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コルネルジェルについて
- 使いやすいジェルタイプで、コンタクトレンズなどによって傷ついた目の治りを促進します
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- 有効成分が代謝を促し、自然治癒力をサポートします
- 医薬品や化粧品に広く使われる安全性の高い保湿成分を配合しています
- 目に潤いを与え、コンタクト装用時の痛みや異物感を軽減します
コルネルジェルの有効成分
- デクスパンテノール
- カルボマー
コルネルジェルの適応症
- 角膜及び結膜の創傷(非炎症性に限る)の治癒促進
コルネルジェルは非感染性の角膜、結膜の炎症の治りを早める効果が期待できるジェル剤です。特にコンタクトレンズの装用時に痛みを感じる方に広く使用されています。日本製の医薬品や化粧品にも使用されている、体の細胞の生まれ変わりを活性化させる成分によって損傷した部位の修復を促進します。
また、保湿成分が配合され、コンタクト装用時の目のゴロゴロ感の緩和や新たな炎症からの保護も期待できます。
メーカーはコンタクトレンズやケア用品で知られるボシュロムの子会社、ドイツのBausch Health Ireland Limitedです。
コルネルジェルの特徴
コルネルジェルは傷ついた部位の自然治癒力を高める効果と、目を保湿して新たな炎症が起こるのを防ぐ効果を目的とした薬です。ジェルタイプなので従来の点眼薬よりも患部にとどまりやすく、かつ患部を保護する力にすぐれています。ジェルとはいっても柔らかい質感で、塗布後は問題なく角膜上に広がります。
有効成分のデクスパンテノールには自然治癒力を高める効果があり、外用薬だけでなく内服薬やサプリメントにも使用されています。経口摂取もできますが、デクスパンテノールは全身に作用するため効果が分散してしまいます。ピンポイントに効果を発揮させる、早く効果を出すためには直接患部に塗布することが望ましいとされます。
デクスパンテノールは保水力が高い成分で目に潤いを与えるほか、保湿剤も配合されています。うるおいで目を保護し、新たな傷がつくのを防ぎます。ドライアイや、コンタクトレンズ装用時の目のゴロゴロ感にも効果があります。
コルネルジェルは10gの小さなチューブ入りです。使い切りやすく、ポーチやポケットに入れやすいサイズなので旅行などの携帯にも便利です。
有効成分が体本来の自然治癒力を高め、傷を早く治します
コルネルジェルは炎症に対して働きかけるのではなく、体がもともと持っている治癒力を高めて、傷が早く治るよう働きかける薬です。
有効成分のデクスパンテノールは生物の体内に入るとパントテン酸に変化します。パントテン酸はビタミンB5とも呼ばれ、コエンザイムAという補酵素のもとになる成分のひとつです。コエンザイムAは脂質や糖質、たんぱく質を代謝してエネルギーに変えるのを助けます。デクスパンテノールを補うことで体内にコエンザイムAが増えて代謝が活性化し、古い細胞から新しい健康な細胞への入れ替わりが活発になります。
また、パントテン酸にはビタミンCの働きを助ける作用もあります。ビタミンCの働きは皮膚や骨を構成するコラーゲンを生成することです。コラーゲンが増えることで損傷した部位の新しい皮膚組織の生成が促進され、傷の治りが早まります。
デクスパンテノールはその機能からひびやあかぎれ、接触性皮膚炎(衣服などのこすれによるかゆみ等)の薬にも用いられています。
日本製の医薬品や化粧品にも広く使用されている安全性の高い成分です
デクスパンテノールが変化するパントテン酸は私たちが日常的に摂取しているレバーや魚、豆類などの食品に多く含まれているビタミンです。たくさん摂取しても余剰分は尿中に排出されることから、摂取上限量の定められていない安全な成分です。
日本国内でも医薬品や化粧品、サプリメントなど広い用途で使用されており、傷ついた組織の修復以外にも、シミやそばかす、日焼けや肌荒れの改善などに期待が持たれています。
もうひとつの有効成分は保湿成分のカルボマーです。カルボマーは本来は粉末状ですが、水によく溶け、液体の粘度を増しゲル状に保ちます。
微生物の汚染に強く、変質を起こしにくいため安全性が高いという利点があり、こちらも外用薬や化粧品に高頻度で使用されている成分です。身近なところではスキンケア用のジェルや乳液の安定剤(水分と油分の分離を防ぐ)、消毒用のジェルアルコールなどに使用されています。
コルネルジェルの効果
- 効果・効能
- 異物による角膜、結膜損傷の治癒促進
- コンタクトレンズによる目の痛みの改善
- 軽度の火傷の治癒促進
有効成分のデクスパンテノールは生物の体内に入ると、パントテン酸というビタミンB群の一種に変化します。パントテン酸には新陳代謝の活性化と、ビタミンCをサポートしてコラーゲンの生成を助け全身の皮膚や骨、血管などの生まれ変わりをうながすといった機能があります。
実験では動物の皮膚の創傷にデクスパンテノールを含む軟膏を塗布すると傷のふさがりを早め、また傷跡の組織の強度が強まったという報告がされています。ヒトを対象とした研究でも、傷の治癒促進に有用であったとする研究結果が多数報告されています。
もうひとつの有効成分のカルボマーは、液状の物体をゲル状にする増粘剤です。薬剤がゲル状になることで成分が流れ出ることなく患部にとどまり、効果をより高めることが期待できます。他の目薬と併用する場合は、最後にコルネルジェルを塗布することで先に使用した目薬の成分を保持しやすくなります(ただし併用の場合、間隔を15分以上あけて使用してください)。
また、角膜周辺の水分を保持できるので目のゴロゴロ感や痛みを軽減する効果、新たな炎症を防ぐ効果も期待できます。そして、防腐剤として使用されているセトリミドには殺菌効果があり、傷ついた角膜や結膜が細菌や真菌に感染して炎症が起こるのを防ぎます。
コルネルジェルの使用方法
- 1回の用量
- 適宜増減してください
- 1日の使用回数
- 必要に応じて1~5回
使用時は手をよく洗い、コンタクトレンズを外してください。 下まぶたを少し下に引き、まぶたの内側にチューブから直接ジェルをつけます。このとき、チューブの先が目やまぶた、まつ毛につかないように気を付けましょう。
その後、目を閉じて眼球をゆっくり動かし、ジェルを全体に行き渡らせてください。
使用時の注意
コンタクトレンズを装用している方は、必ず外してから使用してください。 防腐剤のセトリミドは石鹸と反応すると効果が減少します。手洗いの際はしっかりすすいでください。 使用後15分間はコンタクトレンズを装用しないでください。また、他の点眼剤や眼軟膏と併用する場合は間隔を15分以上あけてください。
細菌やウイルスによる感染性の角膜炎、結膜炎には適応していません。 使用回数を増やしても効果が増進するものではありません。使用回数が上限を超えないようにしてください。 開封後6週間以上経過したものは使用しないでください。 保存温度が25度を越えないようにしてください。
国内では適応外の薬品です。初めて使用する前には医師や薬剤師への相談をおすすめします。特に妊娠中または妊娠の可能性がある方、授乳中の方は医師や薬剤師に相談のうえ、使用に注意してください。
コルネルジェルの有効成分について
有効成分のデクスパンテノールが細胞増殖をうながし、治癒力を高めます
デクスパンテノールは体内でパントテン酸に変化します。パントテン酸は補酵素Aの構成成分のため、コルネルジェルの塗布によって患部で補酵素Aが増加します。補酵素Aはアシル基の担体で、食物で摂取した脂肪や糖、たんぱく質をエネルギーに変える働きをする酵素です。補酵素Aが増加し代謝が活性化すると肌の細胞増殖のスピードが早くなるため、損傷した部位の治癒促進効果が期待できます。
また、パントテン酸にはさまざまなビタミンの働きを補助する作用もあります。ビタミンCは皮膚や骨を構成するコラーゲンの構築をしていることから、パントテン酸の補助でコラーゲンの生成もうながされます。
このように、パントテン酸の持つ作用は傷へ直接働きかけるのではなく、人体が新しい組織を生成するメカニズムに働きかけ、治癒力を促進するものです。
コルネルジェルの副作用
- 主な副作用
- かゆみ
- 充血
- 結膜浮腫
- 痛み
- 目の異物感
- 流涙の増加
- 一過性のかすみ目など
塗布直後に目のかすみを感じることがあります。自動車の運転や、危険を伴う機械の操作の直前には使用を避けましょう。
- 稀な副作用
- 皮膚の発疹
- かゆみなど
成分へのアレルギー反応により、皮膚の発疹やかゆみがあらわれることがあります。症状が現れた場合はただちに使用を中止し医師の診察を受けてください。
コルネルジェルの注意事項
- 慎重投与
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次の人は、服用に注意する必要があります。
- 妊娠中・授乳中の方
- 服用してはいけない人
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次の人は、この薬を使用することはできません。
- 本剤の成分にアレルギーの既往歴のある方
- 併用禁忌薬
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- 特にありません
- ・直射日光を避けて室温で保管してください。
- 冷蔵庫に保管する必要はありませんが、高温多湿の場所には保管しないでください。
- ・小さなお子様の手の届かない所に保管してください。
- お子様が誤って服用することのないよう十分注意して保管してください。
参考サイト
このページの詳細は、下記サイトを参考にさせて頂いております。
薬ストアでは正確な情報提供を努めておりますが、情報の正確性および完全性を保証するものではございませんので、あらかじめご了承ください。
- 【医薬品情報サイト】
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日本医薬情報センター
安全性および有効性を中心とした医薬品情報の提供を行う一般財団法人のサイトです。
医薬品に関する国内外の情報を迅速かつ公正に整理・分析し速やかに情報提供することによって、国民の健康や医療の向上に貢献しています。
サイト内には国内の医薬文献情報と医薬品添付文書情報がデータベースにまとめられており、添付文書や治験など各段階における医薬品情報が検索できます。 -
KEGG
日本医薬情報センター(JAPIC)から提供された医薬品の添付文書や、国内では販売されていないアメリカの医薬品の添付文書も確認できるサイトです。
薬の一般名や有効成分、会社名、JAPIC IDなど複数の項目から検索可能です。 - 【行政機関サイト】
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厚生労働省
生活の保障や経済発展のため、国民の健康や子育て、社会福祉、介護、雇用・労働、年金に関する政策を所管している国の行政機関のサイトです。
医療保険制度の制定も担い、海外医薬品の輸入に関する規則や検査も行っています。
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- 医薬品等の個人輸入について詳しくはこちら
- 厚生労働省-医薬品等の個人輸入について