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ビサコジルタブレットについて
- 胃や腸への刺激を抑えお腹が痛くなりにくい!効き目もマイルドな大腸刺激性便秘薬
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- 有効成分ビサコジルを配合したタブレットタイプの内服薬です
- 従来の便秘薬よりも身体への負担が抑えられ飲みやすいお薬です
- 大腸内の水分量を増やし便を軟化させ、スムーズな排便を促します
ビサコジルタブレットの有効成分
- ビサコジル
ビサコジルタブレットの適応症
- 便秘
ビサコジルタブレットは、インドの製薬会社であるKemwell Biopharma社が製造する便秘の治療薬です。
有効成分であるビサコジルは日本製の便秘薬にも含まれる大腸刺激性下剤で、腸の蠕動運動を起こし自然な排便を促します。また腸内の水分の吸収を抑制し、便を柔らかくする作用も持っています。
ビサコジルタブレットは坐剤ではなく内服薬であり、直腸への坐剤挿入が苦手だという方も簡単にお使いいただける便秘薬です。
ビサコジルタブレットの特徴
ビサコジルタブレットの一番の特徴は、日本においては主に坐剤として使用されているビサコジルを内服薬としてタブレットにしている点です。
通常ビサコジルの坐剤タイプのものは、直腸に挿入後15~60分程で効果が現れ始める即効性が特徴です。これは今すぐすっきりしたいという方や、服薬が難しいお子さんや高齢者の方にとっては大きなメリットだと言えます。しかし短時間で強い便意をもよおすため、トイレにすぐ行ける時間と場所を確保した上で使用タイミングを計らなければならないという注意点もあります。
一方でビサコジルタブレットは内服タイプであるため、就寝前に服用して翌朝効果が現れる時間的な猶予が得られます。
さらに錠剤の服用数を増減することで、用量の調節も簡単です。体質や年齢、症状の度合いに合わせて用量を変えられるため、耐性が形成されないようコントロールすることができます。
従来の刺激性下剤より身体への負担が小さく済みます
一般に刺激性下剤と言われる便秘薬は、その有効成分と作用機序の違いによって大きく三つに分けられます。最も効果が強い生薬系成分のアントラキノン系、有効成分フェノバリンを含むフェノールフタレイン系、そしてビサコジルタブレットをはじめとするジフェニルメタン系の三種類です。
ビサコジルタブレットは、従来のアントラキノン系、フェノールフタレイン系便秘薬と比べて新しい刺激性下剤になります。胃や小腸で分解されることがなく、大腸の細菌が持つ酵素によって加水分解され蠕動運動を促します。
またジフェニルメタン系であるビサコジルタブレットの最大のメリットと言えるのが、胃や腸への負担が比較的小さいという点です。従来の刺激性下剤の服用で排便前の腹痛に悩まされてきた方でも、穏やかな効き目で安心して服用いただけます。
大腸の中の水分量を増やし、便を出しやすくします
ビサコジルタブレットには蠕動運動の促進だけではなく、腸管における水分吸収の阻害作用もあります。 通常口から摂取された食べ物は、胃から腸へ移動する過程で消化され、食べ物に含まれる水分は主に大腸で吸収され最終的に便になります。便秘になると大腸の中で便の滞留時間が長くなり、その分水分がどんどん吸収され続けることになり、便はどんどん固く小さくなっていきます。
本来であれば便が動くことで刺激を受け腸が活動し排便が促されますが、固く小さくなった便だとなかなか腸が刺激されないという悪循環にも陥りがちです。
ビサコジルは大腸の粘膜に作用し、水分が吸収され過ぎるのを抑制します。これにより、便が固くなってしまうことを防ぎスムーズな排便を促すと共に、排便時の痛みや痔の予防にも効果的です。
ビサコジルタブレットの効果
- 効果・効能
- 便秘の改善
ビサコジルタブレットは大腸を直接刺激して蠕動運動を促し、慢性的な便秘症を改善します。 服用後6~11時間程で効果が現れ始めるため、就寝前の服用で翌朝の排便が期待できます。効き目も穏やかで、お腹が痛くなりにくいのが特徴です。
また排便が促され便秘が改善されることによって、便秘が原因の一つとなる痔や肌荒れ、食欲不振、腹部膨満感なども改善が期待できます。 有効成分のビサコジルは日本製の便秘薬にも使用されている成分で、どなたでも安心してお使いいただけます。
ビサコジルタブレットの服用方法
- 1回の用量
- 1~2錠(ビサコジルとして5~10mg)
- 服用のタイミング
- 就寝前
- 1日の服用回数
- 1回
- 服用する間隔
- 24時間
ビサコジルタブレットは、1日1回1錠もしくは2錠を就寝前にたっぷりの水かぬるま湯と一緒に服用してください。 ビサコジルタブレットは、連続服用すると耐性が形成され効果が得にくくなっていきます。連日高用量を服用することは避け、症状に合った用量を調節しながら慎重に服用するようにしましょう。
服用時の注意
ビサコジルタブレットを服用中は、他の瀉下薬を併用しないでください。また1錠(ビサコジルとして5mg)から服用を開始し、年齢や症状に応じて用量を増減するようにしてください。
ビサコジルタブレットは食事やアルコールの影響をほとんど受けないとされていますが、胃薬や牛乳を飲んで1時間以内に服用しないようにしましょう。多くの胃薬に含まれている制酸剤や牛乳により有効成分が胃で溶解してしまい、十分な効果が発揮されない場合があります。
またビサコジルタブレットは口内で噛み砕いたりつぶしたりせず、そのまま飲みこんで服用するようにしましょう。それにより有効成分が胃粘膜に刺激を与えることなく腸内で溶け、効率良く排便促進作用が得られます。
ビサコジルタブレットの有効成分について
ビサコジルが副交感神経に作用し腸の蠕動運動を促します
ビサコジルタブレットの有効成分であるビサコジルは、大腸刺激性下剤と呼ばれる成分です。 そもそも排便は、腸が伸長と収縮を繰り返して便を身体の外に排出しようとする蠕動運動と言われる動きによって起こります。
ビサコジルは腸の粘膜に存在する副交感神経の末端に作用し、蠕動運動を活発にします。 またビサコジルのもう一つの作用が、腸管からの水分の吸収阻害作用です。この作用により便が固くなるのを抑え、スムーズな排泄が促されます。
ビサコジルタブレットの副作用
- 主な副作用
- 直腸刺激感
- 腹部不快感
- 腹痛など
有効成分であるビサコジルの腸刺激作用により、直接腸に刺激を感じたり腹部に不快感が起こったりする場合があります。これらの軽微な副作用症状は、排便と共におさまっていくことがほとんどですが、長時間症状が続く時や悪化する時は医師か薬剤師にご相談ください。
- 稀な副作用
- 一過性血圧低下
- 蒼白
- 発汗
- 冷感など
ごく稀ですが、ビサコジルタブレットの服用によって一時的な血圧の低下や、発汗、冷感などのショック様症状が現れることがあります。身体に異常を感じた際は、一旦ビサコジルタブレットの服用を中止し、医師の診察を受けるようにしましょう。
ビサコジルタブレットの注意事項
- 慎重投与
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次の人は、服用に注意する必要があります。
- 妊娠中またはその可能性のある人
- 65歳以上の高齢者
- 服用してはいけない人
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次の人は、この薬を使用することはできません。
- 急性腹症(急性虫垂炎、腸閉塞、消化管穿孔など)が疑われる人
- 痙攣性便秘の人
- 重症の硬結便のある人
- 併用禁忌薬
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- 特に報告されていません