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デミソン(デキサメタゾン)の商品詳細
- 商品名
- デミソン
- 内容量
- 1箱あたり300錠
- 成分量
- 0.5mg
- 有効成分
- デキサメタゾン
- 効果・効能
- アレルギー性疾患、自己免疫疾患、関節炎、喘息などの改善
- 形状・剤形
- 経口服用タイプの錠剤
- 対象性別
- 男女兼用
- 製薬会社
- Cadila Pharmaceuticals Ltd.
デミソン(Demisone)はインドのCadila Pharmaceuticals Ltd.が製造する副腎皮質ホルモン製剤(ステロイド剤)です。
有効成分のデキサメタゾンには炎症や過剰な免疫反応を強力に抑える作用があります。内服薬のほかに外用薬、注射薬などさまざまな形態でリウマチや喘息、化学物質アレルギー、悪性リンパ腫、皮膚炎、中耳炎など幅広い疾患に使用されています。2020年7月にはデキサメタゾン製剤が新型コロナウイルス(COVID-19)の重症患者の治療薬として日本で認定されました。
デミソン(デキサメタゾン)の特徴
- 高い抗炎症効果と免疫抑制効果で、さまざまな免疫系疾患に効果があります
-
- アレルギーや免疫系疾患などに幅広く適用されています
- ステロイド剤の中でも、もっとも強力な効果のある薬のひとつです
- 日本で承認された新型コロナウイルス(COVID-19)の治療薬と同等の薬です
- 効果・効能
- アレルギー性疾患、自己免疫疾患、関節炎、喘息などの改善
デミソンは免疫を調整・抑制し、炎症を抑える効果のある副腎皮質ステロイド剤です。
免疫は本来、体内に侵入した有害な物質や異物に反応して排除しようと働くものです。しかし、ときに免疫が正常に機能しなくなり、自己の正常な組織を異物と判断して攻撃してしまうことがあります。
そうなると免疫の攻撃によって炎症や組織の損傷が起こり、さまざまな種類の不調が発生します。代表的なものはリウマチなどの膠原病、喘息、甲状腺機能の異常等です。
これらの免疫異常を決定的に治療する方法はまだ発見されておらず、投薬によって免疫反応を抑制する治療がおこなわれています。
デミソンの有効成分デキサメタゾンは、糖質コルチコイドと同じ働きをするコルチコステロイドという合成副腎皮質ホルモンのひとつです。糖質コルチコイドはもともと体内に存在している、免疫を抑制して過剰な炎症反応が起こらないようにするホルモンです。
デキサメタゾンは糖質コルチコイドよりも作用が強力で作用時間も長く、さまざまな免疫系疾患に対して使用されています。
デミソン(デキサメタゾン)について
デミソンは合成副腎皮質ホルモン(ステロイド)剤です。有効成分のデキサメタゾンが、副腎皮質で作られる糖質コルチコイドというホルモンの働きをおぎないます。抗炎症作用、免疫抑制作用があり、免疫機能の異常が原因で起こる疾患の治療に使用されています。
免疫機能の異常によって起こる疾患には多くの種類があり、リウマチや全身性エリテマトーデスなどの膠原病、バセドウ病や橋本病などの甲状腺機能疾患、喘息、肺炎、アレルギー疾患などが代表的です。
免疫系疾患の原因についてはまだ分かっていないことが多く、特効薬はありません。デミソンなどの副腎皮質ホルモン剤も疾患自体を治すことはできません。しかし副腎皮質ホルモン剤は免疫系疾患の症状をやわらげ、生命予後を改善する効果があるとされ治療に使用されています。
膠原病の代表的な疾患として知られる全身性エリテマトーデスは、1950年代以前の5年生存率は30%以下でしたが、副腎皮質ホルモンが一般的に使用されるようになった1990年代以降では5年生存率が95%にまで上がっています。生存率以外にも、炎症による痛みの改善などにより患者のQOLが格段に向上しています。
新型コロナウイルス(COVID-19)重症患者の治療薬として承認されました
日本では2020年5月にデミソンと同等品のデキサメタゾン製剤が新型コロナウイルス(COVID-19)の治療薬として承認されました。ただし抗ウイルス薬としてではなく、免疫調整薬としての適用です。
人体にはウイルスや細菌に反応して分泌されるサイトカインというたんぱく質があります。サイトカインはウイルスや細菌の侵入した場所に免疫細胞を集合させる、免疫細胞を侵入したウイルスや細菌の攻撃に適したものに分化させる、免疫細胞を活性化させるという3つの働きで体を守っています。
正常時はウイルスとたたかう上で必要な量だけ産生されるサイトカインが、感染症の影響で制御不能になり、大量に発生して身体に致命的な損傷を与えてしまうことをサイトカインストーム(サイトカインの暴走)といいます。
サイトカインストームは急性呼吸窮迫症候群や多臓器不全の原因となります。新型コロナウイルスに感染し重症化する患者にも、このサイトカインストームが起こっていると考えられます。これは新型コロナウイルスが、炎症を起こすサイトカインのインターロキシン-6をの産生を増やすためで、重症者の多くは急性呼吸窮迫症候群を発症していると報告されています。
イギリスで新型コロナウイルスの感染者を対象に行なわれた試験では、デキサメタゾンの投与によって酸素投与を必要とした患者の死亡率が減少したと発表されました。ただし酸素投与を必要としなかった軽症患者の病状の改善はありませんでした。
多くの免疫系疾患に使用されている強力な薬です
有効成分のデキサメタゾンは合成副腎皮質ホルモンの中でも、作用時間が長いことで知られます。また、体にもともと備わっている炎症抑制ホルモンの糖質コルチコイドよりも抗炎症効果が強力であることが特徴です。炎症の原因に関係なく炎症反応を抑えるので、幅広い免疫系疾患に適用されています。
炎症のもととなる物質の産生を低下させ過剰な炎症反応を抑えます
デキサメタゾンは合成副腎皮質ホルモンで、天然糖質コルチコイドと同じ働きをします。炎症のもととなる物質の合成の阻害や、炎症細胞がほかの部位に移動することを防ぐといった抗炎症作用をあらわします。
デキサメタゾンが細胞質または核内の受容体と結合すると抗炎症たんぱく質のリポコルチン-1などが合成され、ホスホリパーゼA2を阻害します。ホスホリパーゼA2が阻害されることで、プロスタグランジン類やトロンボキサン類といった炎症を引き起こす物質の産生が低下します。
デミソン(デキサメタゾン)の服用方法
- 1回の用量
- 1~16錠(デキサメタゾンとして0.5~8mg)
- 1日の服用回数
- 1~4回
デミソン(デキサメタゾン)の副作用
- 主な副作用
- イライラ感
- 高血糖
- 高血圧
- 胃腸の不調
- 不眠
- 体重増加
- 眼圧上昇(緑内障)
- 感染症
- 骨粗しょう症
- 脂質異常症
- 満月顔貌
- 肥満
- 白内障
- にきび
特に感染症、骨粗しょう症、脂質異常症、満月顔貌、肥満、白内障は服用が長期になるとあらわれやすくなります。また、長期の服用をしていると副腎の働きが低下します。副腎の働きが低下した状態で急に服薬をやめるとステロイドホルモンが不足し、倦怠感や吐き気、頭痛といった離脱症状があらわれます。
- 稀な副作用
- 誘発感染症
- 感染症の憎悪
- 続発性副腎皮質機能不全
- 糖尿病
- 消化性潰瘍
- 消化管穿孔
- 膵炎
- 精神変調
- うつ状態
- 痙攣
- 骨粗鬆症
- 大腿骨及び上腕骨等の骨頭無菌性壊死
- ミオパシー
- 脊椎圧迫骨折
- 長骨の病的骨折
- 緑内障
- 後嚢白内障
- 血栓塞栓症
また、誘発感染症、感染症の憎悪、続発性副腎皮質機能不全、糖尿病、消化性潰瘍といった重大な副作用が発生することもあります(いずれも頻度不明)。
服用中は体調に注意し、異常を感じた場合は服用を中止して医師の診察を受けてください。
デミソン(デキサメタゾン)の注意事項
- 慎重投与
-
次の人は、服用に注意する必要があります。
- 感染症の人(有効な抗菌剤の存在しない感染症、全身の真菌症の患者を除く)
- 糖尿病の人
- 骨粗しょう症の人
- 甲状腺機能低下のある人
- 脂肪肝の人
- 脂肪塞栓症の人
- 重症筋無力症の人
- B型肝炎ウイルスキャリアの人
- 腎機能障害、肝機能障害のある人
- 妊娠中、授乳中の人
- 小児、高齢者
- 服用してはいけない人
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次の人は、この薬を使用することはできません。
- 本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある人
- 有効な抗菌剤の存在しない感染症、全身の真菌症の人
- 消化性潰瘍のある人
- 精神病の人
- 結核性疾患の人
- 単純疱疹性角膜炎の人
- 後嚢白内障の人
- 緑内障の人
- 高血圧症の人
- 電解質異常のある人
- 血栓症の人
- 内臓の手術創が治癒していない人
- 急性心筋梗塞を起こした人
- コントロール不良の糖尿病の人
- 併用禁忌
-
次の薬と合わせての使用は避けてください。
- ジスルフィラム(ノックビン)
- シアナミド(シアナマイド)
- デスモプレシン酢酸塩水和物(ミニリンメルト)
- リルピビリン塩酸塩(エジュラント)
- リルピビリン塩酸塩・テノホビル アラフェナミドフマル酸塩・エムトリシタビン(オデフシィ)
- リルピビリン塩酸塩・テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩・エムトリシタビン(コムプレラ)
- リルピビリン塩酸塩・ドルテグラビルナトリウム(ジャルカ)
- ダクラタスビル塩酸塩(ダクルインザ)
- アスナプレビル(スンベプラ)
- ダクラタスビル塩酸塩・アスナプレビル・ベクラブビル塩酸塩(ジメンシー)
デミソン(デキサメタゾン)の保管方法
- ・直射日光を避けて室温で保管してください。
- 冷蔵庫に保管する必要はありませんが、高温多湿の場所には保管しないでください。
- ・小さなお子様の手の届かない所に保管してください。
- お子様が誤って服用することのないよう十分注意して保管してください。
参考サイト
このページの詳細は、下記サイトを参考にさせて頂いております。
薬ストアでは正確な情報提供を努めておりますが、情報の正確性および完全性を保証するものではございませんので、あらかじめご了承ください。
- 【医薬品情報サイト】
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日本医薬情報センター
安全性および有効性を中心とした医薬品情報の提供を行う一般財団法人のサイトです。
医薬品に関する国内外の情報を迅速かつ公正に整理・分析し速やかに情報提供することによって、国民の健康や医療の向上に貢献しています。
サイト内には国内の医薬文献情報と医薬品添付文書情報がデータベースにまとめられており、添付文書や治験など各段階における医薬品情報が検索できます。 -
KEGG
日本医薬情報センター(JAPIC)から提供された医薬品の添付文書や、国内では販売されていないアメリカの医薬品の添付文書も確認できるサイトです。
薬の一般名や有効成分、会社名、JAPIC IDなど複数の項目から検索可能です。 - 【行政機関サイト】
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- 医薬品等の個人輸入について詳しくはこちら
- 厚生労働省-医薬品等の個人輸入について