ザトラルOD

ザトラルODの商品詳細

商品名

ザトラルOD

内容量

1箱あたり30錠

成分量

10mg

有効成分

アルフゾシン

効果・効能

前立腺肥大による排尿障害の改善

形状・剤形

経口服用タイプの錠剤

対象性別

男性

製薬会社

Sanofi（サノフィ）

ザトラルODは前立腺肥大症の治療薬です。有効成分であるアルフゾシンが前立腺肥大による残尿感や頻尿、尿意切迫感などの排尿障害を緩和してくれます。前立腺肥大症では、交感神経が過剰に緊張し、前立腺を肥大させているため、この刺激を和らげることで症状を改善します。類似薬としてはハルナールやユリーフ、ミニプレスなどが同じ効果をもっています。国内では未承認の医薬品ですが、海外では人気があり、世界中で広く使用されています。

ザトラルODの特徴

尿の通り道をスムーズにし、さまざまな排尿障害を改善

• 作用が限定的なので副作用が少ない
• トイレに行きたい衝動を抑え、1度のトイレで量をしっかりと出してくれます
• 持続性があり、1日1回の服用で効果を発揮

効果・効能

前立腺肥大症の改善

排尿障害の改善

ザトラルODの有効成分“アルフゾシン”は前立腺や尿道に関連する交感神経のみに作用して、神経の高ぶりを鎮めてくれます。

薬の効果が限定的なので、他の部位にはたらきかけないため副作用が少ないです。排尿障害は膀胱のすぐ下にある前立腺が大きくなり、尿道を圧迫してしまうことが原因です。

これにより尿が出切るまでに時間がかかったり、まだ尿が残っていると感じてしまう症状がでてきます。ザトラルODは尿道付近の平滑筋を緩めたり、尿道付近の前立腺の膨張を抑えて尿の出をスムーズにしてくれます。

尿道の通り道がすっきりすることで残尿感や頻尿感、尿意切迫などの不快な排尿障害を改善してくれるでしょう。

ザトラルODについて

ザトラルODはサノフィ社が製造販売する前立腺肥大症の治療薬です。

サノフィ社はフランスのパリに本拠地を置いている製薬・バイオテクノロジー企業で、世界有数の規模を持つ医薬品メーカーです。

2004年に設立された比較的若い会社ですが、希少疾患や免疫領域、ワクチン、生活習慣病など幅広い疾患領域で医薬品開発を手掛けています。国内にも支店を置く製薬企業ですので、信頼性は高いといってもよいでしょう。

ザトラルODは前立腺肥大症による不快な排尿トラブルを改善してくれます。前立腺肥大症の起こしている原因には交感神経の高ぶりによって引き起こしていることが原因の一つと考えられており、ザトラルはその信号を遮断して症状を改善してくれます。

交感神経は全身に数多く分布しておりますが、有効成分であるアルフゾシンは全身の神経のうち、前立腺や膀胱付近の神経にのみ作用します。効き目が限定されているので副作用が少ないという特徴をもっています。

1日1回だけの服用で症状の改善が期待できるので、服用もしやすく排尿障害に悩める人にはおすすめです。

尿の出をスムーズにし、むくみを改善して血圧を下げてくれます。

前立腺が大きくなって尿の通り道が狭くなってしまうことで前立腺肥大症では複数の排尿障害が起こりえます。

夜何度もトイレにいってしまうなど日常性生活に大きな支障をきたしてしまいかねません。ザトラルODに含まれる有効成分“アルフゾシン”は泌尿器領域の交感神経にのみはたらきかけて排尿障害を改善してくれる医薬品ですが、症状を改善し尿量がしっかりと確保できることで体内の水分貯留を正常にしてむくみを改善してくれます。

体内の水分が正常値になるため心臓への負担も和らげる効果が期待できますし、体内の水分量が調整されて血圧の値も正常値へと近づくでしょう。

トイレの排尿トラブルを一挙に解消しつつ、むくみや血圧にも改善効果が期待できるので一石二鳥、三鳥です。作用が選択的なので副作用が少ないのもメリットといえるでしょう。

ザトラルODの服用方法

1回の用量

1錠（アルフゾシンとして10mg）

服用のタイミング

夕食後

1日の服用回数

1回

服用する間隔

24時間

1日1回10㎎を目安に水かぬるま湯にて服用してください。

通常は夕食後に服用してください。1回だけの服用で1日中効果を発揮してくれます。継続的な服用でより効果的に作用しますので、毎日欠かさず飲んでください。

服用時の注意

用法用量を守って正しく服用してください。空腹時に服用すると効果が弱まってしまうことがあります。飲み忘れたから・効果を感じたいからといって1日の上限量や超えないようにしてください。

薬が効きすぎて思わぬ副作用を引き起こしてしまう可能性があります。服用後にめまいやふらつきを起こすことがありますので、自動車の運転や危険を伴う高所作業は避けてください。

ザトラルODの副作用

主な副作用

• めまい
• ふらつき
• 立ち眩み
• 動悸
• 胃部不快感など

副作用が少ない医薬品ですが、服用により血圧が低くなってしまい、めまいを感じたり、立ち上がった時に立ち眩みやふらつきを伴うことがあります。

特に飲み始めに症状がみられやすいですが、使用を続けることで徐々になくなっていくでしょう。症状が長続きしたり、悪化しひどい場合にはかかりつけの医師や薬剤師に相談してください。

稀な副作用

• 過敏症
• 肝機能障害など

稀ではありますが、服用後全身にひどいかゆみや発疹がでることがあります。

また、服用を続けていくと身体のだるさを感じたり、吐き気、食欲がなくなる、皮膚や白目が黄色くなるなどの症状がでることがあります。

これらは危険な副作用の前触れである可能性がありますので、症状がみられた際にはすぐに服用をやめて近隣の医療機関に受診し、医師の診察を受けてください。

ザトラルODの注意事項

慎重投与

次の人は、使用に注意する必要があります。

• 肝臓に障害を持つ人
• 腎臓に障害を持つ人
• 高齢者の方

服用してはいけない人

次の人は、この薬を使用することはできません。

• 過去にザトラルODに含まれる有効成分で過去に蕁麻疹や過敏症を起こしたことがある人
• 肝臓に重い障害を持つ人

併用注意

次の薬と合わせての使用には注意が必要です。

• 降圧剤やその他降圧作用をもたらす薬剤
• ホスホジエステラーゼ阻害作用を有する薬剤

併用禁忌

次の薬と合わせての使用は避けてください。

• 併用してはいけない薬は特にありません

ザトラルODの保管方法

・直射日光を避けて室温で保管してください。

冷蔵庫に保管する必要はありませんが、高温多湿の場所には保管しないでください。

・小さなお子様の手の届かない所に保管してください。

お子様が誤って服用することのないよう十分注意して保管してください。

参考サイト

このページの詳細は、下記サイトを参考にさせて頂いております。

薬ストアでは正確な情報提供を努めておりますが、情報の正確性および完全性を保証するものではございませんので、あらかじめご了承ください。

【医薬品情報サイト】

日本医薬情報センター
安全性および有効性を中心とした医薬品情報の提供を行う一般財団法人のサイトです。
医薬品に関する国内外の情報を迅速かつ公正に整理・分析し速やかに情報提供することによって、国民の健康や医療の向上に貢献しています。
サイト内には国内の医薬文献情報と医薬品添付文書情報がデータベースにまとめられており、添付文書や治験など各段階における医薬品情報が検索できます。

KEGG
日本医薬情報センター（JAPIC）から提供された医薬品の添付文書や、国内では販売されていないアメリカの医薬品の添付文書も確認できるサイトです。
薬の一般名や有効成分、会社名、JAPIC IDなど複数の項目から検索可能です。

【行政機関サイト】

厚生労働省
生活の保障や経済発展のため、国民の健康や子育て、社会福祉、介護、雇用・労働、年金に関する政策を所管している国の行政機関のサイトです。
医療保険制度の制定も担い、海外医薬品の輸入に関する規則や検査も行っています。

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