プロトピック・ジェネリック（トップグラフ軟膏）

プロトピック・ジェネリック（トップグラフ軟膏）の商品詳細

商品名

トップグラフ軟膏

内容量

1本あたり10g

成分量

0.1%

有効成分

タクロリムス

効果・効能

アトピー性皮膚炎の改善

形状・剤形

軟膏・クリームタイプ

対象性別

男女兼用

製薬会社

Glaxosmithkline(グラクソ・スミスクライン)

トップグラフ軟膏はアトピー性皮膚炎に対して優れた治療効果を持つ外用タイプの治療薬です。ステロイド剤の第3群strong(強い)に匹敵する強い作用を持ちますが、ステロイド剤のようにホルモン作用に影響を与えることがなく優れた安全性を備えています。そのためステロイド剤を使用したくない方におすすめの治療薬です。また顔や首など皮膚が薄い場所に対して特に優れた効果を発揮しますので、これらの場所に症状が現れている方でもご使用いただけます。

プロトピック・ジェネリック（トップグラフ軟膏）の特徴

ステロイドと同等の治療効果を持ちながら安全性に優れた特徴を持つ外用薬

• ホルモン作用に影響を与えないから副作用も弱く抑えることが可能
• 顔や首に現れたアトピー性皮膚炎に対しても使える優れた安全性
• プロトピック軟膏と同じ有効成分配合の安価なジェネリック医薬品

効果・効能

アトピー性皮膚炎の改善

トップグラフ軟膏に配合されている有効成分タクロリムスは、炎症を引き起こす免疫細胞の働きを抑制する効果を持っています。

アトピー性皮膚炎は免疫細胞の過剰な働きによって痒みなどの症状を引き起こす病気であるため、免疫細胞の働きが抑制されるとアトピー性皮膚炎の症状も次第に鎮まります。

またタクロリムスはステロイド成分ではないため、ステロイド外用薬のような副作用を起こす心配はありません。

プロトピック・ジェネリック（トップグラフ軟膏）について

トップグラフ軟膏はイギリスに本拠地を置く世界有数のグローバル製薬企業である、Glaxosmithkline(グラクソ・スミスクライン)が製造販売している外用タイプのアトピー性皮膚炎治療薬です。

アトピー性皮膚炎の治療方法としてステロイド剤の使用が一般的ですが、ステロイド剤は作用が強いため顔や首など皮膚が薄い場所には使いにくいデメリットを持っています。

今回紹介するトップグラフ軟膏はステロイド剤ではありませんが、ステロイド剤の第3群に匹敵する強い作用を持っています。顔や首などにも使用できる安全性を備えており、皮膚萎縮などステロイド特有の副作用を起こす心配はありません。

また配合されている有効成分タクロリムスは皮膚の状態が悪いところからだけ吸収されるため、正常な皮膚にダメージを与えにくい優れた特徴を持っています。

ステロイドが使用できないデリケートな場所でも優れた治療効果を発揮

アトピー性皮膚炎は皮膚に辛い痒みや肌荒れを招く、治療が難しい皮膚疾患の一つです。そのため作用の強いステロイド剤を使用して症状を鎮めるのが一般的な治療方法です。

しかしステロイド剤は作用が強いので皮膚が薄い顔や首などには使いづらく、またホルモン作用に影響を与えてしまうため副作用も起こしやすく使用に抵抗感を持つ方も多くいらっしゃいます。

そんな方でも安心してご使用いただけるのが、今回紹介するトップグラフ軟膏です。配合されている有効成分タクロリムスはステロイド成分ではないものの、ステロイドの強さで第3群に匹敵する作用の強さを持っています。

さらに皮膚の薄い場所に対して特に優れた治療効果を発揮しますので、ステロイドが使用できないデリケートな場所にアトピー性皮膚炎の症状が現れている方におすすめです。

プロトピック・ジェネリック（トップグラフ軟膏）の使用方法

1回の用量

適量

使用のタイミング

指定なし

1日の使用回数

1～2回

使用する間隔

12時間以上

患部と手を清潔にした状態で適量をそのまま塗布してください。年齢及び症状に合わせて使用量は適宜増減できますが、1日あたりの使用量が5gを超えないようにしましょう。

塗布後は手に成分が残らないよう、綺麗に洗い流してください。症状が改善したらすぐに使用を中止してください。

使用時の注意

必ず用法用量を守って使用してください。より早い症状改善を期待して過剰量を使用しても効果に違いはなく、副作用を起こしやすくなってしまいます。

2週間継続して使用しても症状が改善しない場合は、一旦使用を中止して医師の診察を受けるようにしましょう。目の周りに使用する際は、薬剤が目に入らないよう気を付けてください。

万が一目に薬剤が入ってしまった場合は、すぐに水で洗い流してください。塗り忘れをした際は思い出したタイミングで塗布してください。

ただし次回分の塗布が近い場合は、塗り忘れ分は飛ばして次回分から塗布を再開しましょう。2回分をまとめて塗布しないでください。使用中に患部に異常が現れた場合は、すぐに使用を中止して医師の診察を受けるようにしてください。

プロトピック・ジェネリック（トップグラフ軟膏）の副作用

主な副作用

• 頭痛
• 熱感
• 疼痛
• そう痒感
• 細菌性感染症
• ウイルス性感染症
• 真菌性感染症
• ざ瘡
• 皮膚乾燥
• 接触皮膚炎など

トップグラフ軟膏を使用した際に上記のような副作用を起こすことが報告されています。いずれも軽度の症状で治まることが殆どですが、辛い場合は医師の診察を受けるようにしてください。

稀な副作用

• 特になし

トップグラフ軟膏を使用した際の稀な副作用はこれまで報告されていません。

プロトピック・ジェネリック（トップグラフ軟膏）の注意事項

慎重投与

次の人は、使用に注意する必要があります。

• 初めてトップグラフ軟膏を使用する方
• 高カリウム血症をお持ちの方
• 全身に皮疹を認める紅皮症をお持ちの方
• 皮膚感染症をお持ちの方
• 腎機能障害をお持ちの方
• 肝機能障害をお持ちの方
• 妊娠中又は妊娠している可能性のある方
• 授乳中の方
• 高齢者の方など

服用してはいけない人

次の人は、この薬を使用することはできません。

• 過去にトップグラフ軟膏に含まれる成分でアレルギー症状を起こしたことのある方
• 患部に潰瘍、又は明らかに局面を形成しているびらんのある方
• 重度の腎機能障害をお持ちの方
• 重度の高カリウム血症をお持ちの方
• 魚鱗癬様紅皮症を呈する疾患をお持ちの方
• PUVA療法等の紫外線療法を実施中の方
• 小児の方など

併用注意

次の薬と合わせての使用には注意が必要です。

• 特になし

併用禁忌

次の薬と合わせての使用は避けてください。

• 特になし

プロトピック・ジェネリック（トップグラフ軟膏）の保管方法

・直射日光を避けて室温で保管してください。

冷蔵庫に保管する必要はありませんが、高温多湿の場所には保管しないでください。

・小さなお子様の手の届かない所に保管してください。

お子様が誤って服用することのないよう十分注意して保管してください。

参考サイト

このページの詳細は、下記サイトを参考にさせて頂いております。

薬ストアでは正確な情報提供を努めておりますが、情報の正確性および完全性を保証するものではございませんので、あらかじめご了承ください。

【医薬品情報サイト】

日本医薬情報センター
安全性および有効性を中心とした医薬品情報の提供を行う一般財団法人のサイトです。
医薬品に関する国内外の情報を迅速かつ公正に整理・分析し速やかに情報提供することによって、国民の健康や医療の向上に貢献しています。
サイト内には国内の医薬文献情報と医薬品添付文書情報がデータベースにまとめられており、添付文書や治験など各段階における医薬品情報が検索できます。

KEGG
日本医薬情報センター（JAPIC）から提供された医薬品の添付文書や、国内では販売されていないアメリカの医薬品の添付文書も確認できるサイトです。
薬の一般名や有効成分、会社名、JAPIC IDなど複数の項目から検索可能です。

【行政機関サイト】

厚生労働省
生活の保障や経済発展のため、国民の健康や子育て、社会福祉、介護、雇用・労働、年金に関する政策を所管している国の行政機関のサイトです。
医療保険制度の制定も担い、海外医薬品の輸入に関する規則や検査も行っています。

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