所に保管してください。

お子様が誤って服用することのないよう十分注意して保管してください。

参考サイト

このページの詳細は、下記サイトを参考にさせて頂いております。

薬ストアでは正確な情報提供を努めておりますが、情報の正確性および完全性を保証するものではございませんので、あらかじめご了承ください。

【医薬品情報サイト】

日本医薬情報センター
安全性および有効性を中心とした医薬品情報の提供を行う一般財団法人のサイトです。
医薬品に関する国内外の情報を迅速かつ公正に整理・分析し速やかに情報提供することによって、国民の健康や医療の向上に貢献しています。
サイト内には国内の医薬文献情報と医薬品添付文書情報がデータベースにまとめられており、添付文書や治験など各段階における医薬品情報が検索できます。

KEGG
日本医薬情報センター（JAPIC）から提供された医薬品の添付文書や、国内では販売されていないアメリカの医薬品の添付文書も確認できるサイトです。
薬の一般名や有効成分、会社名、JAPIC IDなど複数の項目から検索可能です。

【行政機関サイト】

厚生労働省
生活の保障や経済発展のため、国民の健康や子育て、社会福祉、介護、雇用・労働、年金に関する政策を所管している国の行政機関のサイトです。
医療保険制度の制定も担い、海外医薬品の輸入に関する規則や検査も行っています。

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厚生労働省-医薬品等の個人輸入について