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アカンプロサートについて
- 神経興奮を抑え飲みたい気持ちが起こらなくなる!断酒補助薬レグテクトのジェネリック
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- 「飲みたい」という気持ちを抑制する断酒補助薬です
- 神経に働きかけて脳の興奮を鎮め、飲酒欲求を自然に抑制します
- 抗酒・嫌酒薬を用いた治療法よりも心身への負担を軽減できます
アカンプロサートの有効成分
- アカンプロサートカルシウム
アカンプロサートの適応症
- アルコール依存症
アカンプロサートは、インドの製薬会社であるインタスファーマ社が製造するアルコール依存症治療薬で、レグテクトのジェネリックです。
インタスファーマ社は1984年に創業した老舗製薬企業で、現在世界85ヵ国以上で医薬品事業を展開しています。
アカンプロサートの服用により飲酒したいという欲求自体が起こらなくなるため、心身への負担を小さく抑えてアルコール依存症の治療を行うことができます。
アカンプロサートの特徴
アカンプロサートの一番の特徴は、アルコール依存症治療薬の中でも断酒補助薬というものに分類されている点です。
アルコール依存症治療薬には、抗酒薬・嫌酒薬と呼ばれるものと、断酒補助薬と呼ばれるものが存在します。アルコールの代謝を阻害して頭痛や吐き気などの不快症状をあえて起こし、お酒を飲みたくなくなるようにさせるのが抗酒薬・嫌酒薬です。
一方、脳の神経に働きかけて「お酒を飲みたい」という欲求そのものを減退させるのが、アカンプロサートを含む断酒補助薬となります。つまりアカンプロサートによって飲酒欲求は起こらなくなりますが、仮に服用後に飲酒しても身体への医科学的な影響は一切ないということです。
そのためアカンプロサートは、アルコール依存症であるという自覚があり、何としても断酒したいという意思をはっきりと持っている方に向いている治療薬だと言えます。
飲酒欲求がなくても惰性的に飲酒してしまいそうだという方や、会食や宴席の場に呼ばれる機会が多く飲酒の誘惑に勝つ自信がないという方には、医師へ相談の上抗酒薬・嫌酒薬の服用がおすすめです。
アルコール依存を引き起こす脳の神経に作用し飲酒欲求を抑えます
アルコール依存症とは、摂取してはいけないと分かっているのにアルコール摂取がやめられないという薬物依存の一種です。かつて、アルコール依存症は飲酒を止められない意思の弱さや倫理観の欠如が原因とされ、依存から抜け出せない本人に問題があるという考え方が一般的でした。
しかし現在は、習慣的な飲酒によって徐々に耐性が形成され心身ともに依存し、自らの意思では飲酒をコントロールできなくなってしまう精神障害として治療が必要であるということが広く理解されるようになっています。
アルコール依存症の原因となるのが、脳の中枢神経に存在するグルタミン酸作動神経です。グルタミン酸は興奮性の神経伝達物質であり、受容体に結合することで神経興奮が伝達されます。アルコール依存症の人の脳内では、大量の飲酒を何度も繰り返したことにより神経系のバランスが崩れ、常に興奮性のグルタミン酸作動神経が優位の状態になっています。
アカンプロサートは、この興奮性神経伝達物質であるグルタミン酸の受容体を阻害するお薬です。飲酒欲求を引き起こす脳にアプローチして、アルコール依存症を改善します。
抗酒薬・嫌酒薬と比べ心身への負担が軽く治療継続しやすいお薬です
従来アルコール依存症治療のために処方されてきたシアナミドに代表される抗酒薬は、アルコールと併用することで強烈な不快症状を起こすことで改善を促す治療薬です。抗酒薬とアルコールを同時に摂取すると、吐き気や頭痛などかなりひどい症状として現れるため、服用するとそれを回避するために断酒が継続しやすくなるという仕組みです。
しかし当然併用した時の身体への負担は大きく、さらに飲酒欲求が消えるわけではないため「飲みたいが飲めない」という苦しさを味わうことになってしまいます。
アカンプロサートは飲みたいという気持ち自体を抑制するため、ストレスやフラストレーションをあまり感じることなく断酒に取り組むことが可能です。
アカンプロサートの効果
- 効果・効能
- アルコール依存症患者における断酒維持の補助
アカンプロサートは、アルコール依存症の人が断酒を継続できるように補助してくれる治療薬です。 アカンプロサートの服用により飲まずにいられないという渇望が抑制され、断酒をサポートしてくれます。臨床試験においても、アカンプロサートが飲酒欲求及び飲酒頻度の抑制と断酒率を向上させる効果があることが実証されています。
ただし毎食後に服用する必要があり、治療期間もある程度長期に渡ります。さらに、治療薬を服用して断酒したいという本人の意思と、飲酒させない環境作りなど周囲の協力も必要です。アカンプロサートは飲酒欲求の抑制に効果がある治療薬ですが、まずは断酒を維持したいという積極的な姿勢がスタートになります。
またアカンプロサートはアルコール依存症の治療薬であり、急性期のアルコール中毒の解毒薬ではありません。服用に際して疑問がある場合は、医師か薬剤師にご相談ください。
アカンプロサートの服用方法
- 1回の用量
- 2錠(アカンプロサートカルシウムとして666mg)
- 服用のタイミング
- 食後
- 1日の服用回数
- 3回
- 服用する間隔
- 4~8時間
アカンプロサートは、1日3回2錠ずつをたっぷりの水かぬるま湯で服用しましょう。服用は必ず食後に行ってください。
アカンプロサートの錠剤は、腸溶性のフィルムでコーティングされています。そのため口内でなめたり噛み砕いたり割ったりすることのないようにしましょう。
服用時の注意
アカンプロサートの有効成分であるアカンプロサートカルシウムは、その吸収に関して食事の影響を受けやすい成分です。アカンプロサートを空腹時に服用すると、有効成分の血中濃度が高くなり過ぎる恐れがあります。有効性と安全性についても食後の服用においてのみ確認されているため、必ず食後に服用するようにしましょう。
通常の服用タイミングに飲み忘れてしまった際は、飲み忘れに気付いた時点でなるべく早く1錠を服用し、次のタイミングからはまた同じように毎食後の服用を再開してください。飲み忘れがあっても、2錠をまとめて服用することはしないようにしましょう。
またアカンプロサートの服用期間は、原則24週間までとしてください。服用の継続が必要であると判断された場合は延長も可能ですが、経過を観察し定期的に継続の可否について検討する必要があります。24週間以上の服用の継続については、医師か薬剤師に相談するようにしましょう。
アカンプロサートの有効成分について
アカンプロサートカルシウムが興奮性神経の活動を抑制します
アルコール依存症の飲酒欲求の根源は、中枢神経における興奮性神経の一つであるグルタミン酸作動神経の活動亢進です。アルコール依存症においては、長期間に渡りアルコールを摂取し続けたことでこの興奮性神経が恒常的に亢進している状態になります。
実は詳しいメカニズムについてはまだ分かっていませんが、アカンプロサートカルシウムはこのグルタミン酸作動神経の活動を抑制することで飲酒欲求を抑えると考えられています。
アカンプロサートの副作用
- 主な副作用
- 下痢
- 便秘
- 吐き気
- むくみ
- 眠気
- 頭痛
- 腹部膨満感など
アカンプロサートの服用によって、下痢や便秘、吐き気などの消化器系症状を中心とした軽微な副作用が現れることがあります。有効成分が代謝されると共にこれらの副作用症状もおさまっていくことがほとんどですが、万一長時間症状が続いたり悪化したりした時は医師か薬剤師にご相談ください。
- 稀な副作用
- じんましん
- 発疹
- 口内炎
- 息切れ
- 性欲減退
- 勃起不全など
頻度としては稀ですが、じんましんや発疹などの皮膚症状が現れたり血管浮腫が起こったりすることがあります。服用中身体の異常を感じた時はアカンプロサートの服用を中止し、すみやかに医師の診察を受けるようにしましょう。
アカンプロサートの注意事項
- 慎重投与
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次の人は、服用に注意する必要があります。
- 自殺念慮または自殺企図の既往歴がある人、及び自殺念慮のある人
- 軽度または中等度の腎機能障害のある人
- 重度の肝機能障害のある人
- 妊娠中の人及びその可能性がある人
- 授乳中の人
- 65歳以上の高齢者
- 服用してはいけない人
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次の人は、この薬を使用することはできません。
- アカンプロサートカルシウムに過敏症の既往歴がある人
- 重度の腎機能障害のある人
- 併用禁忌薬
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- 特に報告されていません
- ・直射日光を避けて室温で保管してください。
- 冷蔵庫に保管する必要はありませんが、高温多湿の場所には保管しないでください。
- ・小さなお子様の手の届かない所に保管してください。
- お子様が誤って服用することのないよう十分注意して保管してください。
参考サイト
このページの詳細は、下記サイトを参考にさせて頂いております。
薬ストアでは正確な情報提供を努めておりますが、情報の正確性および完全性を保証するものではございませんので、あらかじめご了承ください。
- 【医薬品情報サイト】
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日本医薬情報センター
安全性および有効性を中心とした医薬品情報の提供を行う一般財団法人のサイトです。
医薬品に関する国内外の情報を迅速かつ公正に整理・分析し速やかに情報提供することによって、国民の健康や医療の向上に貢献しています。
サイト内には国内の医薬文献情報と医薬品添付文書情報がデータベースにまとめられており、添付文書や治験など各段階における医薬品情報が検索できます。 -
KEGG
日本医薬情報センター(JAPIC)から提供された医薬品の添付文書や、国内では販売されていないアメリカの医薬品の添付文書も確認できるサイトです。
薬の一般名や有効成分、会社名、JAPIC IDなど複数の項目から検索可能です。 - 【行政機関サイト】
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厚生労働省
生活の保障や経済発展のため、国民の健康や子育て、社会福祉、介護、雇用・労働、年金に関する政策を所管している国の行政機関のサイトです。
医療保険制度の制定も担い、海外医薬品の輸入に関する規則や検査も行っています。
医薬品等の通販・個人輸入について
医薬品等の個人輸入については、日本の薬機法(旧薬事法)により規制があります。
一般の個人が自分で使用するための購入のみ認められており、「代理で通販購入する」「購入後に第三者への譲渡する」などの行為は禁じられています。
ご注文者ご本人が、個人で使用する分を購入可能数量の範囲内でご注文ください。
- 医薬品等の個人輸入について詳しくはこちら
- 厚生労働省-医薬品等の個人輸入について
アカンプロサートの口コミ
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男性 55長年の飲酒癖がたたってここ数年膵炎を繰り返しており、入院経験もあります。ただ病院に通うのがだんだんめんどくさくなり、また飲むようになってという生活でした。通院の手間が省けるという理由でアカンプロサートを購入しましたが、今のところ順調です。これからも続けます。
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男性 41毎日痛飲が続き、アルコールが抜けるとまた飲みたくなる、という繰り返しでした。このままではまずいと妻に教えられて飲み始めたのですが、二週間ほどで飲みたいという気持ちが起こらなくなり大変驚きました。続けることが大事だと思うので、これからも継続予定です。