コダカラン（排卵誘発剤）

コダカランについて

日本向けに開発された安心の排卵誘発剤！不妊症にも効くクロミッドのジェネリック

• 使用実績が豊富な有効成分クロミフェンを含む排卵障害の第一選択薬です
• マイルドな作用で副作用が起こりにくく使いやすい排卵誘発剤です
• 日本人スタッフが監修し、日本向けに開発されたジェネリック薬です

コダカランの有効成分

コダカランの適応症

コダカランは、インドの製薬会社であるレクメズ社が製造する排卵誘発剤で、クロミッドのジェネリックです。
有効成分であるクロミフェンは高い排卵率を誇り、排卵後の妊娠率も25～30%とされています。
クロミフェンは無月経や生理不順、排卵障害の治療薬としてだけでなく、不妊症の治療薬としても第一選択薬として広く処方されている成分です。

コダカランの特徴

コダカランの一番の特徴は、排卵障害の治療薬として使用実績が非常に豊富な先発薬・クロミッドと有効成分を同じくするジェネリック薬であるという点です。

コダカランの有効成分であるクロミフェンは1961年にアメリカで開発され、現在に至るまで排卵障害の治療において第一選択薬として処方されてきました。その排卵率は70%以上とされ、排卵後の妊娠率に関しても25～30%と高い確率となっています。

また、コダカランは半世紀以上にわたる実績がある有効成分を含んでいながら、先発薬であるクロミッドの1/3～1/4程度の価格で購入ができるコストパフォーマンスの良さも特徴です。1錠あたり100円以下で購入することができます。

病院を受診し排卵誘発剤を処方されたものの妊娠に至らず、もう少しコストを抑えて治療を継続したいという方におすすめの排卵誘発剤となっています。

排卵誘発剤の中では比較的副作用が少なく、使いやすいお薬です

一般に排卵誘発剤の副作用として、吐き気や腹部膨満感などの症状が現れることがありますが、コダカランは比較的副作用が起こりにくいお薬です。そのため、初めて排卵誘発剤を服用する方にも向いています。

唯一、コダカランで注意すべき副作用症状としては、子宮内膜が薄くなるというものが挙げられます。これはコダカランの有効成分であるクロミフェンが、エストロゲンの代わりに視床下部のエストロゲン受容体に結合するために起こります。クロミフェンにエストロゲンのような子宮内膜を厚くする作用はないため、継続的な服用によって子宮内膜が薄くなってしまう可能性があるのです。

しかしこのような症状は、あくまで何周期も継続して服用している場合にその可能性が高まるというものであり、休薬や一時的な他の排卵誘発剤への変更などで避けることができます。休薬や治療薬の変更に際しては、医師か薬剤師に相談の上進めるようにしましょう。

開発に日本人が携わっており、初めての方も安心して服用いただけます

コダカランの製造元であるレクメズ社は、2013年にインドでスマートメディサイエンス社として創業した比較的新しい製薬会社です。その後2019年に現在のレクメズ社に社名変更し、今に至っています。

レクメズ社は、輸出相手国に合わせた製品開発を行うという特徴を持っており、日本向けの製品には日本人スタッフが監修に携わっています。欧米人とは標準的な体型も体質も異なる日本人に合った処方に基づいて開発されているため、体質に合わず効果が強く出過ぎたり副作用症状が重かったりといったリスクが小さいと言えます。

また海外製のジェネリック薬は、商品説明や用法・用量の記載が外国語で書かれているものが多く、特に初めて海外製ジェネリックを試す方にとってはそのことが不安材料の一つとなる場合があります。

しかしコダカランはカタカナ表記のパッケージとなっているため、海外製のジェネリック薬は説明書が外国語表記で分かりづらいとお悩みの方でも安心してお使いいただけます。

コダカランの効果

効果・効能

排卵障害に基づく不妊症の排卵誘発

コダカランは、排卵が起こらず月経が3ヶ月以上停止してしまっている無月経、月経が遅れがちになる稀発月経、排卵が起きていないのにも関わらず頻繁に出血がある無排卵性出血など、不妊症の原因となる排卵障害を改善します。

通常コダカランを5日間服用した後、その7～10日後に排卵が起こります。基礎体温が急激に下がった日の前後2～3日で排卵が起こるため、コダカランを服用前少なくとも1か月間及び服用中は、基礎体温を記録し経過を観察するようにしましょう。

またコダカランの長期的な継続服用によって、子宮内膜が薄くなるなどの症状が出てくる恐れがあり、かえって妊娠に良くない影響を与えてしまう可能性があります。コダカランの継続服用は6か月以内にとどめ、継続に際しては必ず医師か薬剤師にご相談ください。

コダカランの服用方法

1回の用量

1錠（クロミフェンとして50mg）

服用のタイミング

毎日定時

1日の服用回数

1回

服用する間隔

24時間

コダカランは、生理開始日から数えて3～5日目から服用を開始します。服用開始を第一クールとして、1日1回1錠（クロミフェンとして50mg）を5日間、毎日決まった時間にたっぷりの水かぬるま湯と一緒に服用してください。

無効の場合、次クールは1日2錠（クロミフェンとして100mg）に増量して5日間同様に服用してください。

服用時の注意

コダカランの副作用として、視界に霧がかかったように見える霧視などの視覚症状が現れる場合があります。コダカランを服用中は、自動車の運転や危険作業などを行わないようにしましょう。

コダカランはヒトの胎児への安全性が確立されていないため、妊娠中の服用が禁止されています。妊娠初期に誤ってコダカランを服用することがないよう、服用前少なくとも1か月間と服用中は必ず基礎体温を記録してください。服用後に基礎体温の上昇が見られた場合はただちに服用を中止し、医師の診察を受け妊娠の有無を確認するようにしましょう。

またコダカランによる卵巣過剰刺激の結果として、多胎妊娠の可能性があります。もしコダカランを3クール服用しても妊娠が確認されない場合は、服用を中止してください。

コダカランの有効成分について

クロミフェンが視床下部を刺激しホルモンの放出から排卵を誘発します

排卵の起点となるのは、脳の視床下部です。ここから放出されたGn-RH（性腺刺激ホルモン放出ホルモン）が下垂体に作用し、さらに下垂体から放出されたFSH（卵胞刺激ホルモン）とLH（黄体形成ホルモン）が卵巣を刺激することで排卵が起こります。

コダカランの有効成分であるクロミフェンは、女性ホルモンであるエストロゲンの代わりに視床下部の受容体に結合するため、視床下部はエストロゲンが少なくなっていると勘違いを起こすのです。その結果視床下部からのGn-RH放出が促され、最終的には排卵のため複数の卵胞が育てられていきます。そのためコダカランを服用した結果妊娠した場合、多胎率が4～5%になるとされています。

コダカランの副作用

主な副作用

吐き気

頭痛

ほてり

いらいら

倦怠感

下腹部膨満感など

コダカランの服用により、吐き気や頭痛、ほてりなどの軽微な副作用症状が現れることがあります。それらの症状は時間の経過と共におさまっていくことがほとんどですが、症状が長時間続く時や悪化した時は、コダカランの服用を中止し医師か薬剤師にご相談ください。

稀な副作用

卵巣過剰刺激症候群

虚血性視神経症

肝機能障害など

非常に稀ですが、コダカランの服用によって卵巣腫大や下腹部痛を伴う卵巣過剰刺激症候群や、虚血性視神経症のような視覚症状が現れる可能性があります。

身体に異常を感じた際はただちに服用を中止し、すみやかに医師の診察を受けるようにしましょう。

コダカランの注意事項

慎重投与

次の人は、服用に注意する必要があります。

• 子宮筋腫のある人
• 子宮内膜症のある人
• 乳がんの既往歴のある人
• 乳がん家族素因が強い人、乳房結節のある人、乳腺症の人または乳房レントゲン写真に以上が見られた人
• 肝障害、肝疾患の既往歴がある人
• 多嚢胞性卵巣のある人
• 未治療の子宮内膜増殖症のある人

服用してはいけない人

次の人は、この薬を使用することはできません。

• 乳がん、子宮がん、卵巣がんなどエストロゲン依存性悪性腫瘍の人
• 卵巣腫瘍及び多嚢胞性卵巣症候群を原因としない卵巣腫大のある人
• クロミフェンに過敏症の既往歴がある人
• 肝障害または肝疾患のある人
• 妊娠中の人またはその可能性のある人

併用禁忌薬

• 特に報告されていません

コダカラン（排卵誘発剤）の口コミ

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