イクセロン・ジェネリック(リバマー)の商品詳細
- 商品名
- リバマー
- 内容量
- 1箱あたり50錠(1.5mg) / 30錠(3mg)
- 成分量
- 1.5mg / 3mg
- 有効成分
- 酒石酸リバスチグミン
- 効果・効能
- 認知症の改善
- 形状・剤形
- 経口服用タイプのカプセル剤
- 対象性別
- 男女兼用
- 製薬会社
- Sun Pharmaceutical Industries Limited(サンファーマ)
リバマーは認知症の治療薬として販売されているイクセロンのジェネリック医薬品です。現在日本で販売されているイクセロンは貼付剤(パッチ)のみですが、イクセロンパッチの有効成分である酒石酸リバスチグミンを配合した内服薬が本剤になります。欧米ではカプセル剤も販売されており、パッチの内服薬版になります。この薬は認知症を完全に治療するのではなく、日々進行していく認知症を食い止める効果がある薬です。
イクセロン・ジェネリック(リバマー)の特徴
- 徘徊やせん妄などの症状を改善する効果が期待されています
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- 認知症の進行を抑えてさまざまな症状を軽減します
- 軽度から中等度の認知症の方に最適な薬です
- 吐き気や下痢などの副作用が少ないため安心です
- 効果・効能
- 認知症
- パーキンソン病
リバマーの有効成分であるリバスチグミンは、記憶信号の伝達を助けるアセチルコリンを分解させるコリンエステラーゼのはたらきを阻害することで中枢神経内のアセチルコリンの濃度を保ち、認知症の進行を緩やかにする効果があります。
記憶障害だけでなくせん妄や徘徊などの症状を軽減するため、介護者やご家族からの支持も得ています。パーキンソン病による記憶障害にも効果があります。
イクセロン・ジェネリック(リバマー)について
リバマーは酒石酸リバスチグミンを有効成分としたアルツハイマー型認知症の薬です。
この酒石酸リバスチグミンは日本ではイクセロンパッチという貼付薬(パッチ)のみの認可で、内服薬は販売されていません。
本剤はサンファーマ・シューティカル・インダストリーズ・リミテッドというインドの大手製薬会社で製造・販売されています。
ジェネリック医薬品の世界的なシェアを占めるグローバル企業です。日本で認可されているパッチは24時間という緩やかな低下時間に対し、本剤は1.4~1.7時間と早い効き目が特徴です。
脳内のアセチルコリンの減少を防いで認知症の症状を改善します
アルツハイマー型認知症の方は脳内のアセチルコリンが減少しています。
このアセチルコリンが減少するため、物忘れや無気力、時間や場所が分からなくなることや日常生活でのさまざまな変化があらわれます。
アセチルコリンの減少を阻止することで認知症の進行を抑えて症状の軽減をします。
しかし、認知症は現在の医療では完治できません。あくまでも進行を緩やかにする効果ということを忘れないでください。
イクセロン・ジェネリック(リバマー)の服用方法
- 1回の用量
- 1カプセル(リバスチグミンとして1.5mg)
- 服用のタイミング
- 朝夕食後
- 1日の服用回数
- 2回
朝夕食後に1.5mgを水またはぬるま湯で服用します。
2週間服用したら3mgを2週間服用します。最大1日12mg服用可能ですが、症状に合わせて用量を調整してください。
服用時の注意
失神や重度の混乱の原因になるため、服用後は車の運転は避けてください。
高度の認知症の方や、服用を続けても本剤の効果が期待できない方は長期服用をしないでください。
他のアルツハイマー型認知症薬を服用している方は併用できない薬がありますので、医師に相談してください。
イクセロン・ジェネリック(リバマー)の副作用
- 主な副作用
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- 吐き気
- 腹痛
- 吐き気・嘔吐
- 下痢
- 便秘など
いちばん多いのは胃腸症状です。服用するときは胃腸に負担がかからないように食後すぐにしてください。上記のような副作用があらわれた場合はすぐに医師に相談してください。
- 稀な副作用
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- 胃潰瘍
- 十二指腸潰瘍
- 肝炎
- 胃腸出血
- 失神
- 幻覚
- 脱水
- 錯乱
- せん妄など
このような副作用があらわれた場合はすぐに服用を中止して医師の診察を受けてください。
イクセロン・ジェネリック(リバマー)の注意事項
- 慎重投与
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次の人は、使用に注意する必要があります。
- 他の認知症薬を使用している方
- 腎機能障害の方
- 肝機能障害の方
- 妊娠中もしくは授乳中の方
- 服用してはいけない人
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次の人は、この薬を使用することはできません。
- 本剤の成分に過敏症の既往歴のある方
- カルバメート系誘導体に過敏症の既往歴のある方
- 併用注意
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次の薬と合わせての使用には注意が必要です。
- アセチルコリン、ジスチグミンなど
- アトロピン、トリヘキシフェニジルなど
- スキサメトニウムなど
- 併用禁忌
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次の薬と合わせての使用は避けてください。
- 併用禁忌薬は報告されていません
イクセロン・ジェネリック(リバマー)の保管方法
- ・直射日光を避けて室温で保管してください。
- 冷蔵庫に保管する必要はありませんが、高温多湿の場所には保管しないでください。
- ・小さなお子様の手の届かない所に保管してください。
- お子様が誤って服用することのないよう十分注意して保管してください。
参考サイト
このページの詳細は、下記サイトを参考にさせて頂いております。
薬ストアでは正確な情報提供を努めておりますが、情報の正確性および完全性を保証するものではございませんので、あらかじめご了承ください。
- 【医薬品情報サイト】
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日本医薬情報センター
安全性および有効性を中心とした医薬品情報の提供を行う一般財団法人のサイトです。
医薬品に関する国内外の情報を迅速かつ公正に整理・分析し速やかに情報提供することによって、国民の健康や医療の向上に貢献しています。
サイト内には国内の医薬文献情報と医薬品添付文書情報がデータベースにまとめられており、添付文書や治験など各段階における医薬品情報が検索できます。 -
KEGG
日本医薬情報センター(JAPIC)から提供された医薬品の添付文書や、国内では販売されていないアメリカの医薬品の添付文書も確認できるサイトです。
薬の一般名や有効成分、会社名、JAPIC IDなど複数の項目から検索可能です。 - 【行政機関サイト】
-
厚生労働省
生活の保障や経済発展のため、国民の健康や子育て、社会福祉、介護、雇用・労働、年金に関する政策を所管している国の行政機関のサイトです。
医療保険制度の制定も担い、海外医薬品の輸入に関する規則や検査も行っています。
医薬品等の通販・個人輸入について
医薬品等の個人輸入については、日本の薬機法(旧薬事法)により規制があります。
一般の個人が自分で使用するための購入のみ認められており、「代理で通販購入する」「購入後に第三者への譲渡する」などの行為は禁じられています。
ご注文者ご本人が、個人で使用する分を購入可能数量の範囲内でご注文ください。
- 医薬品等の個人輸入について詳しくはこちら
- 厚生労働省-医薬品等の個人輸入について
イクセロン・ジェネリック(リバマー)の口コミ
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男性 65父の介護で妻とともに心身が疲れ切っていましたが、藁にすがる思いでリバマーを使用したところ症状が安定してきました。
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女性 33祖母の介護で負担になることが多くかったのですが、この薬を使用してからは徘徊が少なくなり効果を実感できてうれしいです。
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男性 51パーキンソン病の記憶障害で服用しています。海外の薬ということで心配でしたが対応もよくて安心して継続することができます。
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女性 6895歳の実母に使用しています。以前は暴言がひどく困っていましたがリバマーを使用しだしてからは気分が安定してきたようです。