ロキソニン錠

ロキソニン錠の商品詳細

商品名

ロキソニン錠

内容量

1箱あたり100錠

成分量

60mg

有効成分

ロキソプロフェン水和物

効果・効能

鎮痛、解熱、消炎

形状・剤形

経口服用タイプの錠剤

対象性別

男女兼用

製薬会社

第一三共

ロキソニンは「非ステロイド抗炎症薬（NSAID）」といわれる消炎鎮痛剤です。NSAIDのなかでもロキソニンは安全性が高く、さまざまな痛みや熱に使われています。痛みや炎症のもとになるプロスタグランジンという物質の生合成を抑制して炎症や腫れを抑え、鎮痛、解熱に効果があります。医療機関で昔から処方されている知名度の高い薬です。

ロキソニン錠の特徴

日本の製薬会社が開発した幅広い痛みと腫れに対応する信頼の高い解熱鎮痛薬

• 安全性と効き目を両立させたポピュラーな鎮痛薬
• 関節リウマチの痛みから抜歯後の疼痛にまで対応
• 体内で効果を発揮するプロドラッグなので胃腸の負担が軽い

効果・効能

急性上気道炎による発熱、喉の痛み

関節リウマチ

変形性関節症

腰痛症

肩関節周囲炎

頸肩腕症候群

歯痛

手術後、外傷後、抜歯後の鎮痛・消炎

ロキソニンの有効成分であるロキソプロフェンナトリウム水和物は、炎症や発熱の原因となるプロスタグランジン（PGE2）の発生を抑制する効果があります。

プロスタグランジンの合成酵素であるシクロオキシゲナーゼ（COX）を阻害して腫れや痛みを緩和して熱を下げる作用です。

対症療法的な薬のため病気の原因の根本を治療するものではありませんが、バランスの良い鎮痛効果で他の鎮痛薬に比べると副作用の少ない医薬品になります。

ロキソニン錠について

ロキソニンは日本の製薬会社である第一三共株式会社が製造・販売をしています。

第一三共は1899年（明治32年）に創立され、さまざまな医薬品を世に出してきました。身近なところではドリンク剤のリゲインも第一三共から発売されています。

ロキソニンは1986年（昭和61年）に発売され、以後36年間痛み止めとして使用されており錠剤の60mgと細粒が販売されています。

国産の薬ですので日本人の体に合い、用量の調整や副作用の心配も少なく安心して服用できる点も魅力です。毎月の生理痛でお悩みの方、頭痛持ちの方や関節リウマチで服用回数が多い方も通販なら病院や薬局へ行く手間なしに入手できます。

数ある消炎鎮痛薬のなかでも副作用が少ないから安心して使える

風邪で発熱したときや虫歯が痛むときなど、熱や痛みに悩まされることは誰しも1度や2度はあるでしょう。

ロキソニンは解熱剤として多くの病院で処方される一般的な薬です。NSAIDとよばれるステロイド以外の消炎鎮痛剤にはさまざまなものがありますが、安全性の高さと効果を両立しているのはロキソニンです。

頭痛や生理痛、歯痛などの痛みから関節リウマチのつらい痛みまでカバーしてくれるのが特徴です。痛み止めは胃の負担が大きいとされていますが、ロキソニンはプロドラッグという体内に吸収されてから効果を発揮する薬のため他の消炎鎮痛剤より胃腸の負担が軽減されています。

ロキソニン錠の服用方法

1回の用量

1錠（「ロキソプロフェン」として60mg）

服用のタイミング

急性上気道炎（急性気管支炎を含む）解熱・鎮痛

1日の服用回数

3回まで（急性上気道炎の場合は2回）

1日3回を限度に1回1錠（60mg）を水またはぬるま湯と服用してください。

年齢や症状に応じて増減可能です。空腹時の服用は避けてください。

1日2回を限度に1回1錠（60mg）を水またはぬるま湯と服用してください。

1日180mgを超えないように注意してください。空腹時の服用は避けてください。

服用時の注意

食後すぐにコップ多めの水かぬるま湯で服用してください。

頓服として飲む場合もできるだけ食後に飲むことをおすすめします。急性上気道炎（風邪）は頓服での服用が原則です。症状のひどいときだけ使用してください。

鎮痛薬の長期服用は好ましくないため、一定期間服用しても症状の改善がみられない場合は継続するか否か医師に相談してください。

関節リウマチは効果が出るまで2～4週間かかることがあります。指定された期間は続けて服用するようにしてください。

ロキソニン錠の副作用

主な副作用

• 胃痛
• 腹痛
• じんましん・発疹
• 吐き気・嘔吐
• 食欲不振
• むくみ
• 肝機能・腎機能の低下
• 口内炎など

副作用でもっとも多いのは胃痛や吐き気などの胃腸障害です。

特に長期服用されている方や高齢者は注意が必要です。人によって発疹ができたりすることがあります。アレルギー体質の方は注意してください。

喘息の方は発作を起こすことがありますので、注意してください。

また、肝機能や腎機能に影響をおよぼすことがありますので、関節リウマチで長期間服用する場合は定期的に血液検査を受けるなどしてください。

稀な副作用

• アナフィラキシーショック
• 腎障害
• うっ血性心不全
• 間質性肺炎
• 消化性潰瘍
• 消化管出血
• 消化管穿孔
• 大腸・小腸の狭窄・閉塞
• 劇症肝炎などの肝機能障害
• 喘息
• 無菌性髄膜炎
• 横紋筋融解症など

これらの症状は非常に稀ですがただちに服用を中止して医師の診察を受けてください。

ロキソニン錠の注意事項

慎重投与

次の人は、使用に注意する必要があります。

• 喘息または消化性潰瘍の既往例のある方
• 血小板減少などの血液に異常のある方
• 肝臓病、腎臓病、心臓病、高血圧の方または既往歴のある方
• 潰瘍性大腸炎やクローン病の方
• インフルエンザやテング熱などのウイルス性疾患にかかっている方
• 妊娠中、授乳中の方
• 高齢者

服用してはいけない人

次の人は、この薬を使用することはできません。

• 消化性潰瘍の方
• 重篤な血液の病気の方
• 重篤な肝機能障害の方
• 重篤な腎機能障害の方
• 重篤な心機能不全の方
• 本剤の成分に過敏症の既往歴の方
• アスピリン喘息の方
• 妊娠後期の方

併用注意

次の薬と合わせての使用には注意が必要です。

• ワルファリン
• メトトレキサート
• リーマス
• シプロフロキサシン
• ノルフロキサシン
• ロメフロキサシン
• ACE阻害薬、ARB
• チアシド系の利尿薬

併用禁忌

次の薬と合わせての使用は避けてください。

• 使用禁忌薬の報告はありません

ロキソニン錠の保管方法

・直射日光を避けて室温で保管してください。

冷蔵庫に保管する必要はありませんが、高温多湿の場所には保管しないでください。

・小さなお子様の手の届かない所に保管してください。

お子様が誤って服用することのないよう十分注意して保管してください。

参考サイト

このページの詳細は、下記サイトを参考にさせて頂いております。

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【医薬品情報サイト】

日本医薬情報センター
安全性および有効性を中心とした医薬品情報の提供を行う一般財団法人のサイトです。
医薬品に関する国内外の情報を迅速かつ公正に整理・分析し速やかに情報提供することによって、国民の健康や医療の向上に貢献しています。
サイト内には国内の医薬文献情報と医薬品添付文書情報がデータベースにまとめられており、添付文書や治験など各段階における医薬品情報が検索できます。

KEGG
日本医薬情報センター（JAPIC）から提供された医薬品の添付文書や、国内では販売されていないアメリカの医薬品の添付文書も確認できるサイトです。
薬の一般名や有効成分、会社名、JAPIC IDなど複数の項目から検索可能です。

【行政機関サイト】

厚生労働省
生活の保障や経済発展のため、国民の健康や子育て、社会福祉、介護、雇用・労働、年金に関する政策を所管している国の行政機関のサイトです。
医療保険制度の制定も担い、海外医薬品の輸入に関する規則や検査も行っています。

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