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シプロフロキサシン点眼薬について
- 結膜炎、ものもらいなどの細菌性の眼病の際に第一選択肢として用いられる点眼薬
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- ニューキノロン系の抗生物質さまざまな細菌に対して高い殺菌作用を発揮
- 点眼薬のため、内服薬よりも副作用が少なく、安全に利用可能
- 病巣に素早く浸透するため、効果を早く得られる
シプロフロキサシン点眼薬の有効成分
- シプロフロキサシン
シプロフロキサシン点眼薬の適応症
- 細菌性結膜炎
- ものもらい
- 角膜潰瘍
シプロフロキサシン点眼薬は、ものもらいや結膜炎の治療に用いられる点眼薬です。
ニューキノロン系抗生物質に分類され、症状が気になる目に滴下することで、病気の原因である細菌を殺し、症状を改善します。
素早く浸透するため、効果をすぐに実感できるのもメリットです。
また、副作用が少ないため、安全に利用できます。
ペニシリン系やセフェム系などの抗生物質に対するアレルギーがある方も、ご利用いただけます。
シプロフロキサシン点眼薬の特徴
シプロフロキサシン点眼薬は、インド最大の製薬会社シプラ社が製造している点眼薬タイプの抗生物質です。 抗生物質としてはニューキロノン系に分類され、結膜炎やものもらいなど、さまざまな感染症に効果があります。
さらに、外耳炎、中耳炎や眼科手術前後の感染予防などにも用いられます。 点眼すると成分がすぐに浸透し、素早い効果が期待できます。 耳に滴下することで、細菌のDNA複製を阻害し、増殖を阻害することで、症状を改善します。
日本では同じ有効成分の内服薬や注射なども利用されていますが、シプロフロキサシン点眼薬は点眼薬ですので副作用が少なく、安全に利用できるのもメリットです。
病気や疲れなどで身体の抵抗力が落ちていると、感染症を起こしやすくなってしまいます。 とくにものもらいができるかどうかは体質にもよるため、ものもらいになりやすい方は、常備しておけば、症状がでたときにもすぐに治療ができるので、安心です。 放置すると合併症などを引き起こし、手術が必要になることもあるため、早めに対処するようにしましょう。
強い殺菌作用があり、さまざまな菌に対して有効
シプロフロキサシン点眼薬は、さまざまな細菌の感染症に効果がある抗生物質の点眼薬です。 細菌性の麦粒腫(ものもらい)、結膜炎、角膜炎、角膜潰瘍などの治療に主に用いられ、眼科手術前後の感染予防として利用されることもあります。
ものもらいは、まぶたの脂や汗を出す腺に、細菌が感染して発症する炎症です。「めばちこ」「めいぼ」などともいわれますが、学術的には「麦粒腫」という疾患名になっています。 まぶたの腫れ、目やに、目の痒み、充血、目がゴロゴロするなどの症状があらわれ、さらに悪化してしまうと、皮膚が破れて膿が出できます。
細菌性結膜炎は、細菌が目に感染することで、結膜に炎症が起きる疾患です。 目がゴロゴロする、目やに、涙が出る、充血などの症状があらわれます。 これらの疾患は、黄色ブドウ球菌などが原因となって、症状を引き起こします。
黄色ブドウ球菌は、健康な人の喉や鼻、手指、髪の毛、皮膚、腸管などにも存在しています。 感染力は弱いため、通常は感染症を引き起こすことはほとんどありません。
しかし、病気などで身体の抵抗力が落ちているとき、目に怪我をしたときなどは、さまざまな感染症を起こしやすくなってしまうのです。
シプロフロキサシン点眼薬の有効成分「シプロフロキサシン」は、このようなさまざまな細菌の感染症を改善します。 細菌のDNAの複製を阻害することで、感染症の原因菌の増殖を抑え、不快な症状を改善してくれます。
点眼薬のため副作用が少なく、安全性が高い治療薬
シプロフロキサシン点眼薬は、点眼薬のため、内服薬などよりも副作用が少なく、安全に利用できるのがメリットです。
有効成分であるシプロフロキサシンは、日本国内では点眼薬としては使用されていませんが、内服薬や注射薬としては認可されており、処方薬として使用されています。
内服薬は副作用が強かった方も、シプロフロキサシン点眼薬なら、比較的安心して利用できるでしょう。 なお、クラビットやタリビッドなどのほかのニューキノロン系抗生物質は、点眼薬として日本でも使用されています。
また、シプロフロキサシン点眼薬は、ペニシリン系やセフェム系などの抗生物質に対するアレルギーがある方でも使うことができるため、安全性の高い抗菌薬といえます。
シプロフロキサシン点眼薬の効果
- 効果・効能
- 細菌性結膜炎の改善
- ものもらいの改善
- 角膜潰瘍の改善
シプロフロキサシン点眼薬は、細菌性の目の病気を治す効果があります。 抗菌スペクトルが広いお薬のため、さまざまな病原菌感染時に使用されますが、とくにブドウ球菌、レンサ球菌、肺炎球菌などに有効です。
結膜炎や麦粒腫(ものもらい)などの治療、また、眼科手術前後の感染予防、外耳炎、中耳炎、涙嚢炎、瞼板腺炎、角膜炎(角膜潰瘍を含む)などに用いられます。 症状に点眼すると、有効成分のシプロフロキサシンが菌の増殖を防ぐことで、症状を改善します。
シプロフロキサシン点眼薬の使用方法
- 1回の用量
- 1~2滴
細菌性結膜炎・眼瞼炎の場合は、1~2日目は、2時間ごとに1回1滴を点眼します。 3~7日目は、4時間ごとに1回1滴を点眼します。 角膜潰瘍の場合は、1日目は使用開始から6時間は、15分ごとに1回2滴を点眼します。 6時間以降は、30分ごとに1回2滴を点眼します。 2日目は、1時間ごとに、1回2滴を点眼します。 3~14日目は、4時間ごとに1回2滴を点眼します。
使用時の注意
点眼時にボトルの先端が目に接触すると、眼球に傷をつけてしまう危険があります。 点眼する際は、10cm以上距離をとるようにしましょう。 コンタクトレンズを着用されている場合は、外してから使用してください。
点眼後にコンタクトレンズを使用する場合は、最低でも15分以上経ってから使用しましょう。 なお、ソフトコンタクトレンズの場合は、変色してしまうことがあるため、ご注意ください。 とくに感染性の眼病に使用する場合は、点眼する前後に手をよく洗うようにしましょう。
症状が治まってきても、自己判断で使用を中止しないようにしましょう。 ですが、副作用が強くて使用を継続することが難しい場合は、医師にご相談ください。
シプロフロキサシン点眼薬の有効成分について
細菌のタンパク質合成を阻害し、増殖を抑制し、抗菌作用をもたらす
シプロフロキサシン点眼薬の有効成分であるシプロフロキサシンは、点眼して患部に浸透すると、細菌がもつDNA複製に必要な酵素「DNAジャイレース」に作用します。
この酵素が正常に働けないようにすることによって、細菌のタンパク質合成を阻害し、増殖を抑えます。 増殖を阻害することで、細菌の代謝の崩壊を引き起こし、抗菌作用をあらわします。 シプロフロキサシンは、この働きにより、さまざまな殺菌性の症状を改善してくれるのです。
シプロフロキサシン点眼薬の副作用
- 主な副作用
- かゆみ
- めまい
- 頭痛
- 吐き気
- 眼内異物感など
点眼薬ですので副作用は滅多に起こりませんが、目に異常を感じた場合は、医師にご相談ください。
- 稀な副作用
- 振戦
- 口内炎
- 腹痛
- 白血球減少
- 赤血球減少
- 重い皮膚・粘膜障害や間質性肺炎
- アレルギーによるショック症状など
上記のような副作用が起こることはほとんどありませんが、異常を感じた場合は、ただちに使用を中止して、医師にご相談ください。
シプロフロキサシン点眼薬の注意事項
- 慎重投与
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次の人は、服用に注意する必要があります。
- 腎障害がある人
- てんかんの人
- 妊娠中、もしくは妊娠の可能性がある人
- 授乳中の人
- 服用してはいけない人
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次の人は、この薬を使用することはできません。
- 有効成分に対し、アレルギーのある人
- 循環器障害で治療中の人
- 呼吸器や皮膚、消化器に障害のある人
- 併用禁忌薬
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次の薬と合わせての使用は避けてください。
- ケトプロフェン
- チザニン塩酸塩
- チザニジン
- ・直射日光を避けて室温で保管してください。
- 冷蔵庫に保管する必要はありませんが、高温多湿の場所には保管しないでください。
- ・小さなお子様の手の届かない所に保管してください。
- お子様が誤って服用することのないよう十分注意して保管してください。
参考サイト
このページの詳細は、下記サイトを参考にさせて頂いております。
薬ストアでは正確な情報提供を努めておりますが、情報の正確性および完全性を保証するものではございませんので、あらかじめご了承ください。
- 【医薬品情報サイト】
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日本医薬情報センター
安全性および有効性を中心とした医薬品情報の提供を行う一般財団法人のサイトです。
医薬品に関する国内外の情報を迅速かつ公正に整理・分析し速やかに情報提供することによって、国民の健康や医療の向上に貢献しています。
サイト内には国内の医薬文献情報と医薬品添付文書情報がデータベースにまとめられており、添付文書や治験など各段階における医薬品情報が検索できます。 -
KEGG
日本医薬情報センター(JAPIC)から提供された医薬品の添付文書や、国内では販売されていないアメリカの医薬品の添付文書も確認できるサイトです。
薬の一般名や有効成分、会社名、JAPIC IDなど複数の項目から検索可能です。 - 【行政機関サイト】
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厚生労働省
生活の保障や経済発展のため、国民の健康や子育て、社会福祉、介護、雇用・労働、年金に関する政策を所管している国の行政機関のサイトです。
医療保険制度の制定も担い、海外医薬品の輸入に関する規則や検査も行っています。
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- 医薬品等の個人輸入について詳しくはこちら
- 厚生労働省-医薬品等の個人輸入について