チバセン・ジェネリック(ベナゼプリル)について
- 効果が高く、さらに安全性が高い高血圧症の治療薬
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- 高血圧の治療に第一選択されるACE阻害薬
- 心臓病や腎臓病(腎硬化症、糖尿病性腎症など)などにとくに有効
- ジェネリックのため、費用を抑えた治療が可能
チバセン・ジェネリック(ベナゼプリル)の有効成分
- ベナゼプリル塩酸塩
チバセン・ジェネリック(ベナゼプリル)の適応症
- 高血圧症
チバセン・ジェネリックは、ACE阻害薬に分類される高血圧症などの治療薬です。
しっかりとした効果があり、さらに安全性が高いことから、高血圧の治療の第一選択薬として利用されています。
脂質、血糖、尿酸などに影響しないため、幅広い年齢の方が利用できるのもメリットです。
さらにジェネリック医薬品のため、費用を抑えることで無理なく治療を継続できます。
チバセン・ジェネリック(ベナゼプリル)の特徴
チバセン・ジェネリックは、ドイツにある大手医薬品会社のサンド株式会社が販売している高血圧症の治療薬です。
高い効果と長年利用されてきた安全性の高さから、高血圧症の治療薬として、現在も治療の第一選択としている医療機関が多いお薬です。 血圧を上げる「アンジオテンシンII」という体内物質の生成を抑えることで血圧を下げ、高血圧症を改善に導きます。 さらに、心臓や腎臓の負担を軽くする効果もあります。
また、脂質、血糖、尿酸などに影響しないため、糖尿病や心不全のある方も利用できる点もメリットです。 ジェネリック医薬品ですが、先発薬と同じ有効成分のベナゼプリル塩酸塩を含有しているため、効果や副作用などは、先発薬と同様です。
治療費を安く抑えて高血圧症などを改善したい方に、とくにおすすめです。 ただし、服用に注意が必要な方や服用できない方、飲み合わせに注意が必要なお薬などが多数あるため、体調に気になる点がある方や、ほかに服用薬がある方は、服用前に注意事項をしっかりご確認ください。
効果がしっかりあり、さらに安全性が高い高血圧症の治療薬
チバセン・ジェネリックは、高血圧症の治療の第一選択とされているほど、信頼度の高いお薬です。 その理由は、しっかりした効き目と、高い安全性にあります。 高血圧症の治療薬の中でもACE阻害薬に分類され、今まで国内外問わず、多くの使用実績があり、幅広い年齢の方にご利用いただけます。 症状にもよるものの、心臓病や腎臓病などにも有効です。
また、心不全や心臓病の方への有効性も、臨床試験によって認められています。 さらに安全性も高く、咳などの副作用は出やすいものの、重篤な副作用などが起こる可能性は低いお薬です。 ほかの高血圧症の治療薬で、副作用などが出てしまった方も、ぜひお試しください。
先発薬と同じ効果・成分で安く入手できるジェネリック
チバセン・ジェネリックは、ジェネリック医薬品になります。 先発薬と同じ有効成分のベナゼプリル塩酸塩を含有しているため、同様の効果を得られます。 ドイツにある大手医薬品会社「サンド株式会社」が製造しているため、安全性も認められているため、安心してご利用いただけます。
医薬品には、およそ20年の特許期間があるため、先発薬を開発した製薬会社以外の会社は、同じ成分の薬を販売することができません。
この特許が切れたあとに販売されるのが、ジェネリックです。 すでに存在している成分を利用して製造するため、費用をかけずに販売することが可能になります。
そのため、先発薬よりも大幅に安く販売できるようになるのです。 先発薬とジェネリックの違いは、形状や色、形、添加物のみです。 添加物にアレルギーがある方は服用できませんが、それ以外の方は、基本的には先発薬と同様にご利用いただけます。
また、薬によっては、ジェネリックのほうが飲みやすい大きさなどに改良されている場合も多くあるため、価格以外の面でも、ジェネリックがおすすめなケースもあります。 服用期間がどれくらいになるかは症状などにもよりますが、長くなるほど、費用的にも負担になってしまいます。 ジェネリックなら、安い価格で入手できるため、できるだけ治療費を抑えたい方にはおすすめです。
チバセン・ジェネリック(ベナゼプリル)の効果
- 効果・効能
- 高血圧症の治療
チバセン・ジェネリックは、高血圧症などの治療に用いられます。 血圧を下げることで、高血圧症を改善します。 降圧剤の中でも、ACE阻害剤に分類され、しっかりした効果があるため、現在も日本はもちろん、海外でも多数の医療現場で利用されているお薬です。
「アンジオテンシンⅡ」という体内物質は、血圧を上げてしまう働きがありますが、チバセン・ジェネリックは、アンジオテンシンⅡの生成を抑え、血圧を下げてくれる効果があります。
また、高血圧症以外にも、心臓病や腎臓病にも効果があるため、幅広い範囲で利用されているお薬です。 さらに血圧を適切に保つことにより、脳卒中や腎臓病、心臓病の予防につながることも、臨床試験で有効性が認められています。
高血圧は、さまざまな重大な病気の発症リスクを高めてしまうため、生活習慣などが気になる方は、早めに対策されるのがおすすめです。
チバセン・ジェネリック(ベナゼプリル)の服用方法
- 1回の用量
- 1錠(ベナゼプリル塩酸塩として5~10mg)
- 1日の服用回数
- 1回
成人の場合、1日1回、5~10mgを、水やぬるま湯で服用します。 年齢や症状により、適宜増減してください。 食事による影響はほとんどないため、食後でも空腹時でも構いません。
ただし、効果を得るためにも、できるだけ同じ時間に服用することが望ましいです。
服用時の注意
服用量は年齢や症状によって増減しますが、重症高血圧症、または腎障害を伴う高血圧症の方は、2.5mgから服用するのが望ましいとされています。 飲みはじめの時期は、めまいや立ちくらみを起こしやすい点に注意しましょう。 とくに高齢の方や、ほかの薬と併用する場合は、お気をつけください。 服用後は、ゆっくり動作するようにしてください。
また、車の運転や高所での危険を伴う作業などは、禁止はされていませんが、危険がないよう、十分注意しましょう。 なお、めまいや立ちくらみが起こりやすくなるため、服用中は飲酒をできるだけ控えてください。 また、服用中は、カリウムの値や、肝機能値、腎機能などに異常がないか調べるために、定期的に血液検査を受ける必要があります。
チバセン・ジェネリック(ベナゼプリル)の有効成分について
血圧を上げる体内物質の生成を抑えることで降圧をもたらす
チバセン・ジェネリックの有効成分は、ベナゼプリル塩酸塩です。 服用すると、ベナゼプリル塩酸塩が、活性代謝物であるジアシド体に変換されます。 ジアシド体はACE阻害剤となり、アンジオテンシンIIという体内物質の生成を抑える効果があります。
アンジオテンシンIIは血圧を上げる働きがあるため、生成を抑制することで、血圧を下げることにつながります。 それ以外にも、血管を拡張することで電解質や水分を調整します。 この働きも、血圧を下げる効果があります。
チバセン・ジェネリック(ベナゼプリル)の副作用
- 主な副作用
- めまい
- 頭痛
- 咳
- 便秘
- 胸やけ
- 耳鳴り
- 喉の痛みや炎症など
チバセン・ジェネリックは、上記以外にも、さまざまな副作用が起こる可能性があります。 異常を感じた場合は、ピルカッターなどで割って、服用量を減らしましょう。 重い副作用や、長引く場合は、医師にご相談ください。
- 稀な副作用
- ALT上昇
- 血管浮腫
- 肝機能障害
- 高カリウム血症
- 肝炎など
滅多に起こることはない副作用ですが、血管浮腫は腹痛を伴うことがあります。 異常がある場合はすぐに服用を中止し、医師にご相談ください。
チバセン・ジェネリック(ベナゼプリル)の注意事項
- 慎重投与
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次の人は、服用に注意する必要があります。
- 両側性腎動脈狭窄のある人
- 片腎で腎動脈狭窄のある人
- 高カリウム血症の人
- 重篤な腎機能障害のある人
- 高齢者
- 授乳中の人
- 服用してはいけない人
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次の人は、この薬を使用することはできません。
- 成分にアレルギーを有する人
- 血管浮腫の既往歴のある人
- デキストラン硫酸固定化セルロース、トリプトファン固定化ポリビニルアルコール、またはポリエチレンテレフタレートを用いた吸着器によるアフェレーシスを施行中の人
- アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜を用いた血液透析施行中の人
- 妊婦、または妊娠している可能性のある人
- アリスキレンを投与中の糖尿病の人
- 併用禁忌薬
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次の薬と合わせての使用は避けてください。
- デキストラン硫酸固定化セルロース、トリプトファン固定化ポリビニルアルコール、またはポリエチレンテレフタレートを用いた吸着器によるアフェレーシスの施行
- アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜を用いた血液透析
- ・直射日光を避けて室温で保管してください。
- 冷蔵庫に保管する必要はありませんが、高温多湿の場所には保管しないでください。
- ・小さなお子様の手の届かない所に保管してください。
- お子様が誤って服用することのないよう十分注意して保管してください。
参考サイト
このページの詳細は、下記サイトを参考にさせて頂いております。
薬ストアでは正確な情報提供を努めておりますが、情報の正確性および完全性を保証するものではございませんので、あらかじめご了承ください。
- 【医薬品情報サイト】
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日本医薬情報センター
安全性および有効性を中心とした医薬品情報の提供を行う一般財団法人のサイトです。
医薬品に関する国内外の情報を迅速かつ公正に整理・分析し速やかに情報提供することによって、国民の健康や医療の向上に貢献しています。
サイト内には国内の医薬文献情報と医薬品添付文書情報がデータベースにまとめられており、添付文書や治験など各段階における医薬品情報が検索できます。 -
KEGG
日本医薬情報センター(JAPIC)から提供された医薬品の添付文書や、国内では販売されていないアメリカの医薬品の添付文書も確認できるサイトです。
薬の一般名や有効成分、会社名、JAPIC IDなど複数の項目から検索可能です。 - 【行政機関サイト】
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厚生労働省
生活の保障や経済発展のため、国民の健康や子育て、社会福祉、介護、雇用・労働、年金に関する政策を所管している国の行政機関のサイトです。
医療保険制度の制定も担い、海外医薬品の輸入に関する規則や検査も行っています。
医薬品等の通販・個人輸入について
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- 医薬品等の個人輸入について詳しくはこちら
- 厚生労働省-医薬品等の個人輸入について