ボルタレン・ジェネリック(ボベランSR)の商品詳細
- 商品名
- ボベランSR
- 内容量
- 1箱あたり90錠
- 成分量
- 75mg / 100mg
- 有効成分
- ジクロフェナクナトリウム
- 効果・効能
- 痛みの軽減、炎症の改善、発熱の鎮静
- 形状・剤形
- 経口服用タイプの錠剤
- 対象性別
- 男女兼用
- 製薬会社
- Novartis Consumer Health SA (ノバルティスコンシューマーヘルス社)
ボベランSRは腰痛や関節痛などの様々な痛みに効く消炎鎮痛薬です。国内でも承認を受け、現在も使用され続けているボルタレンのジェネリック医薬品にあたり、有効成分である“ジクロフェナクナトリウム”を同用量配合しています。腰痛や生理痛、頭痛、歯痛などのあらゆる痛みを抑えたり、風邪や関節炎などの炎症を抑え症状を和らげてくれますので、幅広く使用できるでしょう。
ボルタレン・ジェネリック(ボベランSR)の特徴
- あらゆる痛みや炎症を鎮めてくれる有名な鎮痛薬のジェネリック医薬品
-
- 痛みを強力に抑え、炎症を鎮めてくれます
- 先発品を作っているメーカーが製造しているジェネリック医薬品
- 内服薬なので、身体のすみずみの痛みを改善してくれます
- 効果・効能
- 関節痛などの炎症や疼痛の改善
- 頭痛、生理痛などの痛みの軽減
ボベランSRは整形外科分野での腰痛症や関節リウマチ、変形性関節症など、身体で起こりうる炎症を鎮め、痛みを和らげてくれます。
また、頭痛や生理痛などの日常で起こりうる痛みについても有効ですので、つらい時のためにお守りとして常備しておくのも良いでしょう。
変形性関節症などの関節による痛みは日常生活の水準に大きく関わってきますので、痛みを抑え込んで支障をきたさないようサポートしてくれます。
ボルタレン・ジェネリック(ボベランSR)について
ボベランSRはスイス・バーゼルに本拠地を置くノバルティスコンシューマーヘルス社が製造販売している消炎鎮痛剤です。
チバガイギー社とサンド社というスイスを拠点とする製薬会社の合併により1996年に設立された比較的新しい製薬メーカーですが、今では世界的にも知名度が高い大手企業です。
日本国内にもノバルティスファーマ株式会社として拠点を設けており、今現在でも数多くの医薬品が承認を受け、治療に用いられています。世界的にも有名かつ、信頼のおける企業なので、安心して良いといえるでしょう。
ボベランSRは有効成分としてジクロフェナクナトリウムを配合しており、関節痛や腰痛など、身体の痛みを中心に痛みを鎮めてくれます。比較的効果が高いため、他の鎮痛薬では不十分であった痛みや炎症を強力に抑えてくれます。
炎症を引き起こす化学物質の合成を阻害し、痛みを鎮めます
ボベランSRの有効成分“ジクロフェナクナトリウム”はCOX(シクロオキシゲナーゼ)という合成酵素を阻害する作用を持っています。
炎症がある部分では、プロスタグランジンと呼ばれる物質が作り出されます。プロスタグランジンは痛みを引き起こす物質の閾値を下げる効果を持ち、間接的に発痛作用をもたらします。
ジクロフェナクナトリウムはプロスタグランジンが作り出される過程のうち、アラキドン酸からプロスタグランジンへと合成する酵素、「シクロオキシゲナーゼ」のはたらきを抑制し、患部の炎症を鎮め、痛みを和らげてくれます。
痛みの他、発熱や子宮収縮を抑える効果もあるため、風邪などの解熱や生理痛などにも効果が期待できるでしょう。
ボルタレン・ジェネリック(ボベランSR)の服用方法
- 1回の用量
- 1/4~1/2錠(ジクロフェナクナトリウムとして25~50mg)
- 服用のタイミング
- 食後
- 1日の服用回数
- 1~3回
- 服用する間隔
- 5~12時間前後
1回あたり25~50㎎を目安に水かぬるま湯にて服用してください。
関節リウマチや変形性関節症などに用いる際には原則として1日3回、急性上気道炎の解熱および鎮痛に対しては頓用とし、1日2回まで服用できます。胃の負担を避けるため、食後の服用が望ましいです。
服用時の注意
用法用量を正しく守って服用してください。痛みの原因によって使い方が異なりますのでご注意ください。空腹状態の時に使用すると、胃が荒れるおそれがありますので、なるべく避けてください。
痛みに応じて量を調整できますが、1日の上限は100㎎までです。消炎鎮痛剤による治療はあくまでも対処療法ですので、痛みが続く場合には病院に受診した方が良いでしょう。
痛みが改善したあとは漫然と使用せず、必要最低限の期間にとどめてください。
ボルタレン・ジェネリック(ボベランSR)の副作用
- 主な副作用
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- 食欲不振
- 吐き気
- 嘔吐
- 胃痛など
服用により食欲不振や吐き気、嘔吐、胃痛などの症状が起きることがあります。
使用の中止により副作用の改善が期待できますが、長続きする場合や症状が重い場合にはかかりつけの医師や薬剤師に相談したほうがよいでしょう。
- 稀な副作用
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- ショック、アナフィラキシー
- 消化管穿孔
- 血小板減少
- 急性腎障害
- 肝機能障害
- 重症喘息発作など
服用後、肝臓や腎臓に重い障害が起きることがあります。長期的に使用している際には定期的に血液検査などを行い、異常がないか確認した方が良いでしょう。
また、喘息発作を誘引する可能性があります。また、使用により胃が荒れ、胃内で穴が開いたり出血したりするなどを起こすケースがあります。
体調不良を感じた際には使用をやめ、すみやかに医療機関に受診し医師の診察を受けてください。
ボルタレン・ジェネリック(ボベランSR)の注意事項
- 慎重投与
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次の人は、使用に注意する必要があります。
- 病気で体力を消耗している人
- 過去に消化性潰瘍を起こしたことがある人
- 血液に異常が認められる人
- 高血圧症の人
- 心臓に障害を持つ人
- 全身性エリテマトーデスの診断を受けた人
- 気管支喘息のある人
- 胃腸に重い病気や障害のある人
- 腎臓に障害を持つ人
- 肝臓に障害を持つ人
- 現在授乳中の人
- 小さいお子様
- 高齢者
- 服用してはいけない人
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次の人は、この薬を使用することはできません。
- ボベランSRに含まれる有効成分で過去に蕁麻疹や過敏症を起こしたことがある人
- 消化性潰瘍のある人
- 重い血液病を患っている人
- 肝臓や腎臓に重い病気がある人
- 血圧が過度に高い人
- 心臓に重い病気を持つ人
- アスピリン喘息を起こしたことがある人
- インフルエンザ感染症の治療中の人
- 妊娠または妊娠している可能性のある人
- 併用注意
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次の薬と合わせての使用には注意が必要です。
- CYP2C9を阻害する薬剤(ボリコナゾールなど)
- ニューキノロン系抗菌薬(レボフロキサシンなど)
- リチウム
- ジキタリス製剤
- メトトレキサート
- アスピリン
- 非ステロイド性消炎鎮痛薬
- ステロイド剤(プレドニゾロンなど)
- 降圧剤
- 利尿剤
- 抗凝血剤や抗血小板薬(ワルファリン、クロピドグレルなど)
- シクロスポリン
- コレスチラミン
- ドロスピレノン・エチニルエストラジオール
- 選択性セロトニン再取り込み阻害薬(フルボキサミン、パロキセチンなど)
- 併用禁忌
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次の薬と合わせての使用は避けてください。
- トリアムテレン
ボルタレン・ジェネリック(ボベランSR)の保管方法
- ・直射日光を避けて室温で保管してください。
- 冷蔵庫に保管する必要はありませんが、高温多湿の場所には保管しないでください。
- ・小さなお子様の手の届かない所に保管してください。
- お子様が誤って服用することのないよう十分注意して保管してください。
参考サイト
このページの詳細は、下記サイトを参考にさせて頂いております。
薬ストアでは正確な情報提供を努めておりますが、情報の正確性および完全性を保証するものではございませんので、あらかじめご了承ください。
- 【医薬品情報サイト】
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日本医薬情報センター
安全性および有効性を中心とした医薬品情報の提供を行う一般財団法人のサイトです。
医薬品に関する国内外の情報を迅速かつ公正に整理・分析し速やかに情報提供することによって、国民の健康や医療の向上に貢献しています。
サイト内には国内の医薬文献情報と医薬品添付文書情報がデータベースにまとめられており、添付文書や治験など各段階における医薬品情報が検索できます。 -
KEGG
日本医薬情報センター(JAPIC)から提供された医薬品の添付文書や、国内では販売されていないアメリカの医薬品の添付文書も確認できるサイトです。
薬の一般名や有効成分、会社名、JAPIC IDなど複数の項目から検索可能です。 - 【行政機関サイト】
-
厚生労働省
生活の保障や経済発展のため、国民の健康や子育て、社会福祉、介護、雇用・労働、年金に関する政策を所管している国の行政機関のサイトです。
医療保険制度の制定も担い、海外医薬品の輸入に関する規則や検査も行っています。
医薬品等の通販・個人輸入について
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- 医薬品等の個人輸入について詳しくはこちら
- 厚生労働省-医薬品等の個人輸入について