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トリプタノール・ジェネリック(アロー)の商品詳細
- 商品名
- アロー
- 内容量
- 1箱あたり100錠
- 成分量
- 10mg / 25mg / 50mg
- 有効成分
- アミトリプチリン塩酸塩
- 効果・効能
- うつ病・うつ状態、夜尿症、末梢神経障害性疼痛の改善
- 形状・剤形
- 経口服用タイプの錠剤
- 対象性別
- 男女兼用
- 製薬会社
- Teva(テバ)
アローは三環系抗うつ薬に分類される、モノアミン(伝達物質)再取り込み阻害薬です。神経細胞の間に存在するセロトニンやノルアドレナリンの再取り込みを阻害して量を増やすため、不安感をやわらげたり、意欲を高めたりする効果が期待できます。先発品はトリプタノールという薬で、日本でも抗うつ薬や鎮痛薬の補助剤として広く処方されています。
トリプタノール・ジェネリック(アロー)の特徴
- 不安感や憂うつな気分を緩和し、前向きな気持ちにさせてくれる薬です
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- 不安や焦燥感をやわらげ、心を落ち着かせます
- 効果に定評があるため、長きにわたり使用されている第一世代薬です
- 夜尿症や神経痛などにも幅広く適用されています
- 効果・効能
- うつ病、うつ状態の改善
- 夜尿症の改善
- 末梢性神経性障害疼痛の緩和
人間の脳は約1000億個の神経細胞の集まりです。その細胞と細胞の間(細胞間隙)に存在し情報を伝える手助けをしているのが、神経伝達物質です。
うつ病の人は、その神経伝達物質の中でも精神を安定させる働きをするセロトニンと、意欲を高める働きのあるノルアドレナリンが少ないとされています。
神経伝達物質は情報を伝達するために細胞間隙に放出されたあと、一部が再利用のためにもとの細胞に取り込まれてしまいます。
アローは神経伝達物質がもとの細胞に取り込まれてしまうことを防ぎます。結果として細胞間隙のセロトニンとノルアドレナリンが増え、精神の安定や意欲の向上をもたらします。
トリプタノール・ジェネリック(アロー)について
アローの製薬会社はイスラエルのTeva社です。ジェネリック医薬品メーカーとしては世界最大で、日本の大手製薬会社とも提携して多くの製品を手掛けている会社です。
アローは三環系抗うつ薬という、抗うつ薬としてはもっとも古くからある種類の薬です。脳内のセロトニン、ノルアドレナリンの再取り込みを防ぐことでうつ症状を改善します。
また、アミトリプチリン塩酸塩はセロトニンやノルアドレナリン以外の伝達物質にも作用します。そのいくつかの作用により膀胱の収縮抑制、尿道の閉鎖圧の高まりが起こって尿が漏れにくくなり、夜尿症の改善が期待できます。
さらに、アミトリプチリン塩酸塩には痛みを抑える神経の機能を高める効果もあり、鎮痛薬としても利用されます。
三環系抗うつ薬は効果が高いからこそ、長く使われ続けています
アローを含む三環系抗うつ薬は第1世代抗うつ薬とも呼ばれ、60年以上の歴史があります。 近年ではセロトニンのみの再取り込みを防ぐ薬(SSRI)やセロトニン、ノルアドレナリンに限定して再取り込みを防ぐ薬(SNRI)も出ています。
三環系抗うつ薬はセロトニンやノルアドレナリン以外の伝達物質にも作用するため、その作用によって起こる副作用を抑えるためです。
しかし新しい抗うつ薬が開発された現在でも、三環系抗うつ薬は変わらず処方されています。特にSSRIやSNRIでは効果が薄かった患者さんに対して処方されるようになってきています。
体調に注意をしながら使用する必要はありますが、抗うつ剤の中でも効果の高い種類の薬といえます。
トリプタノール・ジェネリック(アロー)の服用方法
- 1回の用量
- 3錠~15錠(アミトリプチリン塩酸塩として30~150mg)
- 服用のタイミング
- できれば毎日決まった時間
うつ病やうつ症状に対しては通常、成人でアミトリプチリン塩酸塩30~75mgを初期用量として分割服用してください。必要に応じて段階的に150mgまで増量します。年齢や症状に応じて適宜増減してください。
夜尿症に対してはアミトリプチリン塩酸塩10~30mgを就寝前に服用します。年齢や症状によって適宜増減してください。
末梢性神経障害性疼痛に対しては通常、成人でアミトリプチリン塩酸塩10mgを初期用量とし、その後適宜増減してください。ただし1日150mgを超えないようにしてください。
服用時の注意
飲み忘れた場合は気が付いた時すぐに服用してください。次に飲む時間が近い場合は1回分とばし、次の分から服用再開してください。夜尿症の場合は飲み忘れた場合は翌日から飲んでください。絶対に1度に2回分飲むことのないようにしてください。
眠気、注意力・集中力・反射運動能力などの低下があらわれることがあります。自動車の運転など、危険を伴う機械の操作は避けてください。
薬の作用が強まる恐れがあるので、服用中の飲酒は避けてください。 セイヨウオトギリソウ(セントジョーンズワート)を含むサプリメントや健康食品との併用で本剤の効果が弱まる恐れがあります。
急に服用を中止したり用量を減らしたりした場合、吐き気や頭痛、イライラ、倦怠感、睡眠障害、感情が不安定になるといった離脱症状が起こる恐れがあります。服用の中止や減量は体調の変化に注意しながら徐々におこなうようにしてください。
トリプタノール・ジェネリック(アロー)の副作用
- 主な副作用
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- 口の渇き
- 眠気
- めまい
- 立ちくらみ
- 便秘
- 手の震えなど
脳の伝達物質に作用するため、上記のような副作用があらわれることがあります。ほとんどが軽いもので心配はいりませんが、気になる場合は医師に相談してください。
また、服用開始時や増量時に気分の変調が起こることがあります。心配な場合は医師に相談してください。
- 稀な副作用
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- 悪性症候群
- セロトニン症候群
- 幻覚
- せん妄
- 精神錯乱
- 痙攣
- 顔や舌のむくみ
- 無顆粒球症
- 骨髄抑制
- 麻痺性イレウス
- 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群など
めったにありませんが、体に異常を感じた場合は服用を中止し速やかに医師の診察を受けてください。
トリプタノール・ジェネリック(アロー)の注意事項
- 慎重投与
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次の人は、服用に注意する必要があります。
- 24歳以下の方
- 排尿困難のある方
- 開放隅角緑内障の方
- 眼内圧亢進のある方
- 心不全・心筋梗塞・狭心症・不整脈(発作性頻拍・刺激伝導障害等)等の心疾患のある方
- 甲状腺機能亢進症の方
- てんかん等の痙攣性疾患、またはその既往歴のある方
- 躁うつ病の方
- 脳の器質障害、または統合失調症の素因のある方
- 衝動性が高い併存障害のある方
- 自殺念慮または自殺企図の既往のある方
- 妊娠中または妊娠の可能性のある方、授乳中の方
- 小児
- 高齢者
- 服用してはいけない人
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次の人は、この薬を使用することはできません。
- 本剤の成分に過敏症の既往歴のある方
- 三環系抗うつ薬に過敏症の既往歴のある方
- 閉塞隅角緑内障の方
- 心筋梗塞の回復初期の方
- 前立腺疾患等で尿閉のある方
- モノアミン酸化酵素阻害剤(セレギリン塩酸塩、ラサギリンメシル酸塩、サフィナミドメシル酸塩)投与中止後2週間以内の方
- 併用注意
-
次の薬と合わせての使用には注意が必要です。
- アルコール
- 抗コリン作動薬(ブチルスコポラミン臭化物)
- コリン作動薬(ピロカルピン塩酸塩)
- アドレナリン作動薬(アドレナリン、ノルアドレナリン)
- 中枢神経抑制剤(バルビツール酸誘導体)
- 降圧剤(グネアチジン硫酸塩、硫酸ベタジニン)
- スルファメトキサゾール・トリメトプリム
- カリウム製剤(徐放性、腸溶剤)
- クマリン系抗凝血剤(ワルファリンカリウム)
- トラマドール塩酸塩
- 血糖降下剤(インスリン、経口血糖降下剤)
- バルプロ酸ナトリウム
- CYP3A4誘導作用を有する薬剤等(カルバマゼピン、フェニトイン、セイヨウオトギリソウ含有食品)
- CYP3A4阻害作用を有する薬剤(リトナビル、ホスアンプレナビル)
- CYP2D6阻害作用を有する薬剤(選択的セロトニン再取り込み阻害剤〔フルボキサミン、パロキセチン〕、抗不整脈剤〔キニジン、プロパフェノン、フレカイニド〕、シメチジン、フェノチアジン系製剤)
- 併用禁忌
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次の薬と合わせての使用は避けてください。
- モノアミン酸化酵素阻害剤(セレギリン塩酸塩〔エフピー〕、ラサギリンメシル酸塩〔アジレクト〕、サフィナミドメシル酸塩〔エクフィナ〕)
トリプタノール・ジェネリック(アロー)の保管方法
- ・直射日光を避けて室温で保管してください。
- 冷蔵庫に保管する必要はありませんが、高温多湿の場所には保管しないでください。
- ・小さなお子様の手の届かない所に保管してください。
- お子様が誤って服用することのないよう十分注意して保管してください。
参考サイト
このページの詳細は、下記サイトを参考にさせて頂いております。
薬ストアでは正確な情報提供を努めておりますが、情報の正確性および完全性を保証するものではございませんので、あらかじめご了承ください。
- 【医薬品情報サイト】
-
日本医薬情報センター
安全性および有効性を中心とした医薬品情報の提供を行う一般財団法人のサイトです。
医薬品に関する国内外の情報を迅速かつ公正に整理・分析し速やかに情報提供することによって、国民の健康や医療の向上に貢献しています。
サイト内には国内の医薬文献情報と医薬品添付文書情報がデータベースにまとめられており、添付文書や治験など各段階における医薬品情報が検索できます。 -
KEGG
日本医薬情報センター(JAPIC)から提供された医薬品の添付文書や、国内では販売されていないアメリカの医薬品の添付文書も確認できるサイトです。
薬の一般名や有効成分、会社名、JAPIC IDなど複数の項目から検索可能です。 - 【行政機関サイト】
-
厚生労働省
生活の保障や経済発展のため、国民の健康や子育て、社会福祉、介護、雇用・労働、年金に関する政策を所管している国の行政機関のサイトです。
医療保険制度の制定も担い、海外医薬品の輸入に関する規則や検査も行っています。
医薬品等の通販・個人輸入について
医薬品等の個人輸入については、日本の薬機法(旧薬事法)により規制があります。
一般の個人が自分で使用するための購入のみ認められており、「代理で通販購入する」「購入後に第三者への譲渡する」などの行為は禁じられています。
ご注文者ご本人が、個人で使用する分を購入可能数量の範囲内でご注文ください。
- 医薬品等の個人輸入について詳しくはこちら
- 厚生労働省-医薬品等の個人輸入について
トリプタノール・ジェネリック(アロー)の口コミ
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男性 42パキシル処方されたんですが、自分には全然効かない。強い薬にしてほしいといったんだけど出してもらえない。これは自分で買うしかないんだなとこちらで購入。おかげで仕事に行けてます。しかし苦い。
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男性 32うつでトリプタノールを処方してもらったんですが、切らしてしまいました。やはり飲んでいないと調子が悪いんですが、医師との相性が悪く、病院にはあまり行きたくありません。ジェネリックがあって良かったです。安いので助かってます。
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女性 33頭痛に悩んでいて友達にすすめられたのですが、動悸と手の震えが出て不安になりました。自分には強すぎたんだと思います。他の薬を検討しようと思います。残りは友達にあげました。
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女性 50更年期なのかうつなのか、気分が落ち込みやすいのが気になって飲み始めました。眠くなってしまうので夜しか飲めません。寝る前にいろいろ考えてしまって眠れないことがあったのですが、スっと眠れるようになりました。
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男性 35ストレスで不眠がちになったときにお世話になっています。とてもよく効きます。ただ、すごく苦い。うっかり舌に乗ってしまうと、そのあとしばらく舌がしびれているような感じで、味も分かりません。
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女性 28片頭痛でトリプタノールを処方されていました。引っ越して新しい病院を探すのが億劫で、通販で買うことにしました。ジェネリックですがトリプタノールと変わらず、頭痛は落ち着いています。トリプタノールのときもそうでしたが、少し喉が渇きます。