ベトノベートNスキンクリーム

ベトノベートNスキンクリームの商品詳細

商品名

ベトノベートNスキンクリーム

内容量

1本あたり25g

有効成分

ベタメタゾン吉草酸エステル、フラジオマイシンなど

効果・効能

アレルギー性皮膚炎、アトピー性皮膚炎、湿疹の症状改善

形状・剤形

外用クリーム

対象性別

男女兼用

製薬会社

GSK(グラクソ・スミスクライン)

ベトノベートNスキンクリームは外用副腎皮質ホルモン剤に分類される、外用タイプのアトピー性皮膚炎治療薬です。抗炎症作用と抗菌作用を持つ2種類の有効成分が配合されており、皮膚で起きている炎症を和らげながら治療中の二次感染を防ぐ効果を持っています。患部に直接塗布するため内服薬より即効性に優れており、辛い症状を速やかに抑えることができます。さらに局所作用を発揮するため、全身性の副作用を起こす心配は殆どありません。

ベトノベートNスキンクリームの特徴

優れた抗炎症作用と抗菌作用で幅広い皮膚疾患に対して治療効果を持つ外用薬

• 外用ステロイドで強力(strong)に分類される有効成分を配合
• 塗布した場所だけ効果を発揮するため全身性の副作用の心配なし
• 抗炎症成分だけでなく抗菌成分も配合されているから二次感染しにくい

効果・効能

アトピー性皮膚炎を含む皮膚疾患の症状改善

湿疹の症状改善

ベトノベートNスキンクリームには有効成分としてベタメタゾン吉草酸エステルとフラジオマイシンが配合されています。

ベタメタゾン吉草酸エステルは外用ステロイドの中でも強度ランクで中間の強力(strong)に位置する成分で、中等以上の皮膚疾患に対して優れた治療効果を発揮します。

もう一つの有効成分であるフラジオマイシンは抗菌作用を持っており、患部で化膿などを起こしている場合に2次感染を防ぐことができます。局所作用を発揮する治療薬なので、全身性の副作用が気になる方でも安心してご使用いただけます。

ベトノベートNスキンクリームについて

ベトノベートNスキンクリームはイギリスのロンドンに本拠地を置く世界有数のグローバル製薬企業である、GSK(グラクソ・スミスクライン)が製造販売している外用クリームタイプのアトピー性皮膚炎治療薬です。

日本の医療機関でも広く処方されている、ベトノベートNクリームと同じ有効成分が配合されています。アトピー性皮膚炎を筆頭に幅広い皮膚疾患に対して高い症状改善効果を持っており、辛い症状をいち早く抑えることができます。皮膚疾患の治療薬には外用タイプの他に内服タイプも販売されています。

しかし内服タイプは一度胃や腸などから有効成分が吸収される必要があるため、全身性の副作用を起こす恐れがあります。

今回紹介するベトノベートNスキンクリームは局所作用を発揮する外用タイプなので、全身性の副作用を起こすことは殆どなく安全性に優れた特徴を有しています。

局所作用で炎症や痒みなどの皮膚症状をピンポイントで鎮めることが可能

皮膚疾患は身体の一部で発症することが多く、治療する際も局所作用を発揮する外用タイプの治療薬が広く使われています。ベトノベートNクリームも外用タイプに分類される治療薬で、炎症や痒みなどを引き起こしている患部に直接塗布することで治療効果を発揮します。

医薬品であるため副作用を起こす可能性はあるものの、患部に直接薬剤が届きますので全身性の重篤な副作用は起こしにくくなっています。

配合されている有効成分ベタメタゾン吉草酸エステルはステロイド剤で、5段階ある強度ランクで中間に位置する強い(strong)に分類されています。

優れた治療効果を持ちながら医師の処方なしでも使える、高い安全性を備えています。ベタメタゾン吉草酸エステル以外にも抗菌作用を持つフラジオマイシンが配合されていますので、患部が化膿していても使用することが可能です。

ベトノベートNスキンクリームの使用方法

1回の用量

適量

使用のタイミング

指定なし

1日の使用回数

1～数回

使用する間隔

指定なし

炎症や痒みが起きている皮膚に直接塗布又は塗擦するか、無菌ガーゼ等に伸ばして貼付してください。使用量及び使用回数は症状に合わせて適宜増減可能です。

症状が改善してきたら効果の穏やかな治療薬に切り替えて治療を継続してください。

また症状の改善が見られない場合は、医師の診察を受けるようにしましょう。

使用時の注意

必ず用法用量を守って使用してください。過剰量を使用しても効果に違いはなく、副作用を起こしやすくなってしまいます。ベトノベートNスキンクリームは外用薬であるため、外用としてのみお使いください。

瞼への使用は少量かつ短期間に抑えてください。目に薬剤が入らないよう気を付けてください。広範囲に症状が現れている場合は短期間の使用に留めてください。

顔面や首、陰部などに使用する場合は皮膚委縮や局所的副作用を起こしやすいため、細心の注意を払いながら使用してください。

使用中に皮膚に異常が現れた際は、すぐに使用を中止して医師の診察を受けるようにしてください。副作用以外を理由として、使用を自己判断で中止しないでください。中止する際はかかりつけの医師に相談しましょう。

ベトノベートNスキンクリームの副作用

主な副作用

• 発疹
• 痒み
• 発赤
• 皮膚の刺激感
• 皮膚の萎縮など

ベトノベートNスキンクリームを使用した際に上記のような副作用を起こすことが報告されています。いずれも軽度の症状で治まることが殆どですが、辛い場合は医師の診察を受けるようにしてください。

稀な副作用

• 眼圧亢進
• 緑内障
• 後のう白内障など

ベトノベートNスキンクリームを使用した際に上記のような稀な副作用を起こすことが報告されています。万が一これらの症状が確認できた場合は、必ず使用を中止してから医師の診察を受けるようにしてください。

ベトノベートNスキンクリームの注意事項

慎重投与

次の人は、服用に注意する必要があります。

• 初めてベトノベートNスキンクリームを使用する方
• 妊娠中又は妊娠している可能性のある方
• 授乳中の方
• 小児の方
• 高齢者の方

服用してはいけない人

次の人は、この薬を使用することはできません。

• 過去にベトノベートNスキンクリームに含まれる成分でアレルギー症状を起こしたことのある方
• 過去にフラジオマイシン、カナマイシン、ストレプトマイシン、ゲンタマイシン等のアミノグリコシド系抗生物質又はバシトラシンを使用してアレルギー症状を起こしたことのある方
• フラジオマイシン耐性菌又は非感染性菌による皮膚感染をお持ちの方
• 細菌・真菌・スピロヘータ・ウイルス皮膚感染症及び動物性皮膚疾患をお持ちの方
• 鼓膜に穿孔のある方への耳内使用
• ベーチェット病を除く潰瘍、第2度深在性以上の熱傷又は凍傷をお持ちの方など

併用注意

次の薬と合わせての使用には注意が必要です。

• 特になし

併用禁忌

次の薬と合わせての使用は避けてください。

• 特になし

ベトノベートNスキンクリームの保管方法

・直射日光を避けて室温で保管してください。

冷蔵庫に保管する必要はありませんが、高温多湿の場所には保管しないでください。

・小さなお子様の手の届かない所に保管してください。

お子様が誤って服用することのないよう十分注意して保管してください。

参考サイト

このページの詳細は、下記サイトを参考にさせて頂いております。

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【医薬品情報サイト】

日本医薬情報センター
安全性および有効性を中心とした医薬品情報の提供を行う一般財団法人のサイトです。
医薬品に関する国内外の情報を迅速かつ公正に整理・分析し速やかに情報提供することによって、国民の健康や医療の向上に貢献しています。
サイト内には国内の医薬文献情報と医薬品添付文書情報がデータベースにまとめられており、添付文書や治験など各段階における医薬品情報が検索できます。

KEGG
日本医薬情報センター（JAPIC）から提供された医薬品の添付文書や、国内では販売されていないアメリカの医薬品の添付文書も確認できるサイトです。
薬の一般名や有効成分、会社名、JAPIC IDなど複数の項目から検索可能です。

【行政機関サイト】

厚生労働省
生活の保障や経済発展のため、国民の健康や子育て、社会福祉、介護、雇用・労働、年金に関する政策を所管している国の行政機関のサイトです。
医療保険制度の制定も担い、海外医薬品の輸入に関する規則や検査も行っています。

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